モチベーション保ち最終節に臨む
女子ソフトボール “ニトリJDリーグ” の第13節は、2024シーズン最終節。静岡県掛川市にあるいこいの広場野球場で行われた “NECプラットフォームズレッドファルコンズ” と “デンソーブライトペガサス” の一戦。
東地区5位、6位とプレーオフ進出は叶わなかった両チームだが、来シーズンでのリベンジを胸に最後の最後までモチベーション高く試合に臨む。
NECプラットフォームズがホームで迎える最終節、連勝を祈り静岡県内からたくさんの応援団がやってきた。公式戦の開始に先立っては、隣接されたグラウンドで静岡県内の小学生女子ソフトボールチームが集まるエキシビジョンマッチを初開催。
JDリーガーを輩出している小学生女子ソフトボールチームに所属する選手たちは、大好きなソフトボールで汗を流した後、憧れの選手たちの生プレーに大きな歓声を上げていた。
また、NECプラットフォームズの選手たちがアンバサダーとなり、地元・掛川が誇る特産品や観光スポットを紹介する企画も始動。
そこで紹介された、掛川茶を使ったスイーツを提供する “matcha KINMIKURA” や、放し飼いされた100種類もの鳥たちとのふれ合いが人気の “掛川花鳥園” からはケープペンギンも応援に駆けつけた。
先制点をめぐり激しい攻防の序盤
地元・NECプラットフォームズの先発は、静岡県出身のご当地選手・山本 すみれ投手。1回表1死から、小島 あみ選手にに安打を許したものの、”推しのソ” 清原 奈侑捕手がレーザービームで盗塁を刺して三者凡退で立ち上がる。
対するデンソーの先発・坪野 美咲投手も、2死から清原選手に四球を許すと、4番の田立 梨子選手にも痛烈に一、二塁間を破る右前安打を浴びて得点圏に走者を背負う。さらに四球で2死満塁のピンチを背負ったが、6番・金井 亜茉音選手を二ゴロに打ち取り無得点。序盤から先制点をめぐる激しい攻防が展開された。
一発攻勢で優位に立ったのはNEC
試合が動かしたのは、2回裏のNECプラットフォームズの攻撃。1死から8番・原 日菜海選手が2-0のバッティングカウントで低めのボールを強振。
さらに4回裏、2死無走者とノーチャンスの気配漂う場面でNECプラットフォームズの “推しのソ“松本 沙耶選手が、3-