四国を元気に!プロジェクト しまなみ絶景サイクリング

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JournalーONE | ラグビー日本代表はパシフィックネーションズカップ2024での優勝を狙う-斉藤健仁撮影
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JournalーONE | ラグビー日本代表はパシフィックネーションズカップ2024に20歳の新星・矢崎由高(早稲田大)を招集-斉藤健仁撮影

日本代表、20歳の新星・矢崎由高-斉藤健仁撮影

「ジャパンの才能を伸ばしていきたい。私が日本に戻ってきたメインの目的は外国人に頼らず、日本人の選手が活躍する場を作って若手を育成したい。高校、大学から若手選手を選び、チャンスを与えていき、外国人に頼らないラグビーを作っていきたい」とジョーンズHC。

キャプテンには34歳のベテラン立川理道を指名

そして、2015年のワールドカップを一緒に戦った、34歳のベテランのCTB(センター)立川(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)をPNCのキャプテンに指名した。その意図を「若いチームということを加味して、若手のロールモデルになってほしいと選んだ」。

JournalーONE | ラグビー日本代表はパシフィックネーションズカップ2024の主将に立川理道を指名-斉藤健仁撮影

34歳でキャプテンに指名された立川理道-斉藤健仁撮影

「56キャップを持っているし、スピアーズで優勝したキャプテンという経験もある。他の選手への態度も真摯に接していて、リスペクトしているし、厳しいことも要求できる。全身全霊でチームのためにやってくれるので、100%信頼している」と説明した。

JournalーONE | パシフィックネーションズカップ2024では不在となるラグビー日本代表のリーチマイケル-斉藤健仁撮影

PNCは不在となるリーチ マイケル-斉藤健仁撮影

「自分自身の成長にも良い機会だし楽しみ」と指揮官の依頼に即答したという立川キャプテンは、「PNCに向けて、6月から7月の5試合に出た課題を修正、クリアしながら成長していくいい機会。若い選手も多く、結果を残すことで、さらに成長できると思っているの、すごく楽しみだし、良い経験にしていきたい」と話した。

PNCに向けて取り組んでいることを聞かれて立川キャプテンは「ハンドリングエラー、セットプレーの安定性など、各ブロックで向上できている。試合に勝つには、大事な時間帯でのプレー選択や、ペナルティも大事になってくるが、経験を積んでいく中でクリアになっていく」。

「PNCで勝つためには今、自分たちがやっていることを信じることだと思う。FW、BKにリーダーがいるので、コミュニケーションしながらチームでやろうとしていることをドライブしていきたい」と意気込んだ。

“超速ラグビー”でパシフィックネーションズカップ制覇を狙う

プールBの初戦はアウェイでカナダ代表と対戦し、9月7日には熊谷でアメリカ代表と戦う。世界ランキング的にはともに格下だが、フィジカルに長けた両チーム。ジョーンズHCが掲げる「超速ラグビー」を見せて、スピードのあるアタックで相手を圧倒して自信をつけたいところだ。

準決勝に進出すれば、9月15日に東京でプールAのフィジー代表、トンガ代表、サモア代表のいずれかと対戦し、21日に決勝戦を迎える。いずれにせよアイランダーのチームもフィジカルやアタックに優れたチームであり、個々の選手も日本代表より大きな選手が揃う。

JournalーONE | ラグビー日本代表はパシフィックネーションズカップ2024での優勝を狙う-斉藤健仁撮影

PNCでの優勝を狙う日本代表-斉藤健仁撮影

カナダ代表戦以外はホームで戦うことができる日本代表としては、ジョーンズHCが掲げる、攻守に渡って集団的なスピードで戦う「超速ラグビー」にさらなる磨きを掛けて、全勝で優勝できるかどうかが焦点となろう。

秋にはニュージーランド代表”オールブラックス”、フランス代表、イングランド代表とのテストマッチも控えている。ここで立ち止まることはできない。”ブレイブロッサムズ”は大きく成長した姿を見せて、ホームのファンの前でPNCの頂点に立ちたい。

■記者プロフィール
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。2012年から2015年までエディー・ジャパン全54試合を現地で取材。ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「今こそ行きたい 欧州サッカースタジアム巡礼」(エクスナレッジ)など著書多数。
≫「X」アカウント
https://twitter.com/saitoh_k
アクセス
熊谷スポーツ文化公園ラグビー場
  • JR東京駅-上野・東京ライン(68分)-JR熊谷駅-バス(15分)-くまがやドームバス停-徒歩すぐ
Journal-ONE投稿記者-斉藤 健仁
取材・文:
斉藤 健仁( 日本 )
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