4月19日の結果(ビック8-0東海理化)
最高気温が29度と予想されたこの日、2回までは両者譲らない試合展開だったが、3回表にビックカメラ高崎ビークイーンが先制。先頭の工藤環奈が安打で出塁すると、すぐさま盗塁に成功。1死二塁から内藤実穂が適時打を放ちリズム良く得点を挙げた。
4回表にもビックカメラの井出久美が出塁すると、犠打で1死二塁と得点圏に走者を送る。打順は1番、新加入の川村莉沙に戻ると、内角球を振り抜いた打球が右翼フェンスを越える移籍後初の本塁打となりさらに2点を追加した。攻撃の手を緩めないビックカメラは、続く藤本麗も安打を放つ。
これ以上の失点を防ぎたい東海理化チェリーブロッサムズは、左腕・藤本捺希へと継投を見せるがビックカメラの打線は止まらなかった。工藤が安打とこの試合、早くも三つ目の盗塁を決めて二、三塁とすると、内藤が内野ゴロで三塁走者を還して加点。
さらに5回表、ビックカメラは代打に新人の渡辺華奈を送ると、リーグ初安打で期待に応える。1死二、三塁としたところで、代打攻勢をかけるビックカメラは秦瑳桜にも適時打が出て1点を追加した。
反撃に転じたい東海理化は5回裏、千葉友里亜が四球で今試合初出塁するも得点には至らず。6回途中でマウンドに上がった新人・伊藤加奈がビックカメラ打線に得点を許さない力投を見せたが、東海理化は最終回に主将・井上瑞樹がチーム初安打で出塁するも得点ならず。ビックカメラの先発・勝股美咲が開幕戦に続き、完封で勝利を飾った。-JDリーグ試合結果へ