アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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小学生時代は、地元のスポーツ少年団に入りソフトテニスに熱中していた岸本少年。小学校3年生の時、国民体育大会(現、国民スポーツ大会)に出場経験のあるソフトテニス選手がスポーツ少年団を訪れ、すごいスピードのプレーを見せてくれたことを今でも鮮明に覚えているという。

「テニスは大学生を終えた時に辞めてしまいましたが、スポーツ少年団でトップアスリートと交流した素晴らしい想い出は今でも強く残っています。プロの選手とお話しするだけでも勉強になると思いますし、皆さんにとってもいい思い出として残ればいいなと思います」と話した。

その後も分かりやすい会社概要やお仕事の内容の説明も、高校生はもちろん、ご父兄の皆さんも興味深く聞き入る。

フリータイムで岸本副社長が高校生たちと話が弾んでいた。聞けば、岸本副社長と同じ地区出身の生徒がいて、地元のお店などの話で大盛り上がりしたとのこと。新しい地域交流の形は、こういった新たな出会いも生み出した。

岸本工業の紹介にも高校生は興味深々-Journal-ONE撮影

「地元の企業さんとの交流は、子供たちがこの先進路を決めるにあたっていい機会になります」「子供にとって、選択肢を増やすということでは本当にありがたいです」と我が子の将来に期待と不安を合わせ持つご父兄も、このプログラムは好評のようだった。

ご父兄も参加できることが今回のポイント‐Journal-ONE撮影

NECプラットフォームズのチーム紹介ではJDリーグのシーズンスケジュールやソフトボール部の社会貢献活動などを紹介。ほかにも、この日初公開となった2025シーズン動画も放映し、高校生たちもスクリーンから目が離せないようだった。

この後、岸本工業から今回のイベント記念品が高校生たちにプレゼントされた。渡された袋の中身は、このセッションのために特別に作られたNECプラットフォームズと岸本工業のロゴが入ったオリジナル応援用タオルと、岸本工業のロゴが入ったスマホ用スタンド。これを見た高校生は目を輝かせて、「このタオルを持って応援に行ったらすごくいいね!」「スマホスタンド、置きやすい!」とプレゼントをもらって喜ぶ。NECプラットフォームズの選手たちも、練習や試合で使えるチームタオルにご満悦。今日の絆がギュッと詰まったタオルを使い、リーク戦での健闘を誓っていた。

高校生たちからの質問が途絶えず続いた相談会を振り返り清原 奈侑選手は、「近い距離で、それぞれの選手が抱えている悩みや問題を一つ一つ聞くことができ、一緒に解決策を考えることができたことがよかったと思います」と高校生の熱意に感心したという。

清原選手の感心するほど熱心に高校生たちが質問をしていた‐Journal-ONE撮影

選手に聞く!個性豊かな選手たちへQ&A

質疑応答の時間になると、普段は聞けないプロ選手の意外な一面を知ることができる質問が飛び出す。

「休みの日は何をしているのか」 という高校生からの問いに対して、木村 友奏選手が「買い物をしてリフレッシュをします」と答えれば、本村選手も「地元が近いので家に帰ったり、美味しものを食べに行きます」普段の姿を教えてくれた。

清原選手の「最近はブラックバスを釣りに行きます。季節によって海釣りもします」と、山本投手の「よくキャンプやグランピングに行きます」といった選手の個性が溢れた“日常”が紹介されると、高校生たちは顔を見合わせて嬉しそうに聞いていた。

質問に答える山本投手-Journal-ONE撮影

事前に集めていた質問で最も多かった「試合前に必ずやること」について、木村選手が「見られる立場なので身だしなみを整えて、重心を低くするためにメディシンボールを投げます」と答えれば、本村選手は「好きな音楽を聴くことと、自分の調子の良い動画を見ていいイメージを作るようにしています」とそれぞれの“ルーティン”を紹介。

「同じことができないときに逆に不安になるのでルーティーンは作らずに、その瞬間の感情を大切にしています」という清原選手の回答や、「メディシンボールを使った体幹トレーニングを欠かさずにやるようにしています」という山本選手の回答には、プロ選手らしい個性溢れる内容に高校生もご父兄も感心した様子で聞き入っていた。

■記者プロフィール
編集部-岡崎
1998年生まれの神奈川県出身。日本女子ソフトボールのトップリーグ”JDリーグ”の伊予銀行ヴェールズでプレーした後、JournalーONE編集部に。Disneyを愛してやまない元アスリートが、未知のスポーツや文化に触れていく体当たりレポートに注目。好きな食べ物はハンバーグ。
アクセス
城南静岡高校
  • 東海道新幹線 静岡駅‐バス 石田街道線 城南静岡高入口-徒歩 5分
取材・文:
編集部-岡崎( 日本 )
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