四国を元気に!プロジェクト しまなみ絶景サイクリング

四国を元気に!プロジェクト しまなみ絶景サイクリング

Football Japan U.S. Dream Bowl アイビーリーグ選抜チーム-Journal-ONE撮影
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アメリカの4大スポーツのひとつ “アメリカンフットボール”。

最高峰プロリーグのNFL(National Football League)は、全米で最も興行収入の高いプロスポーツと言われ、その優勝決定戦のスーパーボウル(Super Bowl)において「観戦チケットが4,500ドルから!」とか、「テレビCMの広告枠が30秒で約7億円!」といったニュースが日本でも報じられるほどです。

また、アメリカではプロリーグはもちろん、高校や大学でもその人気は絶大!特にアメリカの大学が参加して行われる “カレッジフットボール(College football)” は、NFLと同じくテレビなどで放映される程の人気なんです。アメリカンフットボール Japan U.S. DREAM BOWL 2023 アイビー・リーグ(Ivy League)のオールスターチーム QB Ben Mays-Journal-ONE撮影

フットボール人気(アメリカでは、アメリカンフットボールではなくフットボールと言う)の象徴とも言えるカレッジフットボールは、アメリカ国内ではMLBやNBAと並ぶ人気を誇ります。4大プロスポーツリーグのチームがない州や都市では、スポーツ=カレッジフットボールといっても良いくらいに熱狂するスポーツです。

各大学のキャンパスには、観客席付きの立派な専用スタジアムがあり、試合のたびに多くの観客が詰めかけてスポーツ観戦を楽しんでいます。正に地域に根付いたビッグなスポーツイベントですね。アメリカンフットボール Japan U.S. DREAM BOWL 2023 アイビー・リーグ(Ivy League)のオールスターチーム-Journal-ONE撮影

そのカレッジフットボールでも歴史と人気のあるアイビーリーグ(Ivy League)のオールスターチームが来日しました!

来る、2023年1月22日に、日本の社会人アメリカンフットボール・Xリーグが選抜チームを編成し、米国のアイビーリーグ選抜チームと対戦する「Japan U.S. DREAM BOWL 2023」に参加するため、51名の選手(とスタッフ)が来日したのです!

Journal-ONEは、アイビーリーグ選抜に密着取材!

試合はもちろん、選手やスタッフの皆さんの素顔や、日本の歴史文化、最先端技術の体験や、学生との国際交流を通して、アメリカンフットボールが繋ぐ日米の絆を紹介していこうと思います。

早速、初日の練習を取材するために神奈川県川崎市の富士通FRONTIERS Fieldにやって来ました。急に寒さが増して小雨も降る中、前日の夜遅くに羽田空港に到着した選手たちのコンディションが心配です。

身を震わせながら選手たちを待っていると・・・ 早速やって来たのは、今回最多の選手を選抜したコロンビア大学(Columbia University)のキッカー(K)・アレックス・フェルキンス(Alex Felkins)選手と、ロングスナッパー(LS)のパーカー・レフトン(Parker Lefton)選手です。

着替える前に先ずはフィールドのコンディションを確認しに来た2人。芝の具合や練習器具の確認をしているようです。「移動の疲れはないですよ。」「日本に来ることができて本当にワクワクしています。」と笑顔で撮影に応じてくれました。アメリカンフットボール Japan U.S. DREAM BOWL 2023 アイビー・リーグ(Ivy League)のオールスターチーム K  Alex Felkins,LS Parker Lefton-Journal-ONE撮影

徐々に選手が集まり始めました。今回の選抜チームを率いるアル・バグノーリ(Al Bagnoli)ヘッドコーチにご挨拶です。

「日米の多くの関係者の皆さんのご尽力で、日本でプレーできる素晴らしい機会をいただいたことに先ずは感謝したい。」とバグノーリHC。「私を含めた約50名の学生選手たちと、約20名のスタッフは本当に良い経験をさせてもらえる。昨夜遅くに日本に到着して翌朝の練習だから、選手たちのコンディションが心配ですが・・・ 日本の文化や歴史に触れ、日本人の皆さんと交流することも重要なミッション。この取り組みが続いていくよう、良い成果を残せるように頑張ります。」と、本当に日本でプレーすることを喜んでいました。

「来日は・・・たしか2006年以来だったかな? 久しぶりの日本を楽しみたいですね。」とバグノーリHCはロングフライトの疲れも見せず、笑顔で話してくれました。アメリカンフットボール Japan U.S. DREAM BOWL 2023 アイビー・リーグ(Ivy League)のオールスターチーム Al Bagnoliヘッドコーチ-Journal-ONE撮影

選手たちが集まり、全員でストレッチを行った後は、ポジションに分かれての練習に入ります。数カ所に分かれてそれぞれに練習する様子は、1月3日に行われたアメリカンフットボールの日本一を決定する選手権試合「ライスボウル」でも紹介しましたが、他のスポーツではなかなか見ることのできない光景です。アメリカンフットボール Japan U.S. DREAM BOWL 2023 アイビー・リーグ(Ivy League)のオールスターチーム DL James Stagg, Michael Azevedo-Journal-ONE撮影

「それが、アメリカンフットボールの魅力のひとつでもあるんですよ。」と教えてくれたのは、高本 史章さん。高本さんは、Japan U.S. DREAM BOWL 2023を主催する一般社団法人 日本社会人アメリカンフットボール協会の副部長です。「フィジカルの全てが優れていないと活躍できないスポーツとは異なり、走るのが得意、投げるのが得意、蹴るのが得意など、専門的なプレーを集結させてチームを勝利に導いていくというスポーツなんですよ。」

なるほど!自分の得意な部分を活かして、誰もが参加できるスポーツであるアメリカンフットボール。多様性のある競技特長が、全米屈指の人気スポーツである理由なのかもしれませんね。

アメリカ北東部にある名門の私立大学8校から選抜されたIvy League All-Star Team。カレッジフットボールNCAA Division IのFCS(フットボール・チャンピオンシップ・サブディビジョン)に所属するアイビー・リーグは、NFLで活躍する選手や歴代大統領などの著名人を多数輩出している超名門校ばかり!

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