5月18日の結果(伊予銀行2-1タカギ)
初回、タカギ北九州ウォーターウェーブは伊予銀行ヴェールズ先発・黒木美紀の立ち上げを攻める。四球を選び、1死満塁と先制のチャンスを作ったタカギ北九州だったが、伊予銀行は好守備で黒木を救い無失点で凌ぐ。
その裏、伊予銀行も1死から瀧川愛海が二塁打で出塁するが、ワイルドピッチかと思われた難しい投球を捕手・橋崎芽依奈が好捕。三盗を試みた瀧川を三塁で封殺して先制点を許さない。
両チーム、先制のチャンス潰えた2回表、1死からタカギ北九州・柏坂志帆に中前安打が出ると、犠打で2死二塁と再び得点圏に走者を進めた。この場面で、山根悠夏が中前に適時打を放ちタカギ北九州が先制点を挙げる。
しかしその裏、伊予銀行もすぐに反撃。ベテラン・本間紀帆が打った瞬間それと分かる、豪快な同点ソロ本塁打を放ち流れを渡さない。試合は再び1点を争う展開で進んでいった。
試合が中盤に差し掛かった4回裏、タカギ北九州はここまで好投の先発・上村紗輝から鹿野愛音へと継投。この交代直後に伊予銀行のベテラン・安川裕美が値千金となるソロ本塁打を放ち2‐1と勝ち越しに成功する。
6回裏、ブルック・ヨネズをマウンドに送り勝利への執念を見せたタカギ北九州だったが、最少得点差のまま伊予銀行が逃げ切り。伊予銀行は、地元愛媛県の西条ラウンドで勝利し、詰めかけた多くのファンに笑顔を届けた。–JDリーグ試合結果へ