四国を元気に!プロジェクト しまなみ絶景サイクリング

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リエントリー(再出場)

ソフトボールの試合では、1979年の国際ルールの改正により「リエントリー(再出場)」が採用されました。

スターティングプレイヤーは、一旦試合から退いても、一度だけ再出場が認められるというものです。

再出場の場合は、自分の元の打順を引き継いだ選手と交代することが条件となり、それに違反し、相手チームから審判員に対してアピールがあると、その選手と監督にペナルティが課せられ、退場になります。

離塁アウト

打者がアウトになるルールは基本的に野球と同じですが、野球と異なるアウトに「離塁アウト」というものがあります。

ソフトボールでは、ピッチャーの手からボールが離れるまでは、塁を離れることが禁止されているため、いわゆる「リード」ができません。

もし塁を離れてしまった場合は、ランナーは即時にアウトになります。これが離塁アウトです。

スラップ

塁間の狭いソフトボールならではの打撃スタイルで、スラップとは左打者がバッターボックスの中で助走をつけて、バットに当たると同時に走り出すという打ち方です。

軽く当てて弱いゴロを打って内野安打を狙ったり、強く叩きつけて前進してきた内野の頭上を越えたりと、幅広い戦術をとることができるのが特徴です。

セーフティ警戒*の三塁手(サード)泣かせともいえる打法で、高い動体視力と安定した下半身が打者に求められます。

*セーフティ警戒とは…セーフティ(=セーフティバント)とは、自分自身がアウトにならずに1塁に出塁することを目的としているバントです。

ソフトボールは塁間が18.29mと短いこともあり、バントを三塁手(サード)が処理する方が早いので、投手の前や一塁手(ファースト)の前に転がった場合でも基本的にサードが打球を捕りに行きます。そのため、それを分かっている打者は、サードが捕りにくるギリギリのファースト方向に狙ってバントをします。そこは、野手が打球を追う上で一番時間のかかる位置であり、打者にとっては一番時間が稼げるからです。しかし、バッターがバントしてから動きだしてはアウトにすることが出来ないため、試合の状況や打順、相手の動きを見て予測し、警戒する必要があります。これが、サードがセーフティバントを警戒する理由です。

距離が狭いソフトボールならではの戦術と言えるでしょう。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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