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Journal-ONE | 陸上 やり投げ 日本代表の北口榛花がブタペスト世界選手権で金メダル-児玉育美撮影
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その後は、複数種目で国内外を飛び回って転戦しながら地力を高め、昨年には、ブダペスト世界選手権5000mで8位入賞を果たすと、自己記録をワールドクラスの14分29秒18(=日本記録)まで引き上げ、ダイヤモンドリーグをはじめとする国際大会でも知られるランナーへと成長した。

Journal-ONE | パリオリンピックの女子で1500mと5000mに出場する田中希実-児玉育美撮影

女子で1500mと5000mで入賞が期待される田中希実-児玉育美撮影

常に高い目標を掲げて、それゆえに迷いや不安に苦しみながらも、しっかりと向き合うことで着実に歩みを進めてきた選手。パリ五輪では、1500mは3分55秒、5000mは14秒20秒をターゲットとして、さらなる進化を狙う。実現すれば、もちろん両種目で、大幅に日本記録を塗り替えることになる。

なるか、2大会連続入賞:男子3000m障害・三浦龍司、走幅跳・橋岡優輝

田中と同様に東京五輪において、世界で戦うのは難しい思われていた種目で入賞を果たし、そこから一気に世界へと飛び立っていったのは、男子3000m障害の三浦龍司だ。19歳で臨んだ初の五輪で日本人初の7位に入賞。その後、ダイヤモンドリーグにも挑戦しながら、力をつけていった。

社会人1年目となった2023年シーズンは、ダイヤモンドリーグパリ大会で8分09秒91をマークし、自身が東京五輪で出した日本記録を更新。ブダペスト世界選手権では6位入賞を果たすなど、活躍の場を世界水準へと広げている。2大会連続入賞を期して臨むパリ五輪では、メダルも視野に入れながらの挑戦。上位でのラスト勝負に持ち込むことができれば、可能性は十分にある。

Journal-ONE | 東京2020で7位入賞した三浦龍司はパリオリンピックでそれ以上の成績を期待される-児玉育美撮影

東京2020男子3000m障害で7位入賞した三浦はパリオリンピックでそれ以上の成績を期待される-児玉育美撮影

男子走幅跳では、前回の東京五輪で6位入賞を果たした橋岡優輝が2大会連続での入賞に挑む。東京五輪後はケガに泣くことも多かった橋岡だが、じっくりと身体を鍛えるのと並行して、徹底してスピードを強化。高い助走スピードからの跳躍を目指す技術改良に取り組んでいる。

今季は3月の初戦で8m28をマークし、好調な滑りだしを見せたが、その後は、スピードと技術を噛み合わせるところでやや苦労し、ビッグジャンプの記録は残せていない。

Journal-ONE | パリオリンピック男子走り幅跳びの橋岡優輝に復活が期待-児玉育美撮影

男子走り幅跳びの橋岡優輝の復調なるか-児玉育美撮影

今季世界リストで比較するなら、自己記録の8m36(2021年)を更新できれば世界リスト6位に、日本記録(8m40)に並べば世界リスト3位タイに、目標に掲げている8m50に届けば世界リスト2位に浮上する。ばっちりとハマったジャンプを繰りだすことができるかどうかに注目だ。

“お家芸”復活へ:男子400mハードル・豊田兼

新鋭というところでは、男子400mハードルに出場する豊田兼も大注目の1人と言えよう。日本選手権では、日本人3人目の48秒切りとなる47秒99をマークして優勝し、父の母国であるフランスで開催される五輪切符を手に入れた。

400mのフラットレースで45秒57(今季日本リスト3位)の走力を有し、110mハードルでは、この種目の五輪参加標準記録(13秒28)に迫る13秒29の自己記録を持ち、昨年のワールドユニバーシティゲームズ(旧称:ユニバーシアード)で金メダルを獲得している選手。195cmという高身長の持ち主で、長い手足を存分に生かして、ハードル間のインターバルを序盤から無理せずともダイナミックに走っていけるところが大きな強みだ。

Journal-ONE | パリオリンピック男子400mハードルの豊田兼-児玉育美撮影

男子400mハードルの豊田兼は父の母国で表彰台を狙う-児玉育美撮影

ハイレベルなパフォーマンスで、一時期は”お家芸”とも称されたこの種目の日本記録は、世界選手権で2度の銅メダルを獲得(2001年・2003年)している為末大が、2001年に樹立した47秒89。

男子400mハードルは、世界的には一時期の停滞を経て、カールステン・ワーホルム(ノルウェー)が東京五輪を制した際に樹立した45秒94という途轍もない世界新記録が誕生して以降、急激に全体のレベルが上がっている。そのスピードレベルでのレースを、予選から経験することで、23年ぶりの日本記録更新、さらには日本人初となる五輪での決勝進出を実現させたい。

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