入賞の期待高まる男子走高跳&女子走幅跳
跳躍勢では、至近の世界選手権で2大会続けて入賞者を出している走高跳に、2022年オレゴン大会8位の真野友博と、2023年ブダペスト大会8位の赤松諒一が出場する。この種目は、前回の東京五輪で日本記録保持者(2m35)の戸邉直人が決勝進出を果たしている(13位)が、入賞が実現すれば、1936年ベルリン五輪以来の快挙となる。
走幅跳では、女子で代表となった秦澄美鈴にも期待したい。昨年7月にバンコク(タイ)で行われたアジア選手権で、7mに3cmと迫る6m97の日本記録を樹立している。今季は、6m71がシーズンベストだが、調子は順調に上がってきている状況。6m80~90台の跳躍を、予選・決勝で揃えることができれば、入賞の可能性は、ぐんと高まる。
女子跳躍種目で五輪入賞を果たした選手は、1992年バルセロナ大会の佐藤恵(走高跳7位)のみ。まずは、1960年ローマ大会以来となる決勝進出、そして、走幅跳では初となる入賞に挑んでいくことになる。
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