2024シーズンも終わりを迎える
世界最高峰の女子ソフトボールリーグ “JDリーグ” の2024シーズン。11月に愛知県名古屋市で開催された、日本一を決めるノックアウトラウンド “ダイヤモンドシリーズ” において、“トヨタレッドテリアーズ“ が “日立サンディーバ“ との激闘を制し、二年連続の日本一に輝いた。
全試合日程を終えて、12月5日に東京都内で行われたのはJDリーグ今年最後の公式行事 “JD.LEAGUE AWARDS 2024″。たくさんの勇気と感動を届けてくれたJDリーガーの中でも今シーズン特に秀でた成績を残した選手たちを集め、その栄誉を讃える授賞式だ。一堂に会した選手たちは、普段グラウンドでは見せないドレスコードで登場する、JDリーグのひと味違った魅力が楽しめる行事だ。
受賞選手の発表
会場中央にある花道から登場した選手達は緊張した様子。主役が揃ったところでシーズン表彰が始まった。
【最優秀防御率賞】 東地区・防御率1.28のGeorgina Corrick(ジョージナ・コリック)投手(戸田中央メディクス埼玉)と、西地区・防御率0.52の後藤 希友 投手(トヨタレッドテリアーズ)。後藤投手は3年連続で西地区の防御率のトップという成績を残した。式典にはジョージナ投手は欠席し、ステージで後藤選手がダイヤモンドの形をしたクリスタル盾を受け取った。
【最多勝利投手賞】 東地区・10勝7敗で増田 侑希投手(戸田中央メディクス埼玉)、19勝7敗というJDリーグ歴代最多勝利数を叩き出した三輪 さくら投手(シオノギレインボーストークス兵庫)。
【首位打者賞】 東地区・打率.476で藤森 捺未選手(日立)、西地区・打率.381で竹中 真海選手(豊田自動織機シャイニングベガ)。
【最多本塁打賞】 東地区・本塁打11本を放ちJDリーグ歴代記録に並んだ藤田 倭選手(ビックカメラ高崎ビークイーン)。西地区・本塁打8本で加藤 愛夢選手(シオノギ)。
【最多打点賞】 東地区・打点31点で坂本 結愛選手(戸田中央)。西地区・打点23点でMakena Smith(マケナ・スミス)選手(豊田自動織機)。マケナ選手は残念ながら欠席でステージでは坂本選手が笑顔で記念写真を撮っていた。