四国を元気に!プロジェクト しまなみ絶景サイクリング

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Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームのFukuoka DANDELIONの練習を独占取材-Journal-ONE撮影
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「熊本で乗松選手のコンディション管理をサポートしていたご縁で、ダンデライオンに参加したのです」と、チームに加わった経緯を教えてくれた薄鍋さんは理学療法士。

審判として選手たちと一緒にコートを駆け回る一方、日本代表としてIWRC2023や2024 Wheelchair Rugby Quad Nationsで活躍し、最後までパリ・パラリンピック日本代表の座を争った #7 安藤 夏輝選手(Class0.5)などのストレッチを補助するなど、一人何役もこなしています。

Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームFukuoka DANDELIONの薄鍋真帆トレーナーは審判もこなす-Journal-ONE撮影

トレーナー、審判、タイムキーパーなどスタッフは一人何役もこなす-Journal-ONE撮影

乗松選手、草場選手と共に日本代表に選出された、メカニックの川崎 芳英さんも、全ての選手のスペアタイヤを一つずつ丁寧に確認しながらメンテナンスをしています。

何時間もしゃがみ込んで真剣な表情で仕事をされている川崎さんに、直接お話を聞くことができませんでしたが、日本選手権予選大会に向けて万全な調整を行うのは選手たちだけではないことが良く分かりました。

Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームFukuoka DANDELIONの川崎芳英メカニックはパリパラに参戦する-Journal-ONE撮影

パリパラに参加する川崎芳英メカニックは何時間もタイヤのメンテを行っていた-Journal-ONE撮影

実戦形式の午後練もタフネス

14:00から始まった午後練も濃密!午前中と同様、30分近くしっかりとアップした選手たち。この日は体育館に涼しい風が吹き込む絶好のスポーツ日和でしたが、既に選手たちの顔には大粒の汗が浮き出てきます。

Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームFukuoka DANDELIONの安藤夏輝選手もロスパラを目指して技術を磨く-Journal-ONE撮影

ロサンゼルス・パラで代表入りが期待される安藤夏輝選手-Journal-ONE撮影

14:30から紅白戦形式での練習となりましたが、1時間ほど続く激しいプレーに驚きを隠せません。試合前には紅白に選手が別れ、戦術やポジションの確認を入念に行います。

ここでは、どの選手も積極的に発言し、他の選手に耳を傾けています。“自ら考えてプレーする”Fukuoka DANDELIONの意識の高さはこういった練習から培われているのですね。

Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームFukuoka DANDELIONの練習風景-Journal-ONE撮影

全ての選手が主体的に発言してコミュニケーションを図る-Journal-ONE撮影

少し給水休憩をはさんで後半戦が始まります。こちらもほぼ1時間をかけての練習。身体中に乳酸が溜まる苦しい時間帯を迎えても、車いすをこぐ勢いは止まりません。その動きを支えるのはメンタルの維持。

苦しいときほど声を出すことで、チーム全体のモメンタムを維持しようと、どの選手からも大きな声が出ています。こういった練習が、試合で観客を魅了するFukuoka DANDELIONの不屈のプレースタイルに繋がっているのです。

Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームFukuoka DANDELIONの練習風景-Journal-ONE撮影

苦しい局面の声出しがモメンタムを維持する-Journal-ONE撮影

やや日も傾き始めた16時過ぎ。ここで練習は終わりかな?と思った瞬間、さらにもう1Qの紅白戦が再開されました!

ようやく全ての練習が終わり、円陣を組む選手たち。その顔には疲労感よりも充実感があふれています。互いを鼓舞し、自分も限界を超えてプレーする。選手、スタッフの皆さんで締めの声出しを終えたFukuoka DANDELIONの更なる躍進を確信する練習取材となりました。

Journal-ONE | パリパラ応援企画 車いすラグビークラブチームのFukuoka DANDELIONの練習を独占取材-Journal-ONE撮影

全員で笑顔の声出しで練習を締めたDANDELIONの皆さん-Journal-ONE撮影

Fukuoka DANDELIONを観に行こう!

個性豊かな魅せるラグビーが信条のFukuoka DANDELION。パリ・パラリンピックを前に、その勇姿を観ることができるのです!

7月27日と28日の2日間、兵庫県立総合リハビリテーションセンターで開催される予選大会がその絶好の機会。12月20日から22日にかけて横浜武道館で開催される “第26回車いすラグビー日本選手権大会“ での日本一を目指して躍動する選手たち。パリ・パラリンピック日本代表として渡仏間近の乗松選手、草場選手も出場することが予想されます。

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