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JournalーONE | パリ五輪レスリング銅メダルの須﨑優衣が故郷・千葉県松戸市で街宣報告会-JournalーONE撮影
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無傷の対外国人連勝記録は “94”

2014年に国際大会デビュー。以降10年間で24大会連続優勝、対外国人との連勝記録は94、オリンピックパリ大会で唯一の2大会連続出場(女子レスリング)と、まさに「無敵」の強さを誇るアスリートといえば、皆さんもうお分かりだろう。

そのアスリートの名前は、須﨑 優衣選手。レスリング女子フリースタイル50kg級で世界ランキング1位(2024年7月時点)を誇るスーパーアスリートだ。

JournalーONE | パリ五輪銅メダリスト・レスリングの須﨑優衣選手選手が地元の千葉県松戸市で凱旋イベントーJournalーONE撮影

レスリングの須﨑優衣選手選手が地元の千葉県松戸市で凱旋イベントーJournalーONE撮影

オリンピック東京大会の開会式で、NBA(米プロバスケットボール)の八村 塁選手と共に日本選手団の旗手を務め、全試合を失点なしのテクニカルフォール勝ちという圧倒的な強さで金メダルを獲得し、日本中を熱狂させた。

今夏のオリンピックパリ大会でも銅メダルを獲得した須﨑選手は、千葉県松戸市の出身。小学校1年生から松戸ジュニアレスリングクラブでレスリングに打ち込み、松戸市立六実中学校に通っていたこともある須﨑さんを祝おうと、松戸市広報広聴課シティプロモーション担当室が中心となり催された “故郷凱旋” イベント。”松戸ファンフェスタ2024 inテラスモール松戸” には、約800名の市民が参加し須﨑選手との笑顔の交流を楽しんだ。

JournalーONE | パリ五輪銅メダリスト・レスリングの須﨑優衣選手選手が地元の千葉県松戸市で凱旋イベントーJournalーONE撮影

市民800人が集まった松戸市の会場ーJournalーONE撮影

音楽が会場の雰囲気を温める

須﨑 優衣選手登場を前に、集まった市民の皆さんはやや緊張の面持ち。それを予感していたか、イベントのトップバッターが音楽による交流で会場の雰囲気を温めた。

総勢25名、松戸市消防音楽隊が登場すると、その軽快な音色に集まった市民の皆さんはもちろん、買い物や映画鑑賞に来ていた来場者たちが足を止めて会場をのぞき込む。家族連れが多く集まる週末のショッピングモールの客層を考慮し、お子さんが知っている曲目を中心に披露する工夫がなされた演目に、市民の皆さんの顔も徐々にほころんでいくのが分かる。

演奏で来場者の気持ちを高めるだけでなく、”双方向” の企画も用意されていた。生演奏によるイントロクイズだ。”超イントロクイズ” という難問に笑いが起きる会場だが、ヒントで徐々にイントロフレーズが長くなってくると、子どもたちがわれ先にと手を挙げて盛り上がる。

同じ千葉県にある東京ディズニーリゾートに近いだけあり、ディズニーソングのイントロにはとりわけ素早く反応する子どもが多いことに驚く。それが分かっているのだろう、 ”ジャンボリーミッキー” の演奏時には、隊員が楽器を置いてダンサーに早変わりするクライマックスが用意されていた。手拍子や歓声で温まった会場は、素敵な音楽パフォーマンスのおかげで須﨑選手を迎える準備が整った。

パリオリパラで輝いた松戸市ゆかりの選手たち

人口50万人を超える松戸市では、老若男女を問わず様々なスポーツ競技が盛んだ。そういった環境から才能を開花させた須﨑 優衣選手はもちろん、多くの松戸市にゆかりのあるトップアスリートたちがオリンピック・パラリンピックパリ大会で躍動し、私たちに夢と感動を与えてくれた。

パラリンピックでは、車いすラグビーの羽賀 理之選手が金メダル。東京大会でも銅メダルに輝いた羽賀選手は、2大会連続の出場で日本車いすラグビー界初となる金メダル獲得に貢献した。

車いすラグビー日本選手権 | 密着取材に協力頂いた埼玉のAXEはが誇るパラリンピアン・岸光太郎選手、倉橋香衣選手、羽賀理之選手の笑顔-Journal-ONE撮影

オリンピックでは、陸上男子110mハードルの村竹ラシッド選手が日本人初の快挙。日本勢として同種目で初めて決勝に進出した村竹選手は、男子短距離個人種目として日本勢過去最高位となる5位入賞を果たした。

Journal-ONE | 男子110mハードルで日本人初5位入賞を果たした村竹ラシッド-児玉育美撮影

日本人初の5位入賞・男子110mハードルの村竹ラシッド-児玉育美撮影

これら松戸市ゆかりのアスリートたちを紹介しながら挨拶に立ったのは、本郷谷 健次松戸市長。流れるように選手たちを紹介していく市長の言葉に、頷いて聞いている来場者もいれば、イメージが湧かず不思議な顔で聞いている来場者もいた。こういった機会に、可視化できる “ゆかりのアスリート紹介” があれば、次のロサンゼルス大会に向けて地元の応援機運がより高まったに違いない。

オリンピック東京大会後も、”オリンピックレガシー” として日本全国でゆかりのアスリートを招いたイベントが多く開催され、金メダリストがバラエティ番組などに露出する機会も増えた。しかし、次のオリンピックパリ大会までその認知を広く維持できた選手は限られたアスリートのみだった。

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