『徳島県編』第1章から続く

スポーツと観光で地域を元気にする『四国を元気に! プロジェクト』。女子ソフトボールの国内トップリーグ（以下、JDリーグ）に所属する、四国・愛媛県松山市を本拠地とする伊予銀行ヴェールズ（以下、ヴェールズ）と、四国旅客鉄道株式会社（以下、JR四国）がタッグを組んだ地域活性化の取り組み。

香川・琴平の中野うどん学校でうどん作りに挑戦-Journal-ONE撮影

女子旅レポーター、ヴェールズの川口 茉菜選手、庄村 瑠衣選手、遠藤 杏樺選手が、徳島県が誇る秘境を探訪。温かい現地の方々との交流は、日本中から人々が集まる聖地をレポートします。『徳島県編』第2章をお楽しみください。

探検隊になった気分で! -大歩危峡観光遊船

川口：伊予銀行ヴェールズの三塁手、川口 茉菜です。『四国を元気に! プロジェクト』の徳島県編は第2章の女子旅レポートです。第1章では、徳島県のブレイク必至の “うだつ巡り” を中心にご紹介しましたが、今回は徳島の雄大な自然と現地の皆さんとの温かい人柄にフィチャーしたいと思います。

徳島県・祖谷渓の大自然を観光遊覧船で-Journal-ONE撮影

庄村：伊予銀行ヴェールズの外野手、庄村 瑠衣です。やってきたのは “大歩危峡”、標高1,300m程の高地を流れる吉野川は、第1章でご紹介した “うだつの町並み” や “阿波池田” で見た川とは全く違います! 断崖絶壁のずっと下の方に川が流れていますよ。

遠藤：伊予銀行ヴェールズの投手、遠藤 杏樺です。「寒い中、ようこそ祖谷渓へお越しいただきました。」と、温かいお茶を配ってくれたのは、”大歩危峡まんなか” 会長の大平 克之さんです。「自然豊かな徳島を是非、体感して下さい。」と大歩危峡観光遊覧船の乗船場まで案内してくれる大平さん曰く、吉野川でも有数の激流スポットである大歩危・小歩危では過去に国際大会が開催されたとのこと。そんなスゴい場所で遊覧船ってスリルありますね。

”大歩危峡まんなか” の駐車場からの吉野川-Journal-ONE撮影

川口：いえいえ。その激流スポットの手前までを往復する大歩危峡観光遊覧船ですから、心配は要らないのです。救命胴衣を着て遊覧船に乗ると、左右にとっても高い岩壁がそびえ立っています! ラフティングというよりは、探検隊になって秘境を巡る気分です（笑）。

庄村：エメラルドグリーンの綺麗な水面の上を滑るようにゆっくりと進む遊覧船。ガイドさんに促されて目線を上げると、国の天然記念物に指定された含礫片岩（がんれきへんがん）が。この岩は、日本列島の成り立ちが分かるという貴重な場所なんですって! とても壮大な物語の中で大自然と一体になった感じがしましたね。

観光遊覧船を楽しむ川口､庄村､遠藤の3選手-Journal-ONE撮影

川口：ラッキーなことに雨も止んで、渓谷の先にある山々も美しい姿を見せてくれましたが、今度は夏の時期にも涼を求めて遊覧船を楽しみたいです。ご案内してくれた、大平さんに感謝を込めた色紙を贈り、皆さんと記念撮影をさせてもらいました。徳島県立池田高校のOBと話す大平さん。ヴェールズの後輩・瀧川 愛海選手（池田高辻校）の応援も宜しくお願いします!

”大歩危峡まんなか”の大平 克之会長等と-Journal-ONE撮影

観光列車をおもてなし 土讃線 大歩危駅

遠藤：徳島県が誇る秘境・祖谷渓へのアクセス駅、土讃線 大歩危駅にやって来ました。山間の小さな駅ですが、何やら列車を待つ人がたくさんいますよ。ここでは、何をレポートするのでしょう?

川口：小さな駅ですが、観光の要所として特急が停車する大歩危駅。普通列車よりも特急列車の停車本数が多いんです。この特急列車の中でも、世界中から座席を求めて殺到するという超人気観光列車 “四国まんなか千年ものがたり” は、香川県の多度津駅からここ大歩危駅の間で一日一往復運行されているんです。

人気観光列車“四国まんなか千年ものがたり”と記念撮影-Journal-ONE撮影