アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

流れを引き戻すデーブス海選手のドリブル-Journal-ONE撮影
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

天皇杯準優勝から中3日

3月15日、第100回天皇杯全日本選手権の決勝が行われ、Bリーグでも優勝争いが演じられるであろう”アルバルク東京”と”琉球ゴールデンキングス”が対戦した。ロースコアで進んだ試合結果は60-49と、常に主導権を握り続けた琉球ゴールデンキングスが優勝を果たして幕を閉じた。

その熱戦からわずか中3日、天皇杯決勝の会場・国立代々木競技場第一体育館から、同じ都内の湾岸エリアにある”有明コロシアム”に場所を移し、BリーグB1のリーグ戦第25節が行われ、平日の夜にもかかわらず6,125人の観客でアリーナは熱を帯びていた。

アルバルクチアリーダーも6,125人の観客を盛り上げる-Journal-ONE撮影

アルバルクチアリーダーも6,125人の観客を盛り上げる-Journal-ONE撮影

天皇杯のリベンジはプレーオフで

第25節を終わり、29勝12敗の中地区2位に位置するアルバルク東京。驚異の勝率9割、36勝4敗で同地区首位に君臨する“三遠ネオフェニックス”には早くも優勝マジック12が点灯し、3位の“シーホース三河”とはわずか1ゲーム差に迫られる状況。

プレーオフ進出に負けられない戦いが続くA東京-Journal-ONE撮影

プレーオフ進出に負けられない戦いが続くA東京-Journal-ONE撮影

天皇杯で敗れた琉球ゴールデンキングスにプレーオフでリベンジを果たすためには、何としてもプレーオフ出場圏内の2位を死守したい。同じ中地区7位と結果を残せていない“横浜ビー・コルセアーズ”を迎えてのホームゲームは、絶対に負けられない一戦だ。

ダミアン・イングリス選手を中心に勝利を狙う横華BC-Journal-ONE撮影

ダミアン・イングリス選手を中心に勝利を狙う横華BC-Journal-ONE撮影

タイムアウトで流れが行き来した前半

ティップオフ早々から主導権を握ったのは、ホームのアルバルク東京だった。安藤周人選手の3Pシュートを立て続けに決めるなど、横浜ビー・コルセアーズのディフェンスを圧倒して得点を重ねていく。

1Qも半分近くが経過してもノースコアだった横浜ビー・コルセアーズも、得点源のDamien inglis(ダミアン・イングリス)選手のシュートでチーム初得点を挙げて10-2とすると、ようやくオフェンスのエンジンが掛かってきた。

安藤周人選手の得点で主導権を握るA東京-Journal-ONE撮影

安藤周人選手の得点で主導権を握るA東京-Journal-ONE撮影

アルバルク東京の追加点をLeonardo Meindl(レオナルド・メインデル)選手のシュート一本に抑える間に、Gary Clark(ゲイリー・クラーク)選手の3Pシュートなどで12-11と1点差に迫ると、横浜ビー・コルセアーズのファンから「Go! Go! B-CORE!」とかけ声が湧き上がった。

ここでモメンタムを失いたくないアルバルク東京は、大倉颯太選手を投入して攻撃のリズムを作り直すと、メインデル選手、Ryan Rossiter(ライアン・ロシター)選手のシュートなどで再びリードを広げ、20-13と7点差をリードして1Qを終える。

シュートにアシスト、リバウンドと活躍したロシター選手(A東京)-Journal-ONE撮影

シュートにアシスト、リバウンドと活躍したロシター選手(A東京)-Journal-ONE撮影

2Qの入りもアルバルク東京ペースで試合が進んだが、4分過ぎから再び横浜ビー・コルセアーズが反撃に転じる。フィリピン代表主将としてワールドカップに出場したKiefer Raven(キーファー・ラベナ)選手の3Pシュートで24-23と再び1点差まで迫ると、アルバルク東京が堪らずタイムアウトを選択した。

この後、一旦逆転を許したアルバルク東京だったが、タイムアウトから流れを掴むとデーブス海選手の鋭いドリブルからのシュートとスティールなどで31-25とリードを広げることに成功した。

キーファー・ラベナ選手の活躍で逆転に成功した横浜BC-Journal-ONE撮影

キーファー・ラベナ選手の活躍で逆転に成功した横浜BC-Journal-ONE撮影

残り3分、ここでタイムアウトを取った横浜ビー・コルセアーズが再び猛追を見せて31-29と一気に点差を詰めれば、残り2分強でタイムアウトを取ったアルバルク東京がメインデル選手、菊地翔平選手のシュートで差を広げ36-29。さらにタイムアウト取った横浜ビー・コルセアーズが、今度は森井健太選手のスティールで流れを掴んで36-34と2点差に。

アクセス
有明コロシアム
  • 東海道新幹線 品川駅 - 山手線(3分)- 大崎駅 - りんかい線 (14分)- 国際展示場駅 - 徒歩5分
  • 東海道新幹線 東京駅 - 都営バス・東京ビックサイト(33分)- 有明テニスの森停留場- 徒歩5分
jone_logo
取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn