アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

ゲームレポート

TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn

4月26日の結果(太陽誘電6×-5ミナモ)

劇的な幕切れとなったこの試合は初回、太陽誘電ソルフィーユの仕掛けから始まった。
 
大垣ミナモの先発・田中真矢から、2番・横山木葉が左前安打で出塁すると、4番・橋本芽衣も内野安打で続いて2死一、三塁と先制のチャンスを迎える。この場面で、5番・高橋舞里、6番・須田真琴が連続で四球を選び、押し出しで1点を挙げた。
 
このピンチにミナモは早くも投手を三堀茉莉亜にスイッチ。この早めの継投が功を奏し、三堀が後続をしっかり抑えて最少失点でこの回を乗り切る。
 
すると3回表、今度はミナモにチャンスが巡る。この回の先頭の戸田陽菜が四球で出塁すると、9番・古庄未久、1番・瀬戸口梨乃の連続安打で1死満塁と太陽誘電の先発・曽根はんなを攻め込んだ。
 
ここで2番・鈴村二千花が四球を選び、ミナモも押し出しで1点を挙げて同点に追いつくと、さらに2死から4番・岩月優衣に右越満塁本塁打が飛び出して逆転。主砲の一発でこの回一気に5-1とミナモが大きくリードを広げた。
 
追う太陽誘電は4回表、投手を辻奈奈にスイッチして守備からリズムを作るとその裏、この回の先頭・西山しずくが左前安打で出塁して太陽誘電が反撃を開始する。
 
9番・茂呂鈴音の中前安打、1番・小松優月の四球で太陽誘電が満塁とチャンスを再び作ると、2番・横山の犠飛で1点を返し3点差に詰め寄った。
 
同点に追い付きたい終盤の6回、太陽誘電は上原理瑛をマウンドに送りミナモ打線を封じる継投策で、勝利への執念を見せる。するとその裏に打線が奮起した太陽誘電は、四球と1番・小松の右越二塁打で無死二、三塁とこの試合最大の見せ場を作る。
 
打線が上位に回り、2番・横山が内野ゴロで三塁走者を本塁に迎え入れると、続く3番・上林藍子が初球を一閃。打球はベンチの祈りと共に左翼越えとなる同点の2点本塁打となり、太陽誘電が終盤でついに5-5の同点に追いついた。
 
マウンドにサム・ショウを送り、流れを引き戻そうとしたミナモ。内野安打と四球で逆転の走者を得点圏に送る太陽誘電の粘る打線に得点を許さず最終回の攻防に移る。
 
しかし勢い勝る太陽誘電は7回裏、先頭・向山乙葉が四球で出塁すると、途中出場の渡辺己湖、1番・小松の連続安打で無死満塁とサヨナラのチャンスを作る。ここで打席に入った2番・横山が鋭い打球を放つとボールは三遊間を抜けて三塁走者が生還。終盤に打線が粘りを見せた太陽誘電が劇的なサヨナラで勝利を収めた。-JDリーグ試合結果へ
アクセス
太田市運動公園野球場
  • 東海道新幹線 東京駅 - 上野東京ライン(56分)- 久喜駅 - 東武伊勢崎線(29分)ー 館林駅 - 東武小泉線 - 竜舞駅 - 徒歩20分
jone_logo
取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
その他の速報
この記事の関連記事
TwitterFacebookLinePinterestLinkedIn