4月19日の結果(トヨタ12-1太陽誘電)
地元開催のトヨタレッドテリアーズ打線が、太陽誘電ソルフィーユの先発でルーキー・勝山美桜に初回から襲い掛かる。先頭打者の石川恭子が四球で出塁すると、犠打と切石結女の安打で1死二、三塁と先制のチャンスに。太陽誘電は、トヨタ4番の山田柚葵が放った鋭い打球を橋本芽衣が好捕球して勝山を援護したが、続くベテラン・鎌田優希に右前適時打を許してトヨタが初回から主導権を握った。
追う太陽誘電は茂呂鈴音の初安打で出塁するも、トヨタの先発、メーガン・ファライモが圧巻の投球をみせ無得点に終わる。
3回裏から高田香に継投した太陽誘電だったが、2死から切石の二塁打、山田の適時打でトヨタが1点を追加。さらに鎌田も安打で続き、2死二、三塁とチャンスを拡大する。ここで打席に入った下山絵理が放った打球はセンターへ。これを中堅手が後逸する間に下山自身も帰還し、トヨタがこの回一挙5得点を挙げて中押し。
4回裏にも伊波奈々の適時打で得点したトヨタは、山田のソロ本塁打、野口芽生のリーグ初安打となる2点適時打、下山の本塁打と着実に追加点を奪って快勝。太陽誘電は茂呂の適時打で1点を返して一矢報いたが、それ以降は継投策のトヨタ投手陣を打ち崩すことはできなかった。
今季早くも3勝目を挙げたファライモの好投で、トヨタが地元でファンの期待に応え快勝した。-JDリーグ試合結果へ