


大垣北公園野球場(大垣市営北球場)
大垣北公園野球場の特徴・魅力
大垣北公園野球場の特徴
1961年(昭和36年)に開場した歴史ある球場、大垣北公園野球場。1988年から1990年までは、全国高等学校野球選手権岐阜大会のメイン会場に。
また、1962年の東日本準硬式野球大会や、1965年の岐阜国体軟式野球を開催。さらには、2000年の関ヶ原合戦400年記念オールスター東西対抗学生野球といった重要イベントも開催。
2009年の改修では、ファウルグラウンドに人工芝が導入され、バックネットフェンス前に「OGAKI」の文字を配置。
そして、2010年の改修で、スタンドやブルペンを更新し、グラウンド向けのボールカウントボードが設置された。
スコアボードはチーム名と得点が磁気反転式、選手名と審判名がデジタル式という組み合わせが特徴的。
さらに、観客席の後方に導線を設けた設計により、通行時の視界を妨げず、応援団の入れ替えもスムーズに行える工夫が施されている。
公園全体としては、外周に高さ6mを超えるキンモクセイの木々が植えられ、秋には甘い香りが漂う。
また、2010年に設立された「四季の里」では約4,000本のムクゲが植栽され、四季折々の花を楽しめるスポットとなっている。
大垣北公園野球場の魅力
JR大垣駅から徒歩わずか13分の、大垣北公園野球場。このアクセスの良さが、野球ファンにとって最大の魅力。
そして、高校野球の全国大会岐阜予選やJABAベーブルース杯。それに、JD.LEAGUEの女子ソフトボール試合が定期的に開催され、熱い戦いが展開されている。
そして、周辺は陸上競技場や相撲場が融合した公園全体の緑豊かな環境。つまり、日常の喧騒から逃れられる理想的なスポットと言える。言い換えれば、大垣北公園が観戦後に散策したくなるような、憩いの場となっている。
大垣北公園野球場へのアクセス
名古屋駅からはJR東海道本線快速で大垣駅まで、約30分。
大阪駅からはJR東海道本線新快速で米原駅まで約2時間、そこからJR東海道本線に乗り換えて大垣駅まで約30分。
岐阜駅からはJR東海道本線で大垣駅まで約10分。
または、京都駅からだとJR東海道本線新快速で米原駅まで約50分、そこでJR東海道本線に乗り換えて大垣駅まで約30分でアクセス可能だ。
あるいは、東京駅からであれば、東海道新幹線「のぞみ」で名古屋駅まで約1時間40分、そこからJR東海道本線快速で大垣駅まで約30分で到着する。
なお、大垣駅北口からは徒歩約13~15分で大垣市北公園野球場に到着する。
大垣北公園野球場の施設概要
開場時間
大垣北公園野球場の開場時間は、午前6時から午後9時まで。また、早朝のトレーニングから夜間の試合まで幅広い利用も可能だ。
この利用時間帯は、季節の変化に柔軟に対応する。たとえば、3月から11月にかけては21時30分。そして、12月から2月は夜間照明が制限され、利用時間を短縮する措置が取られる。
さらに、休場日は冬期の12月から2月を中心に設けられ、メンテナンスの徹底を図っている。
利用可能施設
大垣北公園野球場では、選手向けに更衣室2箇所とシャワールームが完備。試合後のリフレッシュをサポートする。
一方、観客向けにはバックネット裏のメインスタンドや内野・外野席が配置され、快適な観戦空間を提供。
さらに、共用施設として記録室と放送室が備わり、イベントの円滑な運営を支えている。
その他、相撲場や青年の家が隣接し、多目的なスポーツ活動を促進しているのだ。
利用可能施設
収容人数
大垣北公園野球場の収容人数は、約8,000人。内訳は、メインスタンド2,860人、内野4,040人、外野1,860人である。
この規模によって、高校野球の大会での満員時は、熱気が生まれ盛り上がる。
グラウンド仕様
大垣北公園野球場のグラウンドは、広さ13,000平方メートル。両翼91.44メートル、中堅118.86メートルで、標準的な野球場規格を満たしている。
内野は土で構成されしなやかなプレーを支えている。一方で、外野には天然芝が広がり、選手に快適な走行感と安定性を提供する。
2009年の改修でファウルグラウンドに人工芝を導入。メンテナンス性と美観が向上された。
この、グラウンドは排水性能が高く、雨天後の早期回復が可能な設計。これにより、天候に左右されない試合運営が実現し、選手のパフォーマンスを最大限に引き出す環境が整っている。
設備
大垣北公園野球場は、公式試合対応グラウンドをはじめ、LEDスコアボードや、ナイター設備として6基の照明塔を設置。照度約500ルクスを確保し、夜間試合の視認性を高めている。
ロッカールームは選手のプライバシーを守り、シャワー設備が快適な環境を整う。
一方、観客のためには、売店や化粧室・トイレを設置がある。
なお、駐車場は、周辺の市営駐車場や徳洲会病院駐車場(有料、日曜のみ)の利用が推奨される。
座席表
大垣北公園野球場の座席は、屋根のない開放型レイアウト。バックネット裏のメインエリアを中心に、内野ベンチシートと外野芝生席で構成される。
ちなみに、臨場感を得るなら、グラウンドに近いメイン席の前列。配置が家族観戦なら内野席が快適かもしれない。
利用案内
予約方法
大垣北公園野球場の予約方法は、大垣市体育連盟への事前の電話申し込み(78-1122)が基本。
書類申請は、公式ウェブサイトから利用申請書をダウンロードし、FAXや郵送で提出も可能だ。抽選制が導入される場合もある。
その他、スポーツ興行時は特別手続きが必要で、早めの相談が鍵となる。
利用料金
大垣北公園野球場の利用料金は、利用形態によって異なる。
入場料を徴収しない場合、午前(6:00~12:00)および午後(12:00~18:00)はそれぞれ6,200円。1区分あたり2,460円となる。また、夜間(18:00~21:00)は2,460円で、全日(6:00~21:00)利用の場合は13,650円となる。
一方、入場料を徴収する場合、午前および午後はそれぞれ18,610円(1区分7,430円)、夜間は7,430円、そして全日利用では40,960円となる。
なお、市外利用者の場合はこれらの料金が2倍となる。詳細情報や追加条件については、大垣市体育連盟(電話:0584-75-4544)への問い合わせか公式サイトで確認をされたい。
注意事項
大垣北公園野球場では、ペットをリード付きで入場可能としている。しかし、グラウンド内は厳禁である。
また、撮影は個人利用に限り許可され、商用目的では事前承認が必要に。
飲食に関しては、観客席で可能。ただし、ゴミの持ち帰りることが前提になっている。アルコール類の持ち込みを制限されているので、気をつけたい。
大垣北公園野球場の近隣スポット情報
大垣北公園野球場周辺には、歴史と自然が織りなす魅力的なスポットが点在。
戦国時代の趣を伝える、「大垣城」(徒歩約15分)。また、文学の香りを漂う「奥の細道むすびの地記念館」(徒歩約12分)が松尾芭蕉の足跡を辿るのも楽しい。
または、穏やかな流れの「水門川」(徒歩約5分)で散策したり、「船町湊跡」(徒歩約25分)では水都大垣の歴史に触れるのもオススメ。
あるいは、「アクアウォーク大垣」(徒歩約10分)でショッピングや食事を楽しむこともできるだろう。
地元グルメでは独特の食感が話題の「たらいうどん金太郎」(徒歩約8分)もチェックしておきたい。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所〒503-0016 岐阜県大垣市八島町2247
- TEL0584-75-4544
- アクセス
① 東京駅 - 新幹線 約100分 - 名古屋駅 - JR快速/普通列車 約20分 - 大垣駅 - 徒歩約13分
② 名古屋駅 - JR快速/普通列車 約20分 - 大垣駅 - 徒歩約13分
③ 大阪駅 - 新大阪駅 - 新幹線 約50分 - 名古屋駅 - JR快速/普通列車 約20分 - 大垣駅 - 徒歩約13分
④ 岐阜駅 - JR快速/普通列車 約12分 - 大垣駅 - 徒歩約13分
⑤ 京都駅 - 新幹線 約35分 - 名古屋駅 - JR快速/普通列車 約20分 - 大垣駅 - 徒歩約13分
- その他駐車場は台数に限りがあります。大会等のご利用及び観戦の場合は公共交通機関などのご利用をお勧めいたします。

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )