トヨタレッドテリアーズのメーガン・ファライモと、東海理化チェリーブロッサムズの藤本捺希がマウンドに上がったこの試合。序盤から両者譲らない緊迫した投手戦を展開した。
東海理化の藤本は走者は背負うものの、ここ一番で際どいコースにしっかり投げ切り三振を奪ってピンチを凌ぐ。一方のトヨタ・ファライモは、防御率0.60、72奪三振という見事な成績に違わぬ力投をこの試合も披露し、東海理化打線に安打すら与えない完璧な投球を見せる。
打撃陣の援護をお互いに待ち、差し掛かった中盤。遂にトヨタが試合を動かした。
4回表、トヨタは先頭の島仲湊愛が内野安打で出塁。続く小林楓も、犠打にチャージする一塁手の横を抜ける絶妙なコースに転がし、オールセーフで先制点のチャンスを作る。犠打で1死二、三塁と更に走者を進めたトヨタに対し、この場面で東海理化は実績十分の左腕・永谷真衣にマウンドを託した。
その後、2死満塁とチャンスを広げたトヨタは、3番・切石結女が押し出しの死球。ついに待望の1点を先制した。
さらに7回、トヨタは右前安打で出塁した山田柚葵を犠打で二塁へ進めると、2死二塁から島仲が中前前に適時打を放ち、力投するファライモに追加点をプレゼントした。
2点を追い、最終回に反撃を見せた東海理化だが、ファライモの重い球に最後まで本塁が遠く得点に至らず。3安打完封勝利を挙げたファライモが西地区トップを独走する8勝目。トヨタも今季8勝目を挙げて西地区首位の座を守った。–JDリーグ試合結果へ

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西条市ひうち球場
- 山陽新幹線 岡山駅-予讃線特急しおかぜ( 105分)-伊予西条駅- 瀬戸内運輸バス(6分)- 玉姫殿前停留所 - 徒歩10分

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )
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- ソフトボール5月30日の結果(ミナモ 3-1 SHIONOGI) ついに始まったJDリーグ第7節の東西交流戦。静岡県掛川市でその初戦に臨んだのは東地区の大垣ミナモと、西地区のSHIONOGIレインボーストークス。 現在、東地区7位のミナモは先発投手に左腕のエヴァ・フォールトマンを投入。そして対するSHIONOGIは現在、西地区4位。大型右腕の中邨 花菜が先発マウンドを任されると、年に一度の注目の対決が始まった。 ミナモが先制でリードを奪う 試合は1回裏、1死からミナモの2番・井上 美樹と3番・近本 和加子が連続四球を選んで出塁。先制点の期待を背負い、4番のサム・ショーが打席に入った。しかしここは内野ゴロに倒れ、併殺でチェンジに。立ち上がり、SHIONOGIの中邨が守備に救われた。 それ以降、序盤は両チームとも本塁が遠い試合展開に。そして試合が動いたのは中盤のミナモの攻撃だった。 4回裏、ミナモは先頭の近本が四球で出塁。続く4番・ショーの打球は遊撃手へ飛んでいくと、上手くバウンドが合わせられず遊撃手・木村 愛が後逸。そのまま打球が外野へ転がる間に一塁走者の近本は一気に三塁へ進んだ。 無死一、三塁から、5番・フォールトマンの打球は再び遊ゴロに飛ぶ。しっかりと捕球した木村だったが、三塁走者を牽制してると一塁までもセーフになってしまう。内野安打となり無死満塁とすると、6番・谷ひなたの打席でまさかのバッテリーが失策。その間に三塁走者が生還し、ミナモが先制点を奪った。 ミナモの攻めはまだ続く さらに谷の犠牲飛球で2点目を追加。SHIONOGI中邨にとって展開が苦しくなってきた。 さらに7番・久保田 優海が四球を選び走者を増やすと、8番・山内 萌々華の打球が右前に上がった。ノーバウンドで取ろうと右翼手・が飛び込むも、グラブには入らず。打球が点々とする間に三塁走者が帰り、3-0とリードを広げた。 