打点をあげてチームを勝利に
昨シーズンは期待の新人として結果を残し、1年目でダイヤモンドシリーズという大舞台を経験した笠原 朱里選手。「昨年、準優勝した時は悔しい気持ちでいっぱいでした」と明かした。「あと一歩届かなくて何かが足りないと感じた試合でしたが、でもあの結果だったからこそ今年は “いけるな” と慢心ではなく自信になったと思っています。このオフシーズンでは、その足りなかった部分を強化して補いながら、長所を伸ばすことを意識して取り組んできました」と話した。

新人賞を獲得するなど大活躍だった昨シーズンーJournal-ONE撮影
その取り組みの成果や今の調子を聞いてみたところ「今は色々と悩んでいる部分もありますが、開幕までにはより強い自分になれていると思います」と順調に準備を進めているとコメント。
昨シーズンの野手部門の新人賞に輝いた2年目の笠原 朱里選手。そんな笠原選手が今シーズン重視するのは打撃。「昨年は “自分が打たないと” と背負わなくても周りが打ってくれていたこともあって結果を残せました。今年はもちろんベストナインなどのタイトルは取りたいですが、それ以上に自分が意識したいのは打点です」と自身のプレーを振り返った。
「打点が高ければ高いほど、チームの勝利に貢献していることになるのですが、でもそれは皆の協力があっての結果になります。去年より求めることはもちろん高くなりますが、大事なところで1本を打てる選手になりたいというのが個人的な目標です」と話した。

ソロホームランを放った笠原選手ーJournal-ONE撮影
そんな笠原選手に対戦を楽しみにしている投手がいるかを聞いてみると「 “戸田中央メディックス埼玉” の後藤 希友投手や増田 侑希投手です。 特に増田さんからは昨シーズン何度も対戦した結果、シングルヒット1本に抑えられてしまったので今年こそは打ちたいです」と早速その対決が4月20日(日)に行われる第2節、大宮ラウンドの戸田中央メディックス戦で見られるかもしれない。
最後にファンへのメッセージをお願いすると「昨年はたくさんの応援があって準優勝という結果を残せました。あと一歩届かなかったところを埋めるためにたくさん冬練習してきましたので、個人、チームとして最高の結果が出せるように、4月12日の開幕に向けて更に頑張っていきます。ぜひ会場に足を運んでくれたら私たちはもっと輝くと思うので、その応援を背に頑張ります。今後も応援よろしくお願いします」というコメントでインタビューを締めた。

打点をあげて勝利に貢献したいと話したーJournal-ONE撮影
