川口:JR四国内の様々な線区で運行されている “アンパンマン列車”。私たちヴェールズの本拠地・松山駅がある予讃線にも特急しおかぜ、特急いしづち、特急宇和海でも乗ることができますが、ここ大歩危駅を通る土讃線の特急南風でもアンパンマン列車は運行されているのです。暖かい季節には、瀬戸大橋を渡る “瀬戸大橋アンパンマントロッコ” や “ゆうゆうアンパンマンカー” など種類も豊富。土曜日・祝日や夏休みには全国各地のちびっ子たちがヒーローとの思い出いっぱいの列車旅を楽しんでいるのだそうです。
庄村:カラフルな車両ラッピングや、たくさんの仲間たちがデザインされた車内の内装も魅力的なアンパンマン列車ですが、今回楽しみなのはアンパンマンシートです! アンパンマンやドキンちゃんなどの仲間たちがそのまま座席のデザインになっていて、ヒーローたちに抱かれるように列車旅ができるため、ちびっ子たちに大人気なんですって。
遠藤:祖谷の里に土讃線きいろいアンパンマン列車がやって来ましたよ! ドアが開いた瞬間からアンパンマンの世界観が溢れています! いい加減おとなになった私ですが、やはりアンパンマンの世界に触れると思わず笑顔になってしまいますね(笑)。早速、車内に入ってみましょう!
川口:うわぁ! それぞれの座席がアンパンマンたちのデザインになっています。メロンパンナちゃんにばいきんまんも笑顔でお出迎えしてくれています。歩危マートの山口さんに加え、大歩危観光遊覧船の大平さんまで見送りに来てくれました! 皆さんとの別れを惜しみつつ、思いで深い祖谷の地を出発しました。
『四国を元気に! プロジェクト』の今後を語る
庄村:第3回の女子旅レポートを終え、私たちが向かったのは予讃線高松駅近くにある、JR四国さんの本社です。『四国を元気に! プロジェクト』が、四国4県の観光地全てを応援したことを受け、報告会をさせていただくために向かったのは役員さんの応接室です。かなり緊張します・・・
遠藤:報告会に参加したのは、JR四国 代表取締役社長の西牧 世博さんと、常務取締役営業部長の藤本 聡さん。Journal-ONE編集長の厚地 純夫さんです。藤本さんは、第1回の愛媛県編で、ヴェールズのエース・庄司さんとソフトボール対決をして、速球を見事ヒットにした元・ソフトボーラーなんですよ!
川口:ヴェールズの選手名鑑を見ながら、西牧さんと藤本さんからJDリーグやヴェールズについていろいろと質問を受けたり、四国以外の出身地である私たちが感じた、四国の素晴らしい観光スポットの数々や温かい人たちとの触れ合いについて報告したり。最初は緊張していましたが、優しくお話しいただく中で徐々に緊張も解けてきました。
庄村:少子化、高齢化による様々な課題を解決するため、スポーツと鉄道で地域に貢献できることはまだまだあると話す厚地さんに、一同頷きながら「『四国を元気に! プロジェクト』が、四国中はもちろん日本全国から注目されるよう、みんなでアイデアを出し合って頑張っていこう!」と決意を新たにした報告会となりました。