道後温泉別館 飛鳥乃湯泉


道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の特徴・魅力
飛鳥乃湯泉の特徴
2017年に誕生した日帰り湯の新殿堂、それが「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」。まず、飛鳥時代の宮殿を思わせる大屋根で輝く鴟尾がシンボル。また、地上2階建てであるため、広大な空間が広がる。さらに、外壁には愛媛の伝統材を使う。その結果、夜のライトアップで朱色が美しく浮かび上がる。
館内へ入ると、まず玄関ホールで飛鳥時代の欄間が迎える。次に、階段の壁には伊予絣の模様を施す。結果として、伝統工芸と現代アートが融合した空間。また、1階ロビーの天井には来待石の吊り灯籠がある。こうして柔らかな光が足元を照らす。それだけでなく、プロジェクションマッピングや砥部焼の壁画が訪れる者を魅了する。
飛鳥乃湯泉の源泉と湯質
源泉は「道後温泉本館」と同一。そのため、加温・加水なしのかけ流しを楽しめる。したがって、露天風呂がある点が本館との大きな違い。また、資生堂とのパートナーシップで、椿イメージのシャンプー類を用意。
さらに、湯口の温度は約47.7度。源泉100%の新鮮さが肌に染みる。一方、姉妹施設として位置づける。たとえば本館改修中は源泉を共有し、伝統を守る。結果として、総工費約28億円をかけて建設。「道後温泉」の新たなランドマーク。
飛鳥乃湯泉の魅力
プロジェクションマッピングと砥部焼アート
この湯泉の真髄は3000年の源泉にある。また、飛鳥時代の物語や椿をテーマにしたプロジェクションマッピングがある。さらに、砥部焼職人の華やかな陶板壁画もある。湯にはナトリウム・塩化物・硫酸塩が豊富。そのため、美肌の湯として知られる。
さらに、pH値は約9.3のアルカリ性。肌を滑らかに整える効果が期待できる。それに加えて、メタケイ酸は約48mg/kg。その結果、保湿効果が高いのが特徴。
露天風呂と特別浴室の体験
中庭の石畳噴水は10時から15時まで1時間ごとにパフォーマンス。それだけでなく、椿の森で源泉を直接触れる。また、特別浴室は本館の又新殿を再現。そのため、湯帳を着て入浴を楽しめる。
さらに、毎月26日は男女浴室が入れ替わる。普段見られない陶板壁画を鑑賞できる。したがって、こうした要素が道後の太古の物語を蘇らせる。また、2階回廊から本館の神の湯を眺められる。結果として、湯の街の風景が絵のように広がる。それだけでなく、夜のプロジェクションマッピングは約5分間。飛鳥時代の神話が壁面に舞う。
飛鳥乃湯泉へのアクセス
電車・バスでのアクセス
松山空港からバスで約50分。道後温泉停留所下車後、徒歩約5分で到着。また、JR松山駅から伊予鉄道市内電車で約30分。道後温泉駅下車、徒歩約5分。
それだけでなく、伊予鉄道の路面電車は坊っちゃん列車も運行。そのため、旅情を掻き立てる。一方、松山観光港からはリムジンバスで約60分。道後温泉駅前で下車。
車でのアクセスと駐車場情報
車の場合、松山自動車道松山ICから約8km。国道33号・11号、県道20号・188号を経由。また、道後温泉駐車場(冠山)を利用。駐車券認証で最初の1時間無料。ただし、周辺民営駐車場は割引なし。それに加えて、道後温泉駅前の商店街を抜けると、赤い大屋根が目印。
飛鳥乃湯泉の施設概要
1階に大浴場と露天風呂。2階に大広間、個室休憩室、特別浴室を配置。また、バリアフリー要素を一部取り入れる。そのため、身体障害者用駐車場を北側に1台備える。
さらに、売店で道後温泉関連商品を扱う。加えて、イベント企画も実施。
それだけでなく、1階に飲料自販機と喫煙室。2階には授乳室を完備。その上、売店でオリジナルタオルや椿油石鹸を販売。さらに、道後ビールも購入可能。
営業時間
浴室・休憩室の営業時間と休館日
1階浴室は午前6時から午後11時まで。受付は午後10時30分まで。また、2階大広間と個室は午前6時から午後10時まで。受付は午後9時まで。
それに加えて、特別浴室は予約制で同じ時間帯。ただし、年中無休だが、年に1日臨時休館。また、12月26日の浴室入れ替えは実施しない。その後、最終入館後は清掃に入る。次の朝まで湯を守る。さらに、早朝6時の開館時は朝湯客で賑わう。結果として、湯船の湯が新鮮。
浴場・特別浴室
大浴場と露天風呂の設備
浴場は男女別。大浴場と露天風呂がある。ヒノキの壁と行灯の照明が木の香りを添える。また、特別浴室は又新殿を再現。そのため、家族風呂として利用可能。さらに、貸出品は湯帳のみ。アメニティにシャンプー、ボディソープ、ドライヤーを完備。それに加えて、特別浴室に専用休憩スペース。湯上りに抹茶と和菓子を供する。
また、浴室壁は砥部焼製。したがって、源泉かけ流しの美人の湯は珍しい。加温・加水なしで楽しめる。さらに、浴場内で30分ごとにプロジェクションマッピングを映す。結果として、夜のライトアップが魅力。また、内湯は約15人、露天風呂は約8人同時に入れる。
