アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

Journal-ONE | パリ五輪応援企画 柔道 実業団の名門・コマツ颯志道場潜入レポート
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日本の競技柔道を支えるのは?

4年に一度、全世界が注目するスポーツイベント “オリンピック”。2024年、日本代表のメダル獲得が国民の注目を集める “オリンピック・イヤー” がやって来ました!

コロナ禍で一年延期を余儀なくされた “東京オリンピック(以下、東京2020)” において、金メダル9個を含む12個のメダルを獲得し、私たちに元気と笑顔を与えてくれた “柔道競技” は、今夏の “パリ・オリンピック(以下、パリ五輪)” でもメダルラッシュが期待されています。

柔道グランドスラム東京2023 | パリ五輪代表争いの女子63kg級で優勝した髙市未來選手(コマツ)は表彰台で歓喜の涙-Journal-ONE撮影

GS東京2023で金メダルを獲得した髙市未来(コマツ)

パリ五輪代表の男女14階級が内定した柔道競技の選手たちを見ると、そのほとんどが “実業団” に所属する選手たち。世界トップレベルを維持する日本の柔道競技を支えている実業団のチームは、一体どういった環境でどういった練習をしているのでしょうか?

その疑問を解消すべく、4年に一度の “うるう年” となった2月29日、Journal-ONE編集部は実業団チーム”コマツ女子柔道部”の練習に潜入! 競技柔道に取り組む選手たちとチームを支える会社の皆さんの強い絆で結ばれた素敵な関係を知ることができました。

道場とは思えない建築物が! -コマツ颯志道場

都内某所の駅から坂を登ること約5分、閑静な住宅街の高台の一角に美術館のような石貼りと木目の調和が美しい建物が見えてきました。Journal-ONE編集部が教えられて住所は柔道場だったはずですが・・・

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美術館のような外観の颯志道場-Journal-ONE撮影

入口に近づいてみると確かに! 木製の道場看板に “コマツ女子柔道部 颯志道場” と書いてあります。地上4階建ての柔道場と聞き、思っていたイメージとは全く違うお洒落な外観に圧倒される編集部。4階建ての構造とは思えないとても高さのある建物です。一面ガラス張りの入館口から見える、広いエントランスはまるで美術館のような作りです。エントランスの壁一面に設置された展示棚には、光り輝く優勝杯などがズラリと並び、1991年に創部された歴史ある強豪実業団の功績が一目でわかります。

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エントランスにはコマツの栄光の軌跡がズラリ-Journal-ONE撮影

下足箱でスリッパに履き替えると、エントランスに入る自動扉の横に誰もが知っているコマツのシンボル “黄色い大型建築重機のミニカー” が!可愛らしい手作りの看板の前にたくさん飾ってある黄色いクレーン車や、ダンプカー。男の子ならば誰もが憧れて、遊んでいた当時を思い出させてくれるのではないでしょうか。

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誰もが知るコマツの黄色い大型重機がお出迎え-Journal-ONE撮影

エントランスの奥にあるエレベーターへと向かうと、先ほど紹介した展示棚の対面もガラス張りになっています。そのガラスの向こう側は大きなミーティングルームとケアルームであるのです。大きな病院にでも来たかのような立派なケアルームは、強豪・コマツ女子柔道部の選手たちが安心して練習に打ち込めるよう、万全な環境を整えていることが一目で分かります。

更に驚きの柔道場フロア!

コマツ颯志道場は2019年5月に竣工したのですが、新築したばかりのような綺麗な空間です。広々とした道場は何と256畳! 3面の試合場を囲んだ白い壁は、良く見ると選手の激突を和らげるクッション性のある作りになっています。目線をかなり上に向けなければ見えないほど高い場所に神棚が置かれていますが、それよりも更に高いところにある天井の高さは6m! 直ぐ隣の部屋にはトレーニングマシンがズラリと並んだトレーニングルームもあり、素晴らしい環境に驚くばかりです。

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颯志道場の充実したトレーニング室-Journal-ONE撮影

「(2019年5月の)完成後にコロナ禍となってしまいましたが、昨年からは外国チームの受け入れを始めました。来週にはフランス、中国の選手たちと一緒にここで練習をする予定です。今日は、モンゴルから個人的に練習に参加している選手(N.DORJPUREV選手)もいます」と教えてくれたのは、アドバイザーとして選手たちを指導する中村 淳子六段です。

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