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日立サンディーバ JDリーグ 東地区初優勝ーJournal-ONE
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最終的には、東地区の投手成績としては坂本投手がリーグ2位の防御率で1.53を記録。打撃部門では藤森選手が打率.476という数字を残し首位打者に輝いた。

シーズン当初の心配を全く感じさせない活躍と結果が残せた理由を、Journal−ONEが特別インタビューで聞いた。

キャプテン2年目での初優勝-坂本 実桜投手

日立サンディーバ JDリーグ 東地区初優勝ーJournal-ONE

インタビューに答える坂本投手ーJournal-ONE撮影

「今年のレギュラーシーズンは、開幕から1戦も負けないという思いで戦いました。前半戦から13連勝できた時は、全員が一つになって同じ気持ちで戦えたと思うのでそこは自信を持ってダイヤモンドシリーズに臨みたいと思っています」と笑顔で答えてくれたのは坂本投手。

その13連勝を記録した時の心境について聞くと、「連勝を積み重ねていましたが、あまり頭に入れないようにしていました。最終的には日立らしいソフトボールをすれば、勝ちに繋がることがもうわかっていたので途中から意識はしてなかったです」と話した。

昨年のチーム主力組が抜け、新たなチーム作りに苦労したのではないかと尋ねると、「正直不安はなかったです。どの選手が出ても活躍できるのが日立の強みですし、いろいろな声はありましたがオープン戦からずっと勝ちにこだわってやってきたので。主力選手がいなくなったからといって弱くなる、武器がなくなるというわけではなかったです。新体制になって、このメンバーで絶対2024年シーズン優勝するという強い気持ちで戦いました」

日立サンディーバ JDリーグ 東地区初優勝ーJournal-ONE

試合を想定した選手達の練習の様子ーJournal-ONE撮影

坂本選手は投手。このポジションでキャプテンを務める選手は余り見かけない。この重責を担うに気をつけたポイントについては、「昨シーズンに初めてキャプテンをやらせてもらいましたが、結果として悔しいシーズンでした。でも、同じことをしなければ絶対チームも良くなるし、自分にとってもやりやすいチーム、ソフトボールができると思っていたので、失敗を繰り返さないっていう気持ちで臨みました」と話してくれた。

ただ、キャプテンに任命された昨年を振り返ると、「私で大丈夫?と思ったんですが、若手の時やすごく支えてくれた先輩方にまずは恩返しの気持ちでやろうかなと思ったんです」と楽しそうに話す坂本選手は、

「今年もお願いと言われた時は簡単に ”はい” とは言えなかったんですが、最終的には覚悟と責任を持ってやることを決めました」と、自身の成長も振り返る。

坂本投手にとって、キャプテンのやりがいとは何なのか?「選手が1日を大切にして大好きなソフトボールと向き合ってくれているので、練習してたことが成功した時や、試合に勝った時にやってきたことは間違いないなと思うと同時に、  ”キャプテンをやらせてくれてありがとうございます” という感謝の気持ちが今年はすごくありました」と、チームメイトへの感謝の言葉を口にした坂本選手。

日立サンディーバ JDリーグ 東地区初優勝ーJournal-ONE

ホームランを打った選手をみんなで迎えるーJournal-ONE撮影

2024年シーズンが始まってから優勝というのは頭に置いてやってきたので、日立らしい試合をした結果だと思います。チームメイトを信じるためには自分自身を信じることが大切だと思うので、できることをやってきたシーズンでした」と、キャプテン就任2年目で掴んだリーグ優勝を色々な想いを巡らせながら感慨深く話した。

様々な記憶の中で、今シーズン最も心に残る試合を挙げてもらうと、「第8節の 豊田自動織機シャイニングベガです。無失点のまま、タイブレークに行って、最後に藤森さんがエンドランを決めて10で勝った試合でした。これが日立の戦い方だなとすごい思った瞬間でしたね」とのこと。

日立サンディーバ JDリーグ 東地区初優勝ーJournal-ONE

バッティングピッチャーをしている様子ーJournal-ONE撮影

今日見学した全体練習では、メニューの合間で選手同士が話し合うシーンが多く見られた。こういったコミュニケーションの良さも強さの秘訣なのだろうか。

1つのメニューに対して、全員がいろんな感情や、気づきがあると思うので、メニュー間で全員集合して話すようにしています。歳もポジションも違えば感じることも違ってくるので、様々な気付きや意見をとにかく発言し、プレーの幅を広げるようにしています」と、練習から視野を広げる意識を持つことが日立ならではのこだわりとのこと。

来るダイヤモンドシリーズに向け、選手の今のモチベーションについて尋ねると、「最初の数日は最終節の戸田中央メディックス埼玉戦で負けてからの切り替えが難しかったのかなって思います。でも今は、やりたいソフトボールに向けて準備ができているなと、練習で打者に対して投げていて感じました。ですので、対戦相手が決まればもっとギア上がって最高の状態になると思います」(この取材はプレーオフ前で、対戦相手は未定だった)

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