休憩室と個室の特徴
休憩室に約60畳の大広間と5室の個室。湯上りに茶とお茶菓子を無料提供。また、館内は太古の道後をテーマ。そのため、伝統工芸とアートが融合。さらに、大浴場天井に飛鳥時代の雲を模した照明。露天風呂は自然石の岩風呂。それに加えて、個室はテーマが異なる。砥部焼の洗面台や伊予竹細工を施す。
入浴料
基本料金とコース別料金
入浴は90分以内。1階浴室なら大人610円、小人300円。また、2階大広間付きなら大人1280円、小人630円。さらに、個室希望なら大人1690円、小人830円。
一方、特別浴室は大人1690円、小人830円。加えて1組2040円の追加料金。結果として、家族で贅沢に過ごせる。
割引・回数券・レンタル情報
タオルは別途50円でレンタル。また、障がい者手帳提示で大人半額、小人無料。さらに、回数券は11枚綴りで大人6000円、小人3000円。お得。
利用案内
予約方法
特別浴室・個室のオンライン予約
特別浴室は3ヶ月前の翌日から予約。公式オンラインシステムを使う。また、当日予約は電話(089-932-1126)。利用2時間前までに連絡。さらに、1日5組限定。そのため、キャンセルはメール(y-asukanoyu@lesp.co.jp)か電話で。
一方、個室も同様の方法。前日22時までオンライン対応。それに加えて、オンラインは午前6時開始。電話は9時から。
予約枠とキャンセル方法
特別浴室の予約枠は10時、12時、14時、16時、18時。また、会員登録が必要。一方、キャンセル待ち機能もある。さらに、個室定員は最大6名。予約は1ヶ月前から開始。
注意事項
入館禁止事項とルール
体調不良時や飲酒直後は入浴を控える。また、タトゥーや入墨がある人は入場不可。シール使用でも同様。さらに、おむつ着用の乳幼児やペット同伴は不可。それに加えて、館内禁煙。食事持ち込みや撮影も禁止。
利用時間オーバーと追加料金
利用時間は90分以内。したがって、超過で追加料金が発生。また、毎月26日は浴室入替日。そのため、混雑が予想される。さらに、貴重品ロッカーは無料。その後、30分超過ごとに大人610円、小人300円。それだけでなく、ドライヤーは無料。化粧水や綿棒も用意。
飛鳥乃湯泉の近隣スポット情報
飛鳥乃湯泉周辺には道後の伝統と賑わいが広がる。
道後温泉本館と道後ハイカラ通り
まずは、「道後温泉本館」が徒歩約5分。日本最古級の重要文化財。また、道後ハイカラ通りは隣接。レトロな商店街で食べ歩きや散策に最適。さらに、道後公園は徒歩約2分。桜の名所で、頂上から松山市街を一望。
おすすめグルメスポット
グルメなら「おいでん家 道後店」がおすすめ。鯛めしとじゃこ天が名物で徒歩約2分。また、「道後麦酒館」は道後ビールと郷土料理を楽しめる。徒歩約3分。さらに、「一六茶寮」は老舗甘味処で徒歩約1分。そのほか、「かどや」や「一進丸 道後店」もおすすめ。地元の味を満喫できる。
おすすめ宿泊施設:ホテル道後やや
さらに、「ホテル道後やや」が人気。徒歩約2分。また、館内に温泉はない。近隣の飛鳥乃湯泉や本館を提案。入口のみかんジュースは24時間飲み放題。さらに、朝食ビュッフェが自慢。27種類の野菜と季節の柑橘12種。それに加えて、今治タオルやオリジナル浴衣を貸出。こうして、自由な道後滞在を彩る。湯治文化を現代的にアレンジした空間。旅の余韻を深める。
スポット情報
- 住所愛媛県松山市道後湯之町19-22
- TEL089-932-1126
- アクセス
① 東京駅 - 新幹線 約3時間30分(山陽新幹線「のぞみ」、岡山駅乗換)- 琴平駅 - タクシー約15分/または、琴平駅 - バス約20分(ことでんバス「飛鳥乃湯泉前」下車)- 徒歩約2分
② 大阪駅 - 新幹線 約1時間45分(山陽新幹線「のぞみ」、岡山駅乗換)- 琴平駅 - タクシー約15分/または、琴平駅 - バス約20分(ことでんバス「飛鳥乃湯泉前」下車)- 徒歩約2分
③ 奈良駅 - JR快速 約1時間(大和路快速、大阪経由)- 大阪駅 - 新幹線 約1時間45分(山陽新幹線「のぞみ」、岡山駅乗換)- 琴平駅 - タクシー約15分/または、琴平駅 - バス約20分(ことでんバス「飛鳥乃湯泉前」下車)- 徒歩約2分
④ 神戸三宮駅 - 新幹線 約1時間30分(山陽新幹線「のぞみ」、岡山駅乗換)- 琴平駅 - タクシー約15分/または、琴平駅 - バス約20分(ことでんバス「飛鳥乃湯泉前」下車)- 徒歩約2分
⑤ 広島駅 - 新幹線 約1時間(山陽新幹線「のぞみ」、岡山駅乗換)- 琴平駅 - タクシー約15分/または、琴平駅 - バス約20分(ことでんバス「飛鳥乃湯泉前」下車)- 徒歩約2分
- その他【営業時間】6:00~23:00(要確認)【利用時間】90分 【定休日】12月に一日休館

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )

