その後、空振り三振を奪い2死をとった中邨。しかし、ここでSHIONOGIのバッテリーが交代となった。無死二、三塁から2番手・三輪さくらと捕手・氏丸 陽南が後を任されると、続く1番・鈴村ニ千花を右飛に抑えてテンポよくチェンジに。 しかし、ミナモは3点というリードを奪い交流戦勝利に向けて、一歩前に出た。 SHIONOGIも木村の安打で得点 SHIONOGIの反撃が始まったのは6回表。先頭の中村みなみが右前安打で出塁。続く3番・次田せなが四球を選んで無死一、二塁とすると、ここで打席には4番・木村愛。1打席目にも安打を放ち好調な木村はここでも左前に運び、二塁走者が一気に生還し得点。守備のでミスを取り返し、4番の仕事をしっかり果たした木村がチームの活気を戻した。 しかし、それ以降の攻撃はミナモの先発・フォールトマンに抑えられてしまう。SHIONOGIはそれ以降、凡打に終わり追加点とはならなかった。 そのまま最終回もマウンドに上がったミナモのフォールトマン。1人に四球を与えたものの、SHIONOGI打線を完璧に抑えて試合を締めた。投打で噛み合ったミナモは嬉しい今季2勝目。MWPには完璧な投球をみせ、チームを勝利に導いたフォールトマンが選ばれた。 明日は伊予銀行ヴェールズ戦。ミナモの活躍を明日も期待したい。
- ソフトボール5月30日の結果(NEC 7-5 伊予銀行) いよいよ始まったJDリーグ第7節の掛川ラウンド。ここで今シーズン初となるNECプラットフォームズレッドファルコンズのホームゲームが開催された。さらに今節からは年に一度の西地区チームとの交流戦となっている。 そんな初戦の相手は、現在西地区6位の伊予銀行ヴェールズ。一方、NECプラットフォームズは6勝7敗の東地区5位。 前節、東地区首位の戸田中央メディックス埼玉戦で最終回に劇的なサヨナラ勝ちを収め、好調なNECプラットフォームズ。その打線や雰囲気をホームゲームに繋げることができるのか。 そしてプレーオフに駒を進めるために、勝ち星を積み重ねている中で迎えたホームゲーム。レプリカユニフォームを着たファンが多く駆けつけ、真っ赤に染まった三塁スタンドが大いに盛り上がっていた。 NECが先制点を奪う 多くのファンからの期待を背負ったこの一戦。NECプラットフォームズの先発投手は山本 すみれが務めた。山本はこれまで強力打線相手にも臆さない投球で打者を翻弄。今日もそんな好投に期待がかかっていた。対する伊予銀行の先発投手はベテランエース・庄司 奈々。 両投手とも初回の立ち上がりは落ち着いた様子。しかしすぐに試合が動いた。2回裏、NECプラットフォームズの攻撃で先頭の塩田 優和が投手強襲安打で出塁。すぐさま盗塁を決めると、内野ゴロの間に三塁に進んだ。さらに1死三塁で打席入った原 日菜海が四球を選んで走者を増やすと、ここで柴田 日菜乃を迎える。 早速のチャンスで先制点が欲しい場面。柴田は内角の少し浮いた庄司の球を見逃さなかった。鋭いスイングとともに打球音が会場に響くと、右翼手がフェンスに向かって走っていく。あっという間にフェンスまで到達すると、風に乗った柴田の打球は、そのまま奥に吸い込まれて本塁打になった。 3点弾で先制したNECプラットフォームズ。赤く染まったスタンドからも大歓声が響き渡り、掛川ホームゲームで好スタートを切った。 ここから怒涛の点の取り合い しかし伊予銀行もすぐさま反撃開始。直後の3回表、先頭の吉金 亜希子が死球で出塁。打順が1番に戻ると、1番・辻井 美波も左前安打でチャンスを広げた。内野ゴロの間に、後ろの走者は入れ替わるも二塁走者が三塁に進塁。そして1死一、三塁になると、一塁走者が盗塁を仕掛けた。すると二塁でクロスプレーになる間に、隙を見て三塁走者の吉金が生還。早々に1点を返した。 しかし大応援に背中を押されるNECプラットフォームズは再び伊予銀行突き放す。3回裏、先頭の辻野 こころが2本目の安打で塁に出ると、すぐさま盗塁で得点圏に進んだ。