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Journal-ONE | JDリーグプレーオフ シオノギvsホンダ 2安打完封の瞬間に拳を天に突き上げたジェイリン(ホンダ)-Journal-ONE撮影
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女子ソフトのポストシーズン開幕!

世界最高峰の国内トップリーグ “JD”リーグ” は、いよいよ日本一を決めるプレーオフに突入。11月9日(土)にその初戦、1stステージが神奈川県川崎市の等々力球場で行われた。

2023シーズンのプレーオフは、気温9℃の寒さの中で小雨も混じっての厳しいプレー環境だった。しかし今年は、時折肌寒い風が吹くものの太陽の日差しが心地よいスポーツ日和。

最高とも言えるコンディションの中、選手たちと一緒に日本一のロードを進もうと、スタンドには多くの観客が詰めかけ両チームに熱い声援を送る。それに応えるかのように、西地区3位(20勝9敗、勝率.690)の “シオノギレインボーストークス兵庫” と、東地区4位(18勝11敗、勝率.621)・ワイルドカードでの進出となった “ホンダリヴェルタ” の選手たちは、初回から熱いプレーを連発しスタジアムを盛り上げた。

JournalーONEが独自の視点でこの試合を占った “1stステージ展望レポート“。両チームのプロモーション動画も格納したコンテンツを見て、この試合を振り返って欲しい。

予想通りに両エースが先発

先ず真っ新なマウンドに向かうのは、シオノギのエース・三輪 さくら投手。七色の変化球を変幻自在に操る三輪投手は、リーグ戦でチーム勝利数の殆どを稼ぎ出す19勝を挙げた。

Journal-ONE | JDリーグプレーオフ シオノギvsホンダ

19勝を挙げチームを25年ぶりのプレーオフ出場に導いた三輪(シオノギ)-JournalーONE撮影

加えて、投球回数も両リーグでダントツの164回1/3と、そのタフネスぶりに目を見張る。「自分がこんなに投げられる投手だとは思わなかった。流石に地元での三連投はキツかったですけどね」と笑う三輪投手だが、酷暑の完投後に足を吊るシーンも見られた今シーズン。チームを何が何でもプレーオフに導くという、強い精神力にも感心させたれた一年だった。

好投手を崩すには立ち上がり。その言葉通り、ホンダは2番の日本代表・大川 茉由選手が四球で出塁すると、すぐさま盗塁。内野ゴロで三塁まで進んで先制点のチャンスを演出する。

ここで、チャンスに強い4番・山口 未葵選手を迎えたものの、三輪投手が落ち着いたマウンド捌きで山口選手を三ゴロに抑えて立ち上がりを無失点で凌いだ。

続いて先発のマウンドに登ったのは、ホンダのJailyn Ford(ジェイリン・フォード)投手だ。2023シーズン東地区の投手二冠のジェイリン投手は、今シーズンは序盤から苦しい投球が続いた。

Journal-ONE | JDリーグプレーオフ シオノギvsホンダ

三年連続の舞台に戻ってきたジェイリン(ホンダ)-JournalーONE撮影

しかしリーグ戦終盤、チームが激しいプレーオフ進出争いを繰り広げると、調子を上げてきたジェイリン投手。大一番でチームに勝利をもたらし、三年連続のプレーオフの舞台に戻ってきたのだ。

立ち上がりからエンジン全開のジェイリン投手に、二者連続三振を喫したシオノギ打線だったが、モメンタムを削がれることなくジェイリン投手に向かっていく。

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西地区本塁打王の加藤(シオノギ)は徹底した内角攻めに死球を受ける-JournalーONE撮影

長打が魅力の3番・氏丸 陽南選手が四球を選ぶと、西地区本塁打王の4番・加藤 愛夢選手も厳しい内角攻めから死球をもぎ取り得点圏へ走者を進めた。

ここで打席に入るのは、5番・水戸川 綾音選手。シオノギ打線に欠かせない活躍を見せた水戸川選手のバットに期待するシオノギ応援団から、ひときわ大きな声援が飛ぶ。

長打を警戒する余りに四死球で出塁を許した、ジェイリン-棚町 佳奈のバッテリーに、ベンチの加藤 一秀監督から「思い切り真ん中を突け!」と檄が飛ぶ。

Journal-ONE | JDリーグプレーオフ シオノギvsホンダ

総立ちで選手たちに声援を送るホンダリヴェルタの応援席-JournalーONE撮影

フルカウントまで続いた勝負は、ジェイリン投手が投じた渾身の内角低めを水戸川選手が見逃し。審判が大きく一塁側に身体を動かし「ストライクバッターアウト!」のコールに、今度はホンダ大応援団から大きな歓声が上がった。

”推しのソ” 同士がチャンスを作るも

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大舞台に復帰を果たしたホンダの精神的支柱・大工谷-JournalーONE撮影

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