5月11日の結果(自動織機9‐4日本精工)
互いにエースがマウンドにあがり、一歩も譲らない展開。日本精工ブレイブベアリーズの先発カーリー・フーバーは、初回から走者を出すも要所を二者連続三振で切り抜け3回まで無失点。対する豊田自動織機シャイニングベガの先発、ダラス・エスコベドも初回三者凡退で抑え、立ち上がり好調だった。
3回裏に日本精工は先頭打者・吉田樹理が四球で出塁し、代走・於保伊吹が盗塁を決める。その後、四球と犠打で1死二、三塁と無安打で好機をつくるがここで得点はならず二者残塁。4回表、流れを掴みたい自動織機は先頭打者の池上桃花が安打で出塁すると沢柚妃がセフティで出塁。2死一、二塁から竹中真海が右翼への3点本塁打を放ち先制した。その後も出塁を許したが2死一、二塁の場面で日本精工は小栗已緒乃に継投し、なんとか後続を断ち切った。
5回表にも自動織機は佐藤友香のソロ本塁打でリードを4点に広げる。追いかける日本精工は5回裏、1死一塁に伊藤美紅が値千金の2点本塁打、2死無塁からも宇野このみがソロ本塁打で追加点を入れると4-3にまで一気に差を詰めた。自動織機はここでケリー・マクスウェルに継投、ここは要所を締めた。
6回表、須藤志歩が本塁打を放ち意地をみせると、その後もマケナ・スミスが安打で出塁、佐藤が三塁強襲二塁打。1死二、三塁となり日本精工はカーリーに投手を戻すが織機打線は収まらず、森本なるかが中安適時打で追加点を入れた。
7回表、2死一、二塁で梶原沙希が今季初安打となる二塁適時打で2点を追加し9-3。その裏に自動織機は1死から浅井茉琳に継投。2死一塁で日本精工は途中出場の橋本花音がリーグ初安打を記録した後、2死二、三塁から宇野が適時打を放ち1点追加するも届かず。逃げ切った自動織機は今季4勝目を挙げた。–JDリーグ試合結果へ