すると3番・長井 美侑が左前へ適時打を放って4点目を獲得。リードを再び3に広げた。 伊予銀行がひっくり返す それでも追いかける伊予銀行は4回表に無死から5番・平岡 花による右越えソロ本塁打で得点。その後も、6番・瀧川 愛海が四球を選ぶと、内野ゴロで走者が入れ替わるも、1死一塁から8番・齋藤 明日加が右中間を破る二塁打を放ってチャンスを広げる。 さらに9番・吉金が左中間を破る2点三塁打を放って4-4の同点に。そして打順が1番に戻ると、辻井がきっちりと中前に弾き返し、適時打で得点。この回で一挙4得点の伊予銀行が5-4と逆転に成功した。 木村のダメ押し弾 立場が入れ替わり、追いかけるNECプラットフォームズは4回裏。2死から8番・柴田が四球で出塁。さらに9番・千葉 彩音も中前安打で続いた。ここで打順が先頭に戻ると、これまで打撃に苦しんでいた1番・木村 友奏が庄司の球を捉えた。フルスイングとともに高く上がった打球はそのまま左中間を越える本塁打となり、ここで特大3点弾。 再び1発で試合をひっくり返したNECプラットフォームズ。木村の復活を告げる一発で、チームを立ち直らせた。するとここで伊予銀行の投手が2番手・田内 愛絵里に交代。田内は直後の打者を飛球に打ち取って、この流れを断ち切ると援護に期待した。 そしてリードを奪ったNECプラットフォームズも、5回表に投手を大塲 亜莉菜に交代。伊予銀行の反撃を許さない投球で、山本がつくった試合を引き継いだ。 NECのホーム1勝目! 2点を追う伊予銀行は7回表、1死から本間 紀帆の打球で三塁手・千葉の送球が乱れてセーフに。そして、この試合で本塁打を放っている5番・平岡が1死一塁から左中間に弾き返すと、この打球を中堅手・原が俊足を活かして走り込みキャッチ。抜けるか...と思われた打球を見事に抑え、投手を助けた。 その後も伊予銀行は大塲の好投によって打線が沈黙。NECプラットフォームズは最後の一人を見逃し三振で乗り切り、ホームゲーム初戦を勝利で飾った。最後に本塁打を放った木村は「みんなが繋いでくれたので、私も後ろに回す意識で打席に入りました。まさか本塁打になるとは思わなかったのでよかったです」と話した。 1500人の大観衆に見守られて勝ち取った今季7勝目。NECプラットフォームズの勢いはどこまで続くのか、明日のSHIONOGIレインボーストークス戦にも注目だ。
- ソフトボール5月24日の結果(NEC 7-6 戸田中央) 女子ソフトボール・JDリーグ2026シーズンの第6節に臨むNECプラットフォームズレッドファルコンズ。今節は22日のデンソーブライトペガサス戦、23日のビックカメラ高崎ビークイーン戦のどちらも敗戦という結果で連敗をしていた。 しかしNECプラットフォームズの雰囲気はとても良い。だからこそ今日の戸田中央メディックス埼玉戦には勝って、次節のホームゲームに繋げてほしい。 注目の先発投手はエース・大塲 亜莉菜。そして戸田中央メディックスからは増田 侑希が発表されたが、実際に初回のマウンドに立ったのは後藤 希友。二刀流だからこその戦術で、戸田中央メディックスも勝利を目指す。 2者連続本塁打を浴びる 戸田中央メディックスは1回表、先頭の中川 彩音が右中間に。続く2番・橋爪 ひかりが左越えのソロ本塁打をそれぞれ放って2点を獲得。中川はこの一打でリーグ通算100打点を達成した。 開始と同時に強烈な2発を浴びた大塲。しかし、戸田中央メディックスの攻撃は止まらない。 さらに3番・坂本 結愛と4番のスカイラー・ウォレスが連続で四球を選び無死一、二塁とした。内野ゴロと飛球で2死とするが、7番・今田まなの適時打で3点目。 さらに四球で満塁にすると、9番・松本 沙耶にも適時打が飛び出し得点。初回にいきなり4点を獲得した戸田中央メディックスが試合の主導権を握った。 今日は初回から反撃開始 対するNECプラットフォームズは1回裏。イニングが始まる前の交代で、指名打者を兼ねて投手としてマウンドに上がった後藤 希友に対して攻めていく。 1番・木村 友奏が死球で出塁すると、早速代走に別府 柚良が入る。するとその俊足を活かして盗塁に成功。無死二塁から2番・辻野 こころが右前安打を放って一、三塁とチャンスを広げると、3番・長井 美侑の右方向への犠牲飛によって1点を返した。 さらに辻野が盗塁で二塁に進むと再び得点圏に。ここで5番・塩田 優和も右前に弾き返し辻野が一気に生還。この適時打で大塲を助ける2点を返し、NECプラットフォームズが反撃に出た。 チームの勢いが止まらない 2回表からNECプラットフォームズの投手が山本 すみれに交代。大塲の後を任されると、戸田中央メディックスの打線をしっかり抑えて完璧な仕事をこなしていく。そんな山本に背中を押されて、攻撃陣はここからさらに反撃開始。 2回裏、先頭の6番・諏訪 いろはが左越えのソロ本塁打を放って得点。4-3と点差を縮めると、後も繋ぐ。 7番・原 日菜海と8番・柴田 日菜乃が連続で内野安打を放ち出塁。逆転の走者も出たところで、戸田中央メディックスは投手を交代した。すると試合開始直後に交代となった増田 侑希が再出場。無死一、二塁から試合が再開した。 チャンスからの再開となるも、直後に送りバントが決まらずに走者が入れ替わる。さらに増田の力のある速球に押されて飛球を打たされるとあっという間に2死。 2番の辻野が左前安打で繋ぐも、続く長井が凡打に倒れて追加点とはならず。増田がしっかりとリリーフの役割と果たし、4-3で戸田中央メディックスがリードをしたまま中盤へ。 増田を攻略しついに同点に そして迎えた3回裏、NECプラットフォームズは先頭の4番・竹内 みのりが中越えのソロ本塁打を放って得点。ここで決めるのが4番の強さ。これで同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。 それ以降はスコアボードに0が並び、こう着状態になっていたがついに試合が動いた。7回表、戸田中央メディックスは4番・ウォレスの内野安打で出塁。 すると5番・岩月 優衣が外角の少し浮いた球を見逃さなかった。フルスイングで逆方向に弾き返すと、打球はライナー性の鋭い打球で左中間へ。あっという間にフェンスの奥に吸い込まれると、これが2点本塁打になり、戸田中央メディックスのスタンドが沸く。ついに6-4とリードを奪い、誰もが戸田中央メディックスの勝利を確信した。 ここから劇的な最終回 追い込まれたNECプラットフォームズだが、誰も諦めてはいなかった。先頭の柴田が中前安打で出塁。続けて代打・柏木 みくが投手強襲安打で繋ぐと、再び流れがやってきた。 打順は1番に戻って木村が打席へ。無死一、二塁というチャンスだったが木村は惜しくも空振り三振。1点ずつ...と選手全員が祈る中、次に打席に入った辻野。みんなの期待を背負った辻野が、内角の球を思い切り振り抜いて引っ張った。 大きく放物線を描いて飛んでいく打球。右翼守の頭、そしてフェンスも越えていき本塁打となった。その瞬間、辻野は大きくガッツポーズ。ベンチも勢いよく飛び出し、帰ってきた3人を迎えた。 7回裏、サヨナラ3点本塁打。土壇場で一気に試合をひっくり返し、勝利を手にしたNECプラットフォームズ。東地区首位の戸田中央メディックスに対して、劇的な勝利で大きな勝利を掴み取った。 試合を決めた辻野は「まさかフェンスを越えるとは思いませんでした。でも、打った瞬間に得点できるのは確信しましたね。この試合、私たちはチャレンジャーだったので、勝てて本当によかったです」と喜びを話した。 NECプラットフォームズは来週、掛川でのホームゲームに臨む。戸田中央メディックスに勝利したことが、チームの流れを変えるきっかけとなるか。プレーオフ進出に向けて、交流戦の戦いにも注目だ。
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