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高野山へ参詣するため、僧侶や参詣者が宿泊するお寺を宿坊と呼びます。

1200年を越える歴史ある寺院・恵光院は、私たちのような観光客でも泊まり、日本仏教の一部を体験することが出来る魅力的な宿坊です。

「創建時は多くの方々を供養する寺院でしたが、江戸時代に将軍の命令で名前を変えて皆さまの願いを祈祷するなど、長い歴史の中で様々な役割を果たしてきました。今も時代に合わせた快適な設備を取り入れ、常におもてなしの心で皆さまをお迎えしております。」

と爽やかな笑顔で近藤説秀ご住職がお話ししてくれました。

14:00~19:00のチェックインとなるカウンター前には、自由に使えるロビーが有り、パソコンとプリンター、そしてコーヒーサーバーが自由に使えます。

素敵な中庭を眺めてくつろげるスペースや縁側も有るため、何日も滞在してこころゆくまで日本仏教の聖地を見て回る拠点となります。

バス、トイレ付きで1~3人でも泊まれるお部屋から、大浴場を楽しむコンパクトな1~2人利用のお部屋まで、滞在者のニーズに合ったお部屋を選べます。

夜と朝に頂ける精進料理は、ビーガンでも安心して食べることの出来る野菜や豆類、山菜などを用いた、見た目も美しく、心にも身体にもやさしい和食。沢山の小鉢に盛られた色鮮やかな料理を、目でも楽しみながらお腹いっぱい食べることが出来ます。

僧侶の皆さんは丁寧で優しい方ばかりで、英語も堪能です。

日本人にとっては改めて仏教の尊さを思い知る機会になりますし、外国人には日本仏教の聖地を分かりやすく体験できる素晴らしい寺院です。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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