ついに開幕!Bリーグ・チャンピオンシップ
今シーズンで9年目を迎えた ”りそなグループ B. LEAGUE” の2024-2025シーズンの年間王者を決めるポストシーズン・チャンピオンシップが5月9日(金)からついに開幕する。

8チームから年間王者を決める戦いがついに始まる‐Journal-ONE撮影
9日(金)から行われるクウォーターファイナル(準々決勝)には各地区のレギュラーシーズン上位2チームずつと、ワイルドカードとして進出を決めた2チームを合わせた合計8チームが出場。 成績順で決められた位置から始まるトーナメント戦でそれぞれが対戦し勝ち上がっていくのだ。早々に対戦カードが確定していた試合もあれば、レギュラーシーズン終盤まで順位争いをしていてギリギリに対戦カードが明確になった試合もあるなかで、短期決戦での各チームの戦い方やその姿、プレーにも期待が高まる。
大まかなスケジュールとして、まず5月9日(金)~13日(月)の4日間でクウォーターファイナル(準々決勝)を行い、チーム数を半分の4チームに絞る。続くセミファイナル(準決勝)は翌週5月17日(土)~20日(火)にかけて開催。
そしてついに年間王者を決める最後の戦いとなるファイナル。その舞台に選ばれているのは神奈川県の ”横浜アリーナ”。ここでは5月24日(土)、25日(日)、そして27日(火)の3日間、2勝先取の戦いが行われる。 全てのステージで2勝先取したチームが次のステージに進むことができる方式になるため、どの試合も2試合目で勝者が確定した場合は、第3試合の実施はしないという厳しい戦いだ。
さらに、このチャンピオンシップには「Win the Day」というテーマがある。選手やスタッフがお互いを鼓舞するためにかける言葉として ”選手を奮い立たせ、ファンもみんなで盛り上がり、試合はもちろん人生も勝つ” と言った思いが込められている。王者を目指して戦う選手はもちろん、会場に足を運ぶサポーターも一体となって試合をつくりあげていこうという熱いテーマのもとでチャンピオンシップが行われるのだ。

トーナメント・2勝先取の短期決戦はシビアな戦いになりそうだ‐Journal-ONE撮影
そして5月5日(月)に行われた「りそなグループ B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2024-25」進出会見には各チームから選手ずつが登壇し、試合に向けて意気込みを明かした。
宇都宮ブレックスvsシーホース三河
それではチャンピオンシップ出場チームを対戦カード順に紹介していこう。
第1カードは ”宇都宮ブレックス” vs ”シーホース三河” 。(会場:日環アリーナ栃木)
栃木県宇都宮市を拠点にしている宇都宮ブレックスは、今シーズン48勝12敗で東地区1位という結果。全チームの中で最も勝ち数が多く、2位から6勝差をつけてポストシーズン進出を決めた。今までにもチャンピオンシップを2度優勝している実力のあるチームだ。会見に登壇した小川 敦也選手は「ディフェンスが自分たちは強みなので、そのディフェンスから去年と違って早い展開を意識してバスケットボールをしようとしてきたので、それを出せたらなと思います」と注目してほしいポイントを明かした。

全チームの中で勝ち数が一番多い宇都宮ブレックスーJournal-ONE撮影
そしてシーホース三河は今回ワイルドカードでこのチャンピオンシップに臨む、愛知県刈谷市を拠点にしているチーム。今シーズンの結果は39勝21敗で中地区3位という成績。会見で西田 優大選手は「僕らもチームのアイデンティティとしてディフェンスを置いていて、そこから更に走れるところが僕らのチームの強みなので、そこを存分に出していきたいなと思っています」とコメント。
お互いのチームの印象を聞かれると小川選手は「外国籍選手、日本人選手、両方とも素晴らしい選手が揃っていて、どこからも点が取れる印象がすごくあります」と話した。西田選手は「長年同じメンバーでやっている選手が多いチームで、本当隙を見せたらやられるなという印象です」とお互いの印象を明かした。
アルバルク東京vs千葉ジェッツ
第2カードは ”アルバルク東京” vs ”千葉ジェッツ”。(会場:有明コロシアム)
アルバルク東京は東京都渋谷区を拠点にする、今シーズン44勝16敗で中地区2位というチーム。今までにチャンピオンシップを2度優勝した経験がある実力者。会見に臨んだテーブス海選手は「僕らもチームのアイデンティティがディフェンスなので、なるべく相手の得点を抑えながら、ハーフコートバスケットに持っていきたいなと思います」と注目してほしいところを明かした。
