


観光スポット
唐人屋敷
日唐貿易で往来する唐人の宿泊施設として江戸幕府が1689年に設けた、唐人屋敷。鎖国中の海外貿易では出島と並び大きな役割を果たす。総面積は約9,400坪、約2,000人を収容可能だったとされる。
当時は唐人屋敷への出入りは厳しく管理されたが、屋敷内での宴会や行事は自由に行われており、現在の長崎くんちの龍踊りや、精霊流し、ランタンフェスティバルといった伝統行事に受け継がれているという。
旧正月恒例となった長崎ランタンフェスティバル。鮮やかなランタンが町を彩り異国情緒深まるこの時期、唐人屋敷ではロウソク祈願四堂巡りが催される。
土地を守り豊作を祈る福徳正神を祀る土神堂。漁業や航海の安全を見守る女神媽祖を祀る天后堂。慈悲で人々を救済する観世音菩薩や商売繁盛や武運長久の関帝を祀る観音堂。福建人の集会所であり女神媽祖を祀る福建会館天后堂。これら唐人屋敷跡に現存する四堂を巡り、赤いロウソクを灯し祈ることで願いが叶うという。
スポット基本情報
食べる
買 う
観 る
泊まる
スポット情報
-
住所長崎県長崎市館内町
-
TEL095-829-1193(長崎市文化財課)
-
アクセス長崎駅 - 徒歩 約7分 - 八千代町駅 - 長崎電気軌道 約10分 - 新地中華街下車 - 徒歩約 8分
-
その他

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )
このスポットの関連記事