TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

こんにちは、レポーターのNiinaです!

7月23日、東京2020オリンピック競技大会が開催されて1年を記念したイベント「東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念セレモニー」を取材しました。

今回は、東京2020パラリンピック競技大会の開催1周年を記念したイベントを取材するため、ここ有明アリーナにやってきました!

有明アリーナと言えば、東京パラリンピックの車いすバスケットボールの競技会場でしたよね。

1年前、無観客で試合が行われた会場で、ようやく車いすバスケットボールの試合を観戦することの出来るイベントなんです。

先ずは、車いすバスケットボールの国際エキシビションマッチ、女子の日本代表とスペイン代表の試合からご紹介します。

とっても綺麗で、大きな有明アリーナ!

アリーナをぐるっと一周できる通路を通ってコートサイドに降りると、観客席がとても近いです。これならば、選手の息づかいも聞こえてきそうです。

一方、上を向くと開放感溢れる高い天井に、今回のイベント「TOKYO2020パラリンピック1周年」のロゴが大きく映し出されています。これって、映像なんですね!四方がビジョンで覆われた巨大な箱が宙に浮いているみたいです。

会場では日本、スペイン両国の選手達が試合前の練習を行っていました。

ダッシュ、急停止、転回と、とても繊細で素早い動きにびっくりです!

ゴールポストの高さは通常のバスケットボールの試合と同じ高さなので、すごく上に向かってシュートを打たないと入らないと思うのですが、皆さんどんどんゴールにボールを投げ入れていきます。

バスケットボールのシュートは、下半身と上半身の力を使ってシュートを打ちますよね?でも、車いすは下半身の力が上手く使えないとも思うのですが、当たり前のようにシュートを入れる様子に思わず魅入ってしまいました。

映像やPOPな音楽に合わせた、車いすバスケットボール競技デモンストレーションや、合唱などのパフォーマンスで会場が盛り上がっていきます。

そして、華麗な選手入場を終えて、いよいよ試合開始です!

日本代表とスペイン代表の真剣勝負!

目まぐるしい攻防と点の取り合いは、観ていて興奮します。会場の観客もハリセンを叩いて選手達を鼓舞します。

日本代表の北田千尋主将が、試合後に「見たかった光景での試合」と表現された様に、選手と観客が一体となった時間があっという間に過ぎていきました。

スペイン代表ベンチに近い場所での取材でしたので、ハーフタイム中の選手の息遣いや、ヘッドコーチの指示も良く聞こえました!(スペイン語で内容はわかりませんけど・・・)

手を振って応援していたら、アルムデナ・モンティエルコルティホ選手(写真左)が気が付いてくれて・・・

隣にいたサラ・レブエルタガルシア選手(写真中央)と、ロウルデス・オルテガリコ選手(写真右)まで手を振って応えてくれました!

TOKYO2020 パラリンピアン3名の記念撮影が出来てしまいました。感激です!

試合は後半、着実にゴールを決め続けたスペイン代表が、60-47で勝利しました。

しかし、この一戦は勝敗を超え、選手と観客が心からパラスポーツを楽しむ素晴らしい雰囲気を創り出した、とても価値ある戦いであったと思います。

試合後は、日本・スペイン両国の選手達が子ども達に車いすバスケットボールを教えるイベントも行われ、ようやく選手との交流も実現しました!

子ども達は慣れない競技用車いすに悪戦苦闘しながら、とても嬉しそうな表情で良好選手との交流を楽しんでいました。

時間を空け、次は男子車いすバスケットボールの取材です!

男子は、日本人選手がTEAM WHITEとTEAM BLACKに分かれてのドリームマッチ!代表戦も白熱しますが、日本のオールスターで戦うこの一戦も楽しみです。

こちらも試合前の練習から取材。先ほどは女子の車いすを操るテクニックに驚きましたが、男子は更に動きが速くてパワフル。

身体の大きな選手が多く、車いすが近くを通るたびに「シューッ」という風切り音まで聞こえます。

この試合前には、主催者の小池百合子東京都知事、森和之JPC会長、橋本聖子元東京2020組織委員会会長、アンドリュー・パーソンズ IPC 会長などが、本イベントが更なるパラスポーツの発展の契機になることを期待するスピーチがありました。

また、国際パラリンピック委員会特別親善大使の稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんも登場し、会場はドリームマッチに向けて最高の盛り上がりになってきました。

いよいよ試合開始。

TOKYO2020で、日本史上初の銀メダルを獲得したTEAM Japanが二手に分かれて戦う姿は圧巻です!

TOKYO2020でMVPに選出された、鳥海連志選手を始めとする日本代表選手と国内のトップ選手がぶつかる迫力は想像以上でした。

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn