
SHIONOGIレインボーストークスの三輪さくらと、東海理化チェリーブロッサムズの藤本捺希が先発で投げ合ったこの試合。前日の試合で投手戦を演じた両チームが、この日も息詰まる投手戦を展開した。
先制したのはSHIONOGI、2回裏の攻撃だった。この回先頭の田島茉依が右前安打で出塁すると、四死球を絡めて2死満塁とチャンスを広げ、打席に入った氏丸陽南が死球を受ける。押し出しでSHIONOGIが1点を献上した東海理化の藤本、さらに追加点のピンチは続いたが、最後は一ゴロでこの場を切り抜け最小失点で乗り切った。
5回裏1死となったところで、東海理化は藤本に代えて永谷真衣をマウンドに送る。この交代で流れを変えたい東海理化だったが、直後に打席に入ったSHIONOGI・村林乙葉が左翼手の頭上を高く越える特大のソロ本塁打を放つ。継投策を取っての対決はSHIONOGIに軍配が上がり、試合を優位に進めていった。
追いかける東海理化は最終回、1死から小倉美衣菜が左越えにソロ本塁打を放ち1点を返す。同点を期待するファンで盛り上がる東海理化応援団だったがあと一歩。SHIONOGI先発の三輪が最後まで崩れることなく完投勝利し、2日連続の1点差勝利で西条ラウンドを連勝。SHIONOGIが今季6勝目を挙げた。–JDリーグ試合結果へ
- 西条市ひうち球場
- 山陽新幹線 岡山駅-予讃線特急しおかぜ( 105分)-伊予西条駅- 瀬戸内運輸バス(6分)- 玉姫殿前停留所 - 徒歩10分

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )
その他の速報
- ソフトボール5月18日の結果(ホンダ2‐0太陽誘電) 太陽誘電ソルフィーユは初回、ホンダリヴェルタ先発のアリー・カーダからチャンスを作り三塁まで走者を進めるも、得点には至らず。一方のホンダは2回裏、太陽誘電の先発の上原理瑛から秋豆朱音が安打で出塁。続く吉田彩夏が本塁打を放ち、2点を先制する。 その後は両投手が走者を出しながらも好投を見せ、野手陣の好守にも支えられ無得点の展開が続く。5回表からホンダはジェイリン・フォードがマウンドに上がった。2点を追う太陽誘電はフォードから二、三塁のチャンスを作るも、あと一本が出ず無得点に終わる。 5回裏から太陽誘電は投手を曽根はん奈に交代。テンポの良い投球で二者連続三振を奪い、この回を三者凡退に抑える好投を見せた。その直後の6回表、太陽誘電は再び1死一、二塁と得点のチャンスを作るが、ホンダのフォードを前にまたも得点には結びつかない。 6回裏には、この日全打席で安打を放つ打撃好調の秋豆が再び出塁。続く安山涼香も安打で続き、2死一、三塁の好機を作るが、太陽誘電の曽根が粘りの投球で無失点に抑え、打撃陣の援護を待った。最終回、2点を追う太陽誘電の攻撃だが、マウンドに上がってからの序盤はやや不安定だったフォードが7回は安定した投球を見せ、三者凡退に仕留めて試合終了。2点を守り切ったホンダが勝利を収めた。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月18日の結果(日立7‐7ビック) 日立サンディーバは田内愛絵里が今季初先発。1回裏、田内の立ち上がりを攻めたいビックカメラ高崎ビークイーンは、2死満塁の場面で藤田倭が本塁打を放ち一気に4点の先制に成功する。その裏、日立は先頭打者・笠原朱里がビックカメラの先発・濱村ゆかりから本塁打を放ち1点を返すも、序盤のビハインドは大きいかに思われた。 3回裏、勢い付くビックカメラ高崎は2死から工藤環奈が四球、内藤実穂が安打で出塁し2死一、二塁と追加点のチャンスを作る。前の打席で満塁本塁打を放っている藤田を迎え、ここで日立は投手を長谷川鈴夏に交代。早めの継投で登板した長谷川は、藤田に死球を与えて満塁のピンチを背負うと、さらにバッテリーエラーの間に三塁走者の生還を許す。この1点で抑えたものの点差は再び4点に広がった。 3回からビックカメラ高崎は、濱村に代わり藤田をマウンドに。快調に抑えていた藤田を日立が捉えたのは5回表の攻撃だった。 この回先頭の唐牛彩名、続く藤森捺未が連続安打で出塁すると、小島あみが四球を選んで無死満塁と反撃の狼煙を上げる。ここで打席に入った杉本梨緒は、コースに逆らわずセンター方向に大きな打球を放つ。これが起死回生の満塁本塁打となり、日立が満塁弾で失点した4点を満塁弾で取り返して試合を振り出しに戻した。 5回2死、ビックカメラ高崎が3人目の投手としてマウンドに送ったのは、レジェンド・上野由岐子。上野は日立に傾きかけた流れをピシャリと抑えマウンドをおりるが、日立も継投策が功を奏する。 5回裏から登板した日立のドンテイシャ・ゴーボーンは、5回、6回と走者を出すも最速116km/hの速球と緩急を活かした投球で要所を締めて無失点。7回裏からは、主将・坂本実桜をマウンドに送り、ビックカメラ高崎の攻撃を抑えてゲームは延長戦へ突入した。 8回表の無死二塁から始まるタイブレーク。日立は2死一、三塁からビックカメラ高崎バッテリーの失策で1点を勝ち越すが、その裏のビックカメラ高崎も、1死三塁から内藤実穂の遊ゴロの間にランナーが生還し再び同点。 続く延長9回は1死二、三塁からの攻防となるが、ビックカメラ高崎は7回と同様、バッテリーエラーで1点を許すもその後は追加点を防ぐ。その裏、ビックカメラ高崎も、我妻悠香の遊ゴロの間に同点とするが後続を日立・坂本が冷静に抑えて同点止まり。両チームに満塁本塁打が出た点の取り合いは、9回まで両チーム譲らずの激戦となり7-7の引き分けで幕を閉じた。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月18日の結果(豊田織機9‐4デンソー) 愛知県を本拠地に置くチーム同士の対決は、デンソーブライトペガサスの遠藤杏樺と豊田自動織機シャイニングベガのダラス・エスコベドの先発で始まった。初回、豊田織機は大平あいの四球と須藤志歩の安打で1死一、二塁とチャンスを作るも、遠藤がこのピンチを併殺打で抑えて無得点。 初回のピンチを抑えて流れを掴みたいデンソーは、住友ゆづきの四球で1死一塁とし3番・白石望美が左飛を放つ。ここで走者の帰塁をめぐり自動織機からアピールプレー。一塁走者が二塁を回って一塁ベースへ帰塁する際、二塁ベースを踏んでいないとのアピールが通り、走者アウトの併殺打。今度は豊田織機が併殺でピンチを凌いだ。 試合が大きく動いたのは3回表、豊田織機の攻撃だった。1死から四球で出塁した竹中が二盗を決めると、2番・大平がフルカウントから左翼ポール際に運ぶ2点本塁打を放ち先制する。その後も2死一塁から、5番・佐藤友香が三塁手のグラブを弾く強襲安打。このボールがファールグラウンドへ転がる間に一塁走者が本塁まで還り追加点。さらに、6番・池上桃花にも中越え2点本塁打が飛び出し、この回、一挙5点の集中打で主導権を握った。 豊田織機は5回表、前の回からマウンドに立つデンソーの新人・飯島綾香を、安打と四球で1死一、二塁と攻める。このチャンスで打撃好調の池上が左中間に2点適時打。沢柚妃の右翼への適時三塁打と、森本なるかの内野ゴロでダメ押しとなる4点を追加し、リードを9点へ広げた。 反撃したいデンソーは6回裏、リリーフの浅井茉琳へから白石、ミア・デービッドソンの連打で2死一、二塁のチャンスを作る。ここで7番・川口茉菜が右前適時打で待望の1点を挙げると、続く途中交代の榊原春奈にも中前適時打が出て2点目。豊田織機に追いすがる。7回にもデンソーは、3番・白石が完璧に捉えた意地の特大2点本塁打を左翼スタンドに突き刺し5点差に詰め寄るも、最後は併殺打に抑えた豊田織機が逃げ切り。 デンソー終盤の追い上げで、最後まで地元大会の大応援団が盛り上がったものの、序盤から打撃が大爆発した豊田織機が勝利を飾った。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月18日の結果(トヨタ4-2SGH) SGホールディングスギャラクシースターズはベテランのカーヤ・パーナビー。一方のトヨタレッドテリアーズはの若手の丸本真菜と対照的な投手が投げ合ったこの試合。初回から先手を取ったのはトヨタだった。 1回表、トヨタは先頭・石川恭子、続く伊波菜々が連続安打で出塁すると、盗塁を絡めて1死二、三塁と先制のチャンスを作る。ここで打席に入った4番・山田柚葵が、見事にヒットエンドランを成功させて確実に先取点をもぎ取った。 しかしその裏、SGHも1死から2番・川原千賢が四球で出塁してチャンスを作ると、続く3番のステーシー・ポーターが左越えに2点本塁打。初回の攻防を自慢の長打で上回ったSGHが、2‐1と逆転に成功して主導権を握った。 点差を開かせたくないトヨタは、3回表からマウンドにメーガン・ファライモを送る。前日、完封でチームを勝利に導いた剛腕が今日もマウンドに上がりスタンドを沸かせる。 ファライモの好投に応えたいトヨタは4回表、5番・鎌田優希が内野安打で出塁すると、2つの犠打で走者を進めて2死三塁と同点を狙う。さらに続く片岡僚子がしぶとく四球を選び2死一、三塁、逆転の走者も置いた場面で藤家菜々子が打席に向かった。このチャンスに藤家は、右中間に上手くボールを運び、これがフェンスを越えて逆転の3点本塁打。今度はトヨタが一発で試合の流れをひっくり返した。 5回表、SGHは投手をキャスリン・サンダーコックにスイッチ。安打で走者を背負うものの、要所を抑えてトヨタ打線に追加点を許さない。 何とか同点、逆転で投手を援護したいSGHだったが、その後もファライモの前にホームベースが遠く試合終了。 逆転で今季9勝目を掴んだトヨタが、第5節を終えて西地区首位を守り抜いた。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月18日の結果(伊予銀行2-1タカギ) 初回、タカギ北九州ウォーターウェーブは伊予銀行ヴェールズ先発・黒木美紀の立ち上げを攻める。四球を選び、1死満塁と先制のチャンスを作ったタカギ北九州だったが、伊予銀行は好守備で黒木を救い無失点で凌ぐ。 その裏、伊予銀行も1死から瀧川愛海が二塁打で出塁するが、ワイルドピッチかと思われた難しい投球を捕手・橋崎芽依奈が好捕。三盗を試みた瀧川を三塁で封殺して先制点を許さない。 両チーム、先制のチャンス潰えた2回表、1死からタカギ北九州・柏坂志帆に中前安打が出ると、犠打で2死二塁と再び得点圏に走者を進めた。この場面で、山根悠夏が中前に適時打を放ちタカギ北九州が先制点を挙げる。 しかしその裏、伊予銀行もすぐに反撃。ベテラン・本間紀帆が打った瞬間それと分かる、豪快な同点ソロ本塁打を放ち流れを渡さない。試合は再び1点を争う展開で進んでいった。 試合が中盤に差し掛かった4回裏、タカギ北九州はここまで好投の先発・上村紗輝から鹿野愛音へと継投。この交代直後に伊予銀行のベテラン・安川裕美が値千金となるソロ本塁打を放ち2‐1と勝ち越しに成功する。 6回裏、ブルック・ヨネズをマウンドに送り勝利への執念を見せたタカギ北九州だったが、最少得点差のまま伊予銀行が逃げ切り。伊予銀行は、地元愛媛県の西条ラウンドで勝利し、詰めかけた多くのファンに笑顔を届けた。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月18日の結果(日本精工7‐0ミナモ) 初回、大垣ミナモ先発のサム・ショーから、日本精工ブレイブベアリーズの伊藤美紅が今季3本目となる特大の先頭打者本塁打を放ち幸先よく先制点を挙げた。 対するミナモもその裏、日本精工先発のカーリー・フーバーから古庄未久、岩月優衣が連打で出塁。その後1死満塁と逆転のチャンスを作るも、フーバーーが気迫あふれる速球と緩急を巧みに使った投球術を見せて後続を打ち取り、ミナモに得点を許さなかった。 すると2回表、日本精工は先頭・岡本采子が二塁打で出塁。続くベイリー・ハンプヒルが本塁打を放ち、さらに2点を追加した。その裏、ミナモ打線も二、三塁の好機を作るが、またしても得点には至らず。以降、両チームの投手が好投を見せる。 5回裏は、日本精工はリリーフに鈴木りりかを送る。鈴木は四球でランナーを許すものの、落ち着いた投球で無失点に抑えてチームにリズムを作ると、6回表に宇野このみのこの日チーム3本目となる本塁打が出て、鈴木を援護した。 日本精工は7回表にも貴重な追加点。1死から代打・石原瑠々が四球で出塁すると、2死から今季初打席となる於保伊吹と宇野の連打で満塁のチャンスを作った。ミナモはここで投手を中村美瑠に交代するが、不正投球により走者の本塁生還を許して1点を失う。 さらに、5回から途中出場の桒原伊代が中堅の頭を越える適時打を放ち、この回3点を追加して試合を決めた。日本精工は3投手の完封継投で3勝目。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月17日の結果(SHIONOGI1×‐0タカギ) 雨により開始時間が遅れナイターゲームとなったこの試合は、SHIONOGIレインボーストークスの三輪さくら、タカギ北九州ウォーターウェーブの鹿野愛音という日本代表投手同士の投げ合いで幕を開けた。両投手とも初回から三者凡退で相手打線を抑えると、速いテンポで試合が進んでいく。 SHIONOGIは2回裏、2死一塁で田島茉依がチーム初安打を放ち出塁するもあと一本が出ずに無得点。対するタカギ北九州も3回表、先頭の細見真由が内野安打で出塁し先制点のチャンスをうかがうか、三輪が後続を許さない気迫の投球で無得点に凌いだ。 4回表も、タカギ北九州が先頭・土井彩香の安打で無死から走者を出す。1死一塁の場面で兼平真咲が二塁で難しい位置にゴロを放ち、一塁へ意地のヘッドスライディング。出塁を狙うも、SHIONOGI二塁手・水戸川綾音がスライディングをしながら一塁ベースを踏んで間一髪でアウト。好プレーで三輪を援護した。 さらに5回表、タカギ北九州は先頭打者が四球を選んで三度先制のチャンスを作りに掛かる。続く細見の内野安打で無死一、二塁としたタカギ北九州は、犠打で1死二・三塁と走者を進めて絶好の先制のチャンスを迎える。ここでヒットエンドランを掛けた打者が空振りをすると、大きく離塁した三塁走者が帰塁できずにタッチアウト。タカギ北九州は、この日最大の得点のチャンスを逸した。 タカギ北九州の鹿野は、6回までSHIONOGI打線をわずか1安打で抑える完璧な投球をみせていたが、7回裏に劇的なドラマが待っていた。7回裏、2死まで簡単にアウトを重ねた鹿野だったが、谷本奈々が四球を選んで出塁する。この場面で、SHIONOGI・松田監督のサインにすかさず盗塁を決めた谷本を二塁に置き、打席に入った中村みなみが中前に適時打を放ちサヨナラ。 SHIONOGIが少ない好機をものにし投手戦を制し、5勝4敗と嬉しい勝ち越しを果たした。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月17日の結果(SGH11‐3伊予銀行) SGホールディングスギャラクシースターズの小川美沙希と、伊予銀行ヴェールズの庄司奈々が先発で投げ合ったこの試合。初回からSGHの先頭打者・望月朱里が、粘りに粘った末に先頭打者本塁打を中越えに放ち幸先よく1点を先制すると、その後は本塁打が乱れ飛ぶ空中戦の幕が切って落とされた。 追う伊予銀行は3回裏、地元大応援団に後押しされた安川裕美が、左中間にソロ本塁打を放ち同点に追い付く。双方ソロ本塁打の一失点で凌いでいた両チームは、一気に試合展開が動く中盤に進んでいった。 4回表、SGHは無死からこの日4番に入った木下華恋がソロ本塁打を放ち勝ち越すと、森田あさひの二塁打と敬遠四球で1死一、二塁と庄司を攻め立てる。このチャンスに7番の山本星が適時打を放ち、さらに1点を追加した。 5回表、小泉夢乃をマウンドに送り反撃体制を整えた伊予銀行だったが、SGHの超銀河系打線が爆発。この回先頭の望月が内野安打で出塁すると、2つの四球で無死満塁に。このチャンスに勝ち越し本塁打を放っている木下が、右前適時打で走者を還すと、押し出し四球も出てSGHが5点目。SGHが試合の流れを完全に支配する。 攻撃の手を緩めないSGHは、続く満塁のチャンスで5番のエリカ・ピアンカステリが中越に豪快な打球を放って満塁本塁打。この回6得点のビッグイニングを作り、9-1と伊予銀行を突き放した。 5回裏、伊予銀行は瀧川愛海が右越え2点本塁打を放って追いすがるも、7回表、SGHも山本が右越え2点本塁打を放ち伊予銀行の反撃ムードを一蹴。両チーム合わせて6本の本塁打が出たこの試合は、SGHが打ち勝って西条ラウンドの初戦を勝利で飾った。-JDリーグ試合結果へ
- ソフトボール5月17日の結果(トヨタ2‐0東海理化) トヨタレッドテリアーズのメーガン・ファライモと、東海理化チェリーブロッサムズの藤本捺希がマウンドに上がったこの試合。序盤から両者譲らない緊迫した投手戦を展開した。 東海理化の藤本は走者は背負うものの、ここ一番で際どいコースにしっかり投げ切り三振を奪ってピンチを凌ぐ。一方のトヨタ・ファライモは、防御率0.60、72奪三振という見事な成績に違わぬ力投をこの試合も披露し、東海理化打線に安打すら与えない完璧な投球を見せる。 打撃陣の援護をお互いに待ち、差し掛かった中盤。遂にトヨタが試合を動かした。 4回表、トヨタは先頭の島仲湊愛が内野安打で出塁。続く小林楓も、犠打にチャージする一塁手の横を抜ける絶妙なコースに転がし、オールセーフで先制点のチャンスを作る。犠打で1死二、三塁と更に走者を進めたトヨタに対し、この場面で東海理化は実績十分の左腕・永谷真衣にマウンドを託した。 その後、2死満塁とチャンスを広げたトヨタは、3番・切石結女が押し出しの死球。ついに待望の1点を先制した。 さらに7回、トヨタは右前安打で出塁した山田柚葵を犠打で二塁へ進めると、2死二塁から島仲が中前前に適時打を放ち、力投するファライモに追加点をプレゼントした。 2点を追い、最終回に反撃を見せた東海理化だが、ファライモの重い球に最後まで本塁が遠く得点に至らず。3安打完封勝利を挙げたファライモが西地区トップを独走する8勝目。トヨタも今季8勝目を挙げて西地区首位の座を守った。-JDリーグ試合結果へ
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