


横浜スタジアム
横浜スタジアムの特徴・魅力
横浜スタジアムの特徴
1978年に開場した日本初の円形多目的野球場、横浜スタジアム。現在は横浜DeNAベイスターズの本拠地として使用されている。
都市型スタジアムとして設計され、横浜公園内に位置することで自然との調和を図っている。また、野球以外にも各種イベントに対応できる構造が特徴である。
横浜スタジアムの魅力
「ハマスタ」の愛称で親しまれる横浜スタジアムは、観客との距離が近く臨場感のある観戦体験が魅力。くわえて、スタジアムのリニューアルにより座席の種類が増え、観戦スタイルの選択肢が広がっている。
また、試合後には徒歩圏内にある横浜中華街やみなとみらいで観光も楽しめる。
横浜スタジアムへのアクセス
東京駅からはJR東海道線で横浜駅まで約30分。そこからJR京浜東北・根岸線で関内駅まで約5分でアクセス可能。
大阪駅からは新大阪駅経由で東海道新幹線「のぞみ」を利用し東京駅まで約150分。そこからJR東海道線で横浜駅まで約30分、JR京浜東北・根岸線で関内駅まで約5分で到着する。
また、名古屋駅からは東海道新幹線「のぞみ」で東京駅まで約100分。そこからJR東海道線で横浜駅まで約30分、JR京浜東北・根岸線で関内駅まで約5分でアクセスできる。なお、関内駅からは徒歩約2分で横浜スタジアムに到着する。
横浜スタジアムの施設概要
スタジアムは内野席(1塁側=BAY SIDE、3塁側=STAR SIDE)、外野席(ライト・レフト)、ウィングスタンド(外野上部)などで構成されている。
観客用トイレは各階に複数設置されており、利便性が高い。また売店はコンコース周囲に多数展開されており、飲食物やグッズの購入が可能。「みかん氷」や「青星寮カレー」などの人気商品も販売されている。
開場時間
横浜スタジアムでは、プロ野球開催日に試合開始の約3時間前から開門され、土日祝は3時間30分前となる場合もある。また、コンサートなどのイベント時は、主催者の案内により開場時間が異なる。ちなみに年末年始は12月下旬から1月初旬まで休館となる。
利用可能施設
観戦向けには個室観覧席やグループ向けのBOXシートが用意されている。また、コンサート時にはスタンド席やアリーナ席が活用され、音響・映像設備によって演出が強化される。ちなみに、選手用施設は原則非公開で、特別イベント時のみ一般利用が可能となっている。
収容人数
スタジアムの最大収容人数は約34,000人で、イベントの種類や安全管理に応じて調整される。座席は内野・外野・プレミアムエリアに分かれており、観客のニーズに応じた構成となっている。
グラウンド仕様
横浜スタジアムでは、2025年2月にロングパイル人工芝「フィールドターフHDハイデュラ」仕様が敷設された。これにより耐久性と透水性に優れたプレー環境が整備された。
グラウンドサイズは、両翼94.2メートル、中堅117.7メートルで、日本のプロ野球基準に準じた構成。昇降式マウンドは油圧式で、多目的イベントへの対応が可能となっている。
設備
スタジアム内にはLED照明が設置され、夜間でも明るく均一な照射が可能。また、デジタルサイネージによる情報提供や、バリアフリー対応のエレベーター・スロープが整備されている。これにより誰でも快適に利用できる環境が整っている。
座席表
座席は内野から外野まで段差を活かした配置で、視界の確保に配慮されている。さらに、ウィング席の増設により、より多くの観客が多様な視点で観戦できるようになった。また、コンサート時にはアリーナ部分がステージ前方に転用される。
横浜スタジアムのその他詳細情報
スタジアムは2020年に大規模リニューアルを実施。地域との連携を強化した「コミュニティボールパーク」として再構築された。
現在、来場者数は年間で100万人を超える年もあり、周辺施設との連携イベントも展開されている。公式アプリでは座席予約や混雑状況の確認が可能だ。
利用案内
チケットは公式サイトやプレイガイドで事前購入が推奨されており、当日券はスタジアム正門で販売される。
また、入場時にはセキュリティチェックが行われ、飲食物の持ち込みは一部制限付きで許可されている。退場時は混雑緩和のため指定ルートの利用が求められる。
予約方法
シーズンシートや個室観覧席は横浜DeNAベイスターズの公式サイトから申し込み可能だ。ちなみに団体利用の場合は電話での問い合わせが必要。また、イベントチケットは各種プレイガイドで抽選販売されることが多く、先着順の販売も併用される。
利用料金
野球観戦のチケットは座席の種類により価格が異なり、一般席は3,000円前後、プレミアム席は8,000円程度。そして、コンサートはアリーナ席が10,000円、外野席が6,000円前後。個室利用は1室あたり5万円以上で、追加サービス料が発生する場合がある。
注意事項
応援時には周囲への配慮が求められ、過度な騒音や迷惑行為はスタッフが対応する。また、混雑時は指定ゲートの利用と荷物の最小化が推奨される。ゴミは分別して回収ボックスへ、撮影・録音は個人利用に限り商用は禁止。ペットの同伴は原則不可で、トイレ利用時は順番と清掃状況に注意しておきたい。
横浜スタジアムの近隣スポット情報
横浜スタジアム周辺には、港町の歴史と都市の躍動が交差する観光地が点在。たとえば、開港以来の異国情緒が残る「横浜中華街」は、徒歩約5〜7分。そして、明治の面影を残す建築と海風が感じられる赤レンガ倉庫は、徒歩約15分。
さらに、みなとみらい地区には、観覧車やランドマークタワーがそびえ、家族連れや若者に人気だ。横浜スタジアムからみなとみらい中心部までは徒歩約27〜30分。近年では、関内駅から徒歩圏内に誕生した多目的アリーナ横浜BUNTAI(徒歩約6分)も注目を集めており、音楽ライブやスポーツイベントの新たな拠点として、スタジアムとの回遊性を高めている。
またグルメでは、横浜中華街の老舗広東料理店が根強い人気を誇る。高級広東料理の聘珍樓(徒歩約10分)、焼き物や点心が人気の同發本館(徒歩約8分)。さらにはリーズナブルでボリューム満点の中華料理が揃う、中華街大飯店(徒歩約7分)。これらの店舗はすべて横浜スタジアムから徒歩約5〜10分圏内に位置している。
スポット基本情報
スポット情報
- 住所〒231-0022 神奈川県横浜市中区横浜公園
- TEL045-661-1251
- アクセス
① 東京駅 - JR東海道線 約30分 - 横浜駅 - JR京浜東北・根岸線 約5分 - 関内駅 - 徒歩約2分
② 大阪駅 - 新大阪駅 - 新幹線 約150分 - 東京駅 - JR東海道線 約30分 - 横浜駅 - JR京浜東北・根岸線 約5分 - 関内駅 - 徒歩約2分
③ 名古屋駅 - 新幹線 約100分 - 東京駅 - JR東海道線 約30分 - 横浜駅 - JR京浜東北・根岸線 約5分 - 関内駅 - 徒歩約2分
- その他イベント開催日は周辺道路の混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関をご利用ください。

- 取材・文:
- Journal ONE( 編集部 )