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ゲームレポート

木村友奏(NEC)の勝ち越し適時打で無敗の戸田中央に逆転勝ち-JDリーグ提供
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5月18日の結果(NEC2-1戸田中央)

雨天で前日の土曜日が月曜日にスキップしたJDリーグ第5節の宇都宮ラウンド。仕切り直しとなった日曜日、宇都宮清原球場で行われた初戦は、NECプラットフォームズレッドファルコンズと開幕から無敗の戸田中央メディックス埼玉が息詰まる投手戦を展開。6回の攻防に劇的なドラマが待ち受ける熱戦となった。

NECの先発は調子上向きの右腕・山本すみれ。その立ち上がりを攻める戸田中央は、1番・中川彩音、2番・鈴木鮎美がいきなり出塁し1死二、三塁と先制のチャンスを作る。2死満塁まで攻めた戸田中央だったが、山本の丁寧な投球にあと一本が出ず無得点で終わる。

一方の戸田中央は右腕エースの増田侑希が先発。ここまで3勝、防御率0.41(東地区2位)の好投手に対し、NECは1番に打撃好調の木村友奏を起用する攻撃的なオーダーで挑む。この木村が粘って死球で出塁すると、四球も絡めて1死一、二塁と先制のチャンスを作ったNEC。しかし、増田も2死満塁まで粘るNEC打線に、丁寧な投球を見せて後続を打ち取った。

続く2回表も四死球で2死一、二塁とピンチを迎えるNEC・山本、四球から2死二塁とピンチを迎える戸田中央・増田。共に球数を使い、緩急高低を駆使した投球で得点を許さない。

3回表に坂本結愛の二塁打から、4回表にサバンナ・ジェーキッシュと橋爪ひかりの中前安打から続けて2死二塁と得点圏に走者を置く戸田中央。しかし、山本の粘投に加えセンター・原日菜海の好返球など堅守が光り得点を許さないNEC。

4回裏、NECも開幕から怪我で出遅れていた金井亜茉音が安打を放ち、2死二塁と攻め返したがそれをしのいだ戸田中央。5回表にも坂本がこの日2本目、通算200本目となる右翼線への三塁打を放ち2死三塁、5イニング連続で得点圏に走者を進めるがNEC・山本が踏ん張り得点には至らない。

5回裏、攻めるNECに安打と失策で2死一、二塁と逆に先制のピンチを迎えた戸田中央・増田も踏ん張る。両打線と両投手が粘りを見せあう見ごたえある無得点の攻防に風穴を開けたのは、6回の攻防だった。

連打で得点できない戸田中央、1死からジェーキッシュが右中間に高く上がった先制のソロ本塁打を放つ。欲しかった先制点を自慢の長打一発で取り切った戸田中央は、その裏にジョージナ・コリックをマウンドに送り逃げ切りを図る。

しかし、NECも2死からこの試合で好守を見せた原が四球を選ぶと、続く塩田優和も死球、さらに野田愛紗も四球で出塁し2死満塁と絶好のチャンスを作り期待の1番・木村に打席を回した。

両チームの応援席が大きな声援を送る中、速球で追い込んだコリックの内角速球に対応した木村は、詰まりながらも力でショートの頭を越える打球を放つ。二塁走者まで生還したNECが、ピンチをしのぎ続けてワンチャンスで逆転に成功した。

追加点を防ぎたい戸田中央は、日本代表のエース・後藤希友をマウンドに送り、後続を抑えて7回の反撃に繋げる。最終回、戸田中央は鈴木、坂本と期待の打者が安打を放ち、2死一、三塁と6度目の得点圏に走者を進めるも、NEC・山本が最後まで粘りの投球。戸田中央に得点を与えず完投勝利で開幕から無敗の戸田中央の連勝を8で止めた。-JDリーグ試合結果へ

アクセス

宇都宮清原球場

  • 住所
    栃木県宇都宮市清原工業団地14
  • TEL
    028-667-1227
  • アクセス
    東京駅 - 東北新幹線 約48分 - 宇都宮駅 - 徒歩約6分 - 宇都宮駅東口駅 - ライトライン約26分 - 清原地区市民センター前駅 - 徒歩約10分
  • その他
    【営業時間】平日土曜:9:00~21:30 日祝:9:00~20:00 売店(時間要確認) 【休館日】月曜(祝日の場合翌日)年末年始  【その他】駐車場有り(100台)
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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