アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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ラグビーリーグワンは開幕から好カードで熱戦続き

2024年12月21日(土)、NTTジャパンラグビー リーグワン2024-2025シーズンが開幕。トップカテゴリのディビジョン1では開幕節から見ごたえある対戦が続き、開幕を待ちわびた多くのラグビーファンがスタジアムで熱狂した。

味の素スタジアムで行われた、昨シーズン2位の”埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)”と同3位の“東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)”の開幕戦では、2万人を超える観客を前に、埼玉WKが重量級選手たちの突破を起点にトライを挙げれば、東京SGもモールでトライを挙げる得意の攻撃を見せる。

互角の戦いが続くも好機を活かした埼玉WKが優位に-JournalーONE撮影

日産スタジアムで行われた、昨シーズン王者の“東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)”と同4位の“横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)”の開幕戦では、攻守の早い切り替えと正確無比なキックで勢いに乗る横浜Eと、一瞬の隙を見逃さず怒涛の攻撃を見せるBL東京のゲームメイクに、寒空を吹き飛ばすような熱気に沸いた。

50mを独走したフリゼル(BL東芝)の力強いラン-Journal-ONE撮影

開幕戦を制した「王者対決」を楽しみに

開幕戦を制した埼玉WKのホームスタジアム”熊谷スポーツ文化公園”には、地元開幕戦を待ちわびた10,464人のファンが詰めかけた。

上越新幹線とJR高崎線、秩父鉄道が乗り入れる熊谷駅から少し距離のある熊谷スポーツ文化公園だが、埼玉WKの試合が行われる日には、臨時バスがピストン輸送で運行されているためアクセスに困ることはない。電動アシスト付き自転車のレンタルもあるため、駅からラグビー場までほぼ直線上に伸びる幹線道を軽快にサイクリングしながらラグビー観戦に向かうこともできる。

埼玉WKのホーム・熊谷ラグビー場-Journal-ONE撮影

2022シーズン以来の頂点に向けて好発進した埼玉WKが地元・熊谷で迎え撃つのは、2022∸2023シーズン王者の“クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(以下、S東京ベイ)”。国立競技場で開催されたその決勝戦、最後の最後まで接戦を演じた埼玉WKにとっては「因縁の相手」。

見事な逆転勝ちで開幕を制したS東京ベイ

埼玉WKと同様、秩父宮ラグビー場で行われた開幕戦を白星で飾ったS東京ベイ。”ラグビーワールドカップ(以下、ラグビーW杯)2023”で日本代表のキャプテンを務めた姫野和樹選手に、日本代表の司令塔・松田力也選手、さらにはオールブラックス(ニュージーランド代表)のスクラムハーフ(SH)Aaron Smith(アーロン・スミス)選手といった世界トップクラスの選手が集まる”トヨタヴェルブリッツ(以下、トヨタV)”を相手に、Bernard Foley(バーナード・フォーリー)選手のサヨナラドロップゴールで劇的な勝利を挙げた。

フォーリー(S東京ベイ)のキックで開幕戦勝利-Journal-ONE撮影

2027年、オーストラリアで開催されるラグビーW杯で悲願のベスト4入りを目指す新生・エディージャパンが始動した今夏。藤原忍選手、Opeti Helu(オペティ・ヘル)選手、為房慶次朗選手、Faulua Makisi(ファウルア・マキシ)選手がメンバーとしてされ、世界の強豪を相手に国際試合で経験を積んだ。代表のキャプテンとして召集された立川理道選手が、フランス代表戦後半途中に負傷した影響が心配だが、“エディ・代表組”がチームに良い影響を与え2年ぶりのプレーオフ進出に意気上がる。

しかし、前半10-20のビハインドからこの逆転劇を演じた本当の立役者は、後半7分に投入された「ボムスコッド(爆弾処理班)」の活躍であった。ボムスコッドとは、日本で開催されたラグビーW杯2019を制した南アフリカ代表のRassie Erasmus(ラシー・エラスムス)ヘッドコーチ(HC)が自らのリザーブ陣に付けた名称。強力なフォワード(FW)の控えを中心に後半投入し、南アフリカ特有の力強いラグビーを試合終盤まで見せて勝利を手繰り寄せた。

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