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横浜BUNTAI
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横浜BUNTAI

「文体」の愛称で58年間親しまれてきた横浜文化体育館。その後継として2024年4月にオープンした新ランドマーク、横浜BUNTAI。横浜ビー・コルセアーズのホームスタジアムでもある。

前身であった横浜文化体育館は、1962年に横浜開港100年祭の記念事業として開館。1964年の東京オリンピックでバスケットボールやバレーボールの競技会場となる。以降アジア卓球選手権大会や国際ジュニア体操などの国際大会、相撲やプロレス、ボクシングなどの格闘技も行われてきた歴史を持つ。また、2020年9月6日に閉館する迄の間には、坂本九、北島三郎、サザンオールスターズ、ボン・ジョヴィなど国内外のビッグスターがライブを行い、日本屈指のライブ会場としても注目を浴びた。成人式会場としても利用され、多くの市民に親しまれた。

横浜BUNTAIは、地上3階建てでアリーナ中央には迫力の400インチ×3面のワイドビジョンを設置、約5,000席の観客席を備える。さらにプレミアムラウンジやボックス席などのラグジュアリー空間の利用も可能となっている。 横浜市は、「横浜BUNTAI」をメインアリーナ、2020年に開館した「横浜武道館」をサブアリーナに位置づけ、スポーツやエンターテインメント、文化の発信地として位置づけている。

設計は空港やスタジアムを長年手掛けてきたあずさ設計がチーフアーキテクトを担当。外壁は横浜港に浮かぶ帆船をモチーフとした。風を受けゆらぐ表情を実現させるべく、外壁に水玉状に開けた穴と内側の水玉模様との視差による錯覚でゆらぎを感じさせる仕組みだ。

入口は1階と2階にあり、2階のメインエントランスへの入口は右手の階段を上がった先にある。階段には横浜市電の敷石が使用されている。2階には常設のラウンジカフェがあり、イベントやスポーツの開催日以外にも地元住民や観光客の憩いの場として解放。横浜ビー・コルセアーズのホームゲームの日はコラボメニューも展開。スタジアムグルメとして試合を盛り上げる。尚、注目する対戦・イベントとしては下記が挙げられる。

2024年04月06日 YUZU LIVE 2024 AGAIN AGAIN IN YOKOHAMA BUNTAI
2024年04月10日 横浜ビー・コルセアーズ vs.信州ブレイブウォリアーズ ホームゲーム
2024年11月03日 YOKOHAMA UNITE音楽祭 2024

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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