アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

Journal-ONE | JDリーグ第11節 東海理化vsタカギ北九州 九州出身の田畑七海(東海理化)は地元九州で自身初完封勝利で今季2勝目を挙げる-JournalーONE撮影
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装い鮮やか!ピンクリボン月間で社会啓発

”ピンクリボン” とは、乳がんについての正しい知識を広め、乳がんの早期発見・早期治療の大切さを伝える活動の世界的なシンボルマーク。撲滅や検診・セルフチェックによる早期発見を推進・啓発する “ピンクリボン運動” の取り組みに賛同するJDリーグが、装い鮮やかにこの活動を社会啓発した。

例年、バッティンググローブやリストバンドなど、チーム、選手たちがそれぞれに趣向を凝らして鮮やかなピンクのグッズを身につけてプレー。観戦するファンにピンクリボンの活動を啓発していた。

これに加え、今年はさらに全16チームがピンク色の帽子に統一してプレー。審判員もピンクのシャツなどを着て、より啓発に趣向を凝らしている。

普段から、ギアや身につけるアイテムにこだわりがある選手たち。ピンクリボン月間をきっかけに、自分の推し選手 ”推しのソ” を見付け、その選手たちのお洒落やこだわりに注目して観戦するのも一興だ。

Journal-ONE | JDリーグ第11節 東海理化vsタカギ北九州 ピンクリボン月間でピンクのギアを身につける吉田菜々(東海理化)は地元九州で自身初完封勝利で今季2勝目を挙げる-JournalーONE撮影

アイブラックもピンクに塗り替える細かい工夫もーJournalーONE撮影

装いと共に光るプレーで好調の両チーム

プレーオフは逃したものの、それぞれが高い目標を掲げて好調を維持し続けるチームが対戦したこの試合。

北九州ラウンドのホストチーム、タカギ北九州ウォーターウェーブは後半戦開幕から負け無しの4連勝で好調を維持して地元に戻ってきた。

JR小倉駅から乗車したタクシーの運転手は、「今日は良い試合になりそうですね」とJDリーグ開催を心待ちにしていたと話す。西鉄ライオンズ(現、埼玉西武ライオンズ)が福岡をフランチャイズとしていた頃、「北九州市民球場で年間15試合はプロ野球の試合が開催されていた」と教えてくれた。

好調タカギの指揮官・来條監督もピンク帽で社会啓発ーJournalーONE撮影

今では年間3ラウンド、6日間で12試合行われるJDリーグの公式戦は北九州市民にとって、プロ野球に変わる楽しみになっているほどソフトボールが地域に根付いている。

プロ野球に勝るとも劣らず、熱く光るプレーをするJDリーガーたち。この試合で光ったのは、九州出身の “推しのソ” プレイヤーだった。

後半戦に調子を上げる両チーム

後半戦負け無しの4連勝で地元に凱旋したタカギは、通算成績を8勝14敗に押し上げ、西地区5位まで上がってきた。対する東海理化チェリーブロッサムズも通算成績は5勝17敗と西地区7位だが、こちらも後半に入り2勝3敗と勝率5割近くをキープ。前節の大垣ミナモ戦では、終盤に打線が爆発して勢い良く北九州に乗り込んできた。

後半戦に入り状態上向きの東海理化ーJournalーONE撮影

丹念にコーナーを付いて勝負する投手陣と、その打球を懸命に処理する野手陣。粘り強くボールを見極め、次の打者また次の打者に繋ぐバッティング。チームカラーが似た両チームの一戦は、緊張感ある投手戦となった。

好調タカギを支える先発の今村みなみーJournalーONE撮影

タカギの先発・今村 みなみはストライクゾーンにテンポ良くボールを投げ込み、投球術で相手打線を抑え込むタフネス右腕。立ち上がり、東海理化打線に1安打を許すも、4番・吉田 菜々選手に内角中心の真っ向勝負でねじ伏せた。

対する東海理化の先発は、”推しのソ田畑 七海。こちらも強気の投球が魅力の右腕だが、昨年は勝ち星に恵まれず悔しいルーキーイヤーを過ごした。今シーズンは、悲願の初勝利を挙げ九州に住むご両親が見守る前で力投を見せる。

Journal-ONE | JDリーグ第11節 東海理化vsタカギ北九州 九州出身の田畑七海(東海理化)は地元九州で自身初完封勝利で今季2勝目を挙げる-JournalーONE撮影

地元九州で自身初完封勝利を挙げた田畑七海(東海理化)-JournalーONE撮影

ワンチャンスを活かし伏兵が先制打

試合が動いたのは2回表の東海理化。前節で勝ち越し本塁打を放った5番の小西 彩未選手が死球で出塁すると、1死二塁と無安打でチャンスを広げる。ここで7番・小倉 美衣菜選手が、逆風を読んで前進していたレフトの頭上を越える先制適時二塁打を放ち、主導権を取ることに成功した。

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