


今治城
今治城 の特徴・魅力
今治は瀬戸内海沿いにそびえる名城、今治城。別名「吹揚城」。「日本三大水城」の一つに数えられ、海水を引き込んだ三重の堀を持つ独特の構造が特徴。再建された天守は5層6階で、最上階からは瀬戸内海やしまなみ海道の絶景を一望できる。日本100名城にも選定されており、歴史的価値と景観美を兼ね備えた観光名所である。
今治城 の特徴
今治城は、愛媛県今治市に位置する平城で、瀬戸内海に面した戦略的な立地が特徴。築城の名手・藤堂高虎が1602年に築いた海城で、1602年に着工し1604年に完成。海水を引き込んだ三重の堀は、敵の侵入を防ぐだけでなく物資輸送にも活用された。石垣には大理石が使われており、白く輝く独特の景観を生み出している。枡形虎口や鉄御門など、堅固な防御構造も見どころの一つだ。
今治城 の魅力
誰もが楽しめるリーズナブルな料金設定(高校生以下は無料)。天守閣内部は博物館として整備されており、今治藩の歴史や築城技術を深く学べる展示が充実。最上階からは来島海峡大橋や瀬戸内海の美しい島々を一望でき、思い出に残る写真を撮影できる絶好のスポット。夜間には天守が美しくライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができる。
今治城 へのアクセス
JR予讃線「今治駅」から「せとうちバス・今治営業所行き」に乗車し、「今治城前」バス停で下車(約9分)。徒歩の場合は約25分。車の場合は、しまなみ海道「今治北IC」から約15分、今治小松自動車道「今治湯ノ浦IC」から約20分。駐車場は第1駐車場に56台分を完備しており、1時間ごとに100円。自転車は無料となっている。
今治城 の施設概要
今治城は、1602年に藤堂高虎によって築かれた海城で、現在は再建された天守を中心に博物館として公開されている。営業時間は9:00~17:00で、定休日は12月29日~31日。天守閣の最上階のみ撮影可能で、百名城スタンプも設置。城内には藤堂高虎像があり、歴史的背景とともに景観を楽しめる。
開門時間
今治城の開城時間は午前9時から午後5時まで。天守閣への最終入場は午後4時30分となっている 1。年末の12月29日から31日の3日間のみ休館日が設けられており、それ以外は年中無休で開館している 。
なお、城の外郭にあたる「吹揚公園」は24時間・年中無休で無料開放されており、早朝や夜間の散策も可能。夜間には天守閣のライトアップが行われ、幻想的な雰囲気の中で歴史的建造物を楽しむことができる。
天候や展示替えなどの運営上の都合により、臨時休館や見学制限が発生する場合があるため、訪問前には今治市文化振興課(0898-31-9233)または公式サイト(https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/)で最新情報の確認がオススメだ。
天守・資料館
今治城の天守閣は昭和55年に再建されたもので、内部は歴史展示が中心。最上階からは瀬戸内海やしまなみ海道の絶景を一望できる。石垣の高さは9〜13メートルと迫力があり、枡形虎口や鉄御門などの防御構造も見応え有り。
天守閣内には今治藩の歴史や藤堂高虎の築城技術に関する展示が並び、4階ではテーマ展示「新収蔵品展」なども開催中。さらに、櫓や御金櫓などの資料館では、館蔵品展や写真コンテストの入賞作品展などが定期的に行われており、今治の歴史と文化を多角的に学べる場となっている 。
入場料は一般520円、学生260円、高校生以下は無料。高齢者(65歳以上)は420円。同じ入場券で櫓の展示も見学可能。観光所要時間は約1時間〜1時間15分を見込んでおきたい。
利用案内
予約方法
今治城では、団体(20名以上)での来館時に事前予約が推奨されている。予約は「団体予約申込書」をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、FAXで送付する形式となっている 。
申込先は今治市文化振興課(FAX:0898-31-9235)。電話での問い合わせは 0898-31-9233 。申込書は公式サイトからPDFまたはWord形式でダウンロード可能で、希望日の 数日前まで に提出するのが望ましい。(https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/info/dantai.html)
注意事項
天守閣内は階段が急であるため、足元に注意。撮影は最上階のみ可能。ペットの同伴やドローンの使用は禁止されているため、事前に公式サイト(https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/imabarijo/ )で確認がオススメだ。
今治城 の近隣スポット情報
今治城周辺には、しまなみ海道の絶景を望む「風のレストラン」(タクシー約10分)や、今治タオルの魅力を体感できる「コンテックス タオルガーデン」(タクシー約15分)、船をモチーフにした建築が印象的な「みなと交流センターはーばりー」(徒歩約10分)など、地域色豊かな観光スポットが点在。
グルメでは、今治名物「焼豚玉子飯」の元祖「白楽天 今治本店」(タクシー約5分)や、地元スタイルの串焼きが楽しめる「今治焼き鳥 きく鳥」(徒歩約7分)が人気。今治駅や港周辺にはタクシー乗り場が複数あり、観光シーズンでも比較的スムーズに乗車可能だ。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所愛媛県今治市通町3-1-3
- TEL0898-31-9233(今治城管理事務所)
- アクセス
① 東京都(東京駅) - 新幹線 約180分(岡山駅乗換) - JR予讃線 約90分 - 今治駅 - 徒歩約15分 - 今治城
② 愛知県(名古屋駅) - 新幹線 約120分(岡山駅乗換) - JR予讃線 約90分 - 今治駅 - 徒歩約15分 - 今治城
③ 大阪府(新大阪駅) - 新幹線 約90分(岡山駅乗換) - JR予讃線 約90分 - 今治駅 - 徒歩約15分 - 今治城
- その他【営業時間】9時~17時(入館は16:30まで)【休業日】12月29日~12月31日(その他展示替など、運営上必要な時)、【入場料】個人:一般520円/学生260円、団体:一般420円/学生210円(※団体割引は20人以上。※65歳以上は団体料金適用。※天守閣、御金櫓、山里櫓、鉄御門・武具櫓の共通料金。※高校生以下または18歳未満は観覧料無料)、駐車場有。

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )