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素敵な観光地に滞在するならば、町の息遣いを感じるホテルに泊まりたいですね。

忍者の里・伊賀上野には、そんな望みを叶えてくれるホテルがあります。2020年11月にオープンした「NIPPONIA HOTEL伊賀上野 城下町」です。

 

歴史ある3棟の邸宅を改装した分散型のホテルで、今回は料理旅館として栄えた、文化財の旧栄楽館であるフロント棟のKANMURI棟にお邪魔しました。

入口の暖簾をくぐると、素晴らしい日本庭園が旅の疲れを癒やしてくれます。

「このお庭も、建物も、出来るだけそのままの状態で改装しています。ですからお部屋の雰囲気も同じものが無いのです。」と、支配人の説明を聞きながら日本庭園をゆっくりと眺めてお部屋へ。

メゾネットタイプの純和室造りですが、大きなベッドや中庭を眺める廊下もあるとても居心地の良いお部屋でした。お風呂には檜を使った浴槽があり、木の香りでとてもリラックスできました。

朝食はレストラン棟で、地元の新鮮な食材を沢山使った和食です。

土鍋で炊いた伊賀のお米に、綺麗な小皿に何種類もおかずが分けられていて、本当に素晴らしい朝食です。ビーガンやベジタリアン向けにもアレンジしてもらえるのも嬉しいサービスです。

チェックアウトに対応してくれたスタッフさんと記念撮影。

「私は地元・伊賀の出身で、このホテルのオープンにとても魅力を感じて就職しました。地元の素晴らしい歴史ある建物で働けることはとても嬉しいです。」と笑顔で見送ってくれました。

伊賀上野の中心から歩いて直ぐの立地で、観光や町歩きに最適です。

特別な体験をしたいならば、このホテルはその願いに十分なハードとソフトを備えていること間違いなしですよ。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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