アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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見どころ満載のゲームで締めくくり

”りそなグループ B.LEAGUE ALL-STAR GAME 2025” が1月18日(土)・19日(日)に”LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ 東京ベイ)”で開催された。ファン投票とリーグ推薦、そしてOn Fire投票 by バスケットLIVEから選抜された選手はU18世代も合わせると総勢75人の選手がららアリーナ東京ベイに集結した。

この年に一度のバスケの祭典は、リーグ屈指のスター選手たちのプレーを一度に観ることができるファン垂涎のイベント。バチバチ勝負モードの公式戦では絶対に観ることのできない選手たちの柔らかい表情や、所属チームを越えた仲の良さ、じゃれ合う姿にも出会えるところも楽しみだ。2024年オリンピック パリ大会で活躍した日本代表メンバー同士の連携プレーを、日本でもう一度観戦できる機会と開催前から大きな話題にもなっていた。

18日(土)に行われたのはバスケに必要なドリブル、シュート、ダンクなどのスキルを競い合う ”スキルコンテスト” や、リーグのアジア国籍の選手が集められたアジアオールスターと、U26世代の若手選手で構成されたライジングオールスターの対戦である ”ASIA RISING STAR GAME” 。

そして将来のBリーグや日本代表を担うU18 世代が集結したオールスターゲームも行われた。オールスターならではの対戦や試合も大いに盛り上がり、数々のドラマも生まれた。ぜひオールスター第1弾の記事を見てから、本記事を楽しんでいただきたい。

満員で迎えた2日目のオールスター‐B.LEAGUE提供

迎えた2日目にはこのイベントのメインとなるオールスターゲームが行われた。試合のチームは2023-24シーズンの結果をもとに分けられており、日本代表で活躍する渡邊 雄太選手(千葉ジェッツ)や富樫 勇樹選手(千葉ジェッツ)をはじめとする選手で構成された ”B.WHITE” と、同じく日本代表のジョシュ・ホーキンソン選手(サンロッカーズ渋谷)や比江島 慎選手(宇都宮ブレックス)が中心の ”B.BLACK” の対決。

All Star Games Weekを締めくくるメインイベント。各チームから選ばれた選手、ファンも待ちに待った一戦だ。

コート上には豪華な顔ぶれが揃った‐Journal-ONE撮影

会場が暗くなり、いよいよ選手がコート奥に設置されたメインステージから入場する。映画館のスクリーンよりも大きなスクリーンと迫力ある音楽の演出で、次々に選抜された選手が呼ばれていくと、会場からは大きな歓声が沸き起こる。腕を組んでカッコよくポーズを決めて入場する中、B.WHITEの篠山 竜青選手(川崎ブレイブサンダース)のコールがさせるが・・・肝心の篠山選手は姿を現さない。

MCの戸惑うアナウンスに、「どこにいるのか?」と会場がざわつき始めたその時、千葉県浦安市にある ”東京ディズニーリゾート” のキャラクターの耳の形を模したカチューシャを付け、銀色に輝くスパンコールのスーツに身を包んだ篠山選手がコート中央の天井からゆっくり舞い降りてきた。

“夢の国”へ飛び込んだようなステージに会場が笑いに包まれた‐Journal-ONE撮影

“夢の国”を思い出させるリズミカルな曲とともに「夢とエンターテインメントの世界へようこそ!HaHa!」と、どこかで聞いたことがあるようなセリフとパフォーマンスを見せる篠山選手に選手たちもファンも大爆笑。篠山選手のサプライズは大成功となった。

そんな篠山選手を見てB.BLACKも黙っていない。リーグ屈指の“お祭り男” 辻 直人選手(群馬クレインサンダーズ)は、リーゼントのカツラを被った氣志團スタイルでステージから現れた。コート中央まで走ってきた辻選手は、「俺も負けてられない」と言わんばかりに篠山選手が使ったゴンドラに乗り込んだ。

そしてそのまま、氣志團の曲を熱唱しながら天井へ舞い上がっていった辻選手。このパフォーマンス後すぐに試合開始となるのだが、スターティング5に名を連ねた辻選手が会場から姿を消すという考えられないパフォーマンスに選手たちは呆然。ファンも最初は驚いたものの、辻選手らしいその姿に会場は笑いに包まれていた。

負けじと氣志團スタイルで登場したホーキンソン選手‐Journal-ONE撮影

■記者プロフィール
編集部-岡崎
1998年生まれの神奈川県出身。日本女子ソフトボールのトップリーグ”JDリーグ”の伊予銀行ヴェールズでプレーした後、JournalーONE編集部に。Disneyを愛してやまない元アスリートが、未知のスポーツや文化に触れていく体当たりレポートに注目。好きな食べ物はハンバーグ。
アクセス
ららアリーナ東京ベイ
  • 東海道新幹線 東京駅 - 京葉線(17分)- 南船橋駅 - 徒歩6分
取材・文:
編集部-岡崎( 日本 )
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