アメリカンフットボール  超電導リニア試乗 アイビーリーグ Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影
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アメリカの4大スポーツのひとつ “アメリカンフットボール”。

その最高峰プロリーグのNFL(National Football League)は、全米で最も興行収入の高いプロスポーツと言われ、そのNFLに多くの選手を輩出するアメリカの大学が参加して行われる “カレッジフットボール(College football)” も、NFLと同じくテレビなどで放映される程人気があるんです。

今回、そのカレッジフットボールの名門であるアイビーリーグの選抜チームが、日本の社会人アメリカンフットボール・Xリーグの選抜チームと「Japan U.S. DREAM BOWL 2023」で対戦することになり、51名の選手(とスタッフ)が来日したのです!アメリカンフットボール Japan U.S. DREAM BOWL 2023 アイビー・リーグ(Ivy League)のオールスターチーム-Journal-ONE撮影

Journal-ONEは、アイビーリーグ選抜チームに密着取材!

「Japan U.S. DREAM BOWL 2023」はもちろん、練習や滞在中にびっしり詰まった様々な交流イベントにおける、選手たちの素顔を紹介。スポーツを通じ、多くの日本人と育んだ心温まる日米交流の模様をレポートします。

来日3日目のこの日も、午前中のハードワークをこなした選手たち。

日本の環境にも慣れてきたのか、ポジション別の練習に加えてセットプレーなどの試合を想定した実戦練習が増えてきました。いよいよエンジンが掛かってきたようですね。アメリカンフットボール 超電導リニア試乗 アイビーリーグ Jack Bill Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

アイビーリーグの選手たちを見て思うことは、“心からスポーツを楽しんでいる” ということ。選手たちはもちろん、コーチ陣とも常に笑顔でコミュニケーションを取っています。

楽しそうにハードワークに取り組む姿は、日本の様々なスポーツの練習風景でも余り観ることの出来ない光景。“歯を食いしばる場面” と “笑顔溢れる場面” が混在する練習風景は、観ているだけでもすがすがしい気持ちになりますね。アメリカンフットボール  超電導リニア試乗 アイビーリーグ Joe Kelly Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

練習場である神奈川県川崎市を離れ、選手たちが向かったのは “山梨リニア実験線” です!

今日の午後は、日本の最先端技術に触れるイベントが待っていました。東海旅客鉄道(JR東海)が、東京・名古屋間の開業を目指して建設中の中央新幹線を走行する、超電導リニア車両の実験基地です。アメリカンフットボール 超電導リニア試乗 アイビーリーグ Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

山梨リニア実験線(JR東海)(写真提供:JR東海)

来日初日、鎌倉で日本の歴史に触れるイベントに参加した際にも、「今回の来日で最も楽しみにしているイベント。」とプリンストン大学 (Princeton University)から選出されたパンター(P)のウィル・パワーズ(Will Powers)選手と、ジェームズ・スタッグ(James Stagg)選手が話していたとおり、バスを降りた選手たちはワクワクした表情で施設に入っていきます。アメリカンフットボール 超電導リニア試乗 アイビーリーグ Allen Smith Japan U.S. M - Journal-ONE撮影

ホールでの説明に先立ち、JR東海の副社長・中村 明彦さんが歓迎のご挨拶です。

アメリカンフットボールの強豪・京都大学でアメリカンフットボールをしていた中村さん。自己紹介で「Japan U.S. DREAM BOWL 2023」を主催する一般社団法人 日本社会人アメリカンフットボール協会の理事長・深堀 理一郎さんとのご縁を紹介します。後輩の中村さんが、先輩である深堀さんとのエピソードを紹介すると、選手たちも笑顔になりました。日本で一緒にアメリカンフットボールをプレーしていた選手同士のご縁によって、アメリカの大学生が日本の最先端の技術を体験出来る機会が生まれる。スポーツが持つ絆って素晴らしいですね。アメリカンフットボール Japan U.S. Dream Ball で来日したアイビーリーグ選抜の超電導リニア試乗を歓迎するJR東海 中村明彦副社長  - Journal-ONE撮影

JR東海・中村副社長とNFA・深堀理一郎理事長(アメフト・アイビーリーグ選抜の超電導リニア視察にて)- Journal-ONE撮影

続いて、超電導リニアについて書かれたパンフレットと、英語通訳のイヤホンを装着した選手たち。これから乗車する超電導リニアの仕組みや技術開発の道のりについての説明に熱心に聞き入っています。

イェール大学、ハーバード大学、ペンシルベニア大学、コロンビア大学、プリンストン大学、ブラウン大学、コーネル大学。ダートマス大学・・・ 日本人でも一度は耳にしたことのある世界的に学問で有名な大学ばかりの選手たち。

スカラシップといわれるスポーツ奨学金の授与がないアイビーリーグは、学業もトップレベルでなければ、プレーすることの出来ないリーグなんです!

文武両道、聡明で紳士的なアイビーリーグの選手たちは、熱心に超電導リニアの歴史や走行の仕組みにも興味津々。説明が終わった後も。JR東海の技術開発者に色々な質問を投げかけていました。アメリカンフットボール  超電導リニア試乗 アイビーリーグ Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

アイビーリーグ選抜ご一行は、スタッフを含めて総勢80名近くの大所帯。ガラス越しに実車を間近で見ることの出来る見学コーナーや、時速500Km(時速311マイル)で疾走するリニアを見ることの出来る展望室、ビデオによる超電導リニアの講義も入れ込んで超電導リニアを体験する見どころいっぱいのメニューです。選手たちは順番に回っては、スマホを掲げて動画や写真を撮りまくっています!アメリカンフットボール 超電導リニア試乗 アイビーリーグ Jake Guidone Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

特に、見学コーナーではガラスに額を付けて車両を丹念に見つめる選手たちの嬉しそうな笑顔は、本当に無邪気な少年みたいです。「この写真、後でシェアして下さい。超電導リニアと一緒に写った写真は、きっと一番のお気に入りになるはずだから!」と、プリンストン大学 (Princeton University)から選出されたディフェンシブライン(DL)のマイケル・アゼベド(Michael Azevedo)選手も本当に嬉しそうです。アメリカンフットボール 超電導リニア試乗 アイビーリーグ Camden  Gagnon Michael Azevedo Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

選手たちに負けず、コーチ陣も超電導リニアの見学を楽しんでいるようです。車体の超電導リニア・ロゴマークをバックに記念撮影をする今回の選抜チームを率いるアル・バグノーリ(Al Bagnoli)ヘッドコーチの笑顔!とても素敵な一枚です。アメリカンフットボール 超電導リニア試乗 アイビーリーグ Al Bagnoli Japan U.S. Dream Ball - Journal-ONE撮影

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