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Journal-ONE | JDリーグ 第12節 ビックカメラ高崎ビークイーン vs NECプラットフォームズレッドファルコンズ 完封勝利の勝股美咲(ビック)-Journal-ONE撮影
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いよいよ大詰め!東地区の激しいV争い

女子ソフトボール “ニトリJDリーグ” の第12節。群馬県高崎市にある宇津木スタジアムで行われた “ビックカメラ高崎ビークイーン”  と ”NECプラットフォームズレッドファルコンズ” の一戦。

現在、東地区2位に付けるビックカメラ高崎は現在17勝6敗1分。首位を走る “日立サンディーバ” とのゲーム差は僅か1.0ゲーム差だ。東地区3年連続となる逆転Vへ向け、残り5試合ひとつも負けられない。

JDリーグ | ビックカメラ高崎vsNECプラットフォームズ マウンドに集まるビックナインー JournalーONE撮影

マウンドに集まるビックカメラ高崎ナインーJournalーONE撮影

また、日本一決定ノックアウトラウンド “ダイヤモンドシリーズ” へ進出するため、地区優勝が大きなアドバンテージになるJDリーグ。プレーオフ2ndステージからダイヤモンドシリーズ準決勝出場を目指さなければならない地区2位と、無条件で準決勝へ出場できる地区優勝では、掛かるプレッシャーが大きく異なる。

群馬県高崎市の宇津木スタジアムで行われたホーム最終節の初戦は、霧雨が降る肌寒い金曜日のナイトゲーム。この大一番での先発を任されたのは “推しのソ勝股 美咲投手だ。前週、佐賀県で開催された “国民スポーツ大会(旧・国民体育大会)” ソフトボール・成年女子の部において群馬県代表として出場した勝股投手。準決勝と決勝で2試合連続の完封勝利をやってのけ、群馬県を2年ぶり24回目の優勝に導いた。

JDリーグ | ビックカメラ高崎vsNECプラットフォームズ ビックカメラ先発の勝股美咲ーJournalーONE撮影

スポ大優勝の立役者・勝股美咲(ビックカメラ高崎)ーJournalーONE撮影

立ちはだかる強豪撃破の難敵

対戦相手の “NECプラットフォームズレッドファルコンズ” は現在、8勝16敗の東地区6位。首位の日立とは10.5ゲーム差と優勝争いからは脱落したものの、後半戦に入ってからは西地区3年連続優勝を決めた “トヨタレッドテリアーズ”  にリーグ戦初黒星を付けるなど好調。

目標とする5位の “デンソーブライトペガサス” に1.5ゲーム差と肉薄し、翌週の最終節では地元・静岡県掛川市での戦いが待っているNECプラットフォームズの選手たちのモチベーションは高い。

JDリーグ | ビックカメラ高崎vsNECプラットフォームズ マウンドでハイタッチするNEC内野陣ーJournalーONE撮影

マウンドでハイタッチするNEC内野陣ーJournalーONE撮影

残り5試合で、この日のビックカメラ高崎に加え、東地区3位の “戸田中央メディックス埼玉“、同4位の “ホンダリヴェルタ” とプレーオフ進出を狙う上位陣との戦いが続くNECレッドファルコンズ。東地区優勝争いというフィナーレにおいて、重要なキャストとなっている。

過去の対戦でも、ビックカメラ高崎に1-2、3ー4と接戦を演じているだけに、この試合も接戦が予想される。そのNECプラットフォームズは、”推しのソ” のエース左腕・大塲 亜莉菜投手を立てて必勝を期す。”推しのソ” の好投手同士が先発したこの試合は、戦前の予想通り一点を争う接戦となった。

JDリーグ | ビックカメラ高崎vsNECプラットフォームズ NEC先発の大塲亜莉菜ーJournalーONE撮影

NECプラットフォームズ先発の大塲亜莉菜ーJournalーONE撮影

リードオフマンが試合を動かす

試合は初回から、両チームのリードオフマンが魅せる。

先ずは1回表、先頭の竹内 みのり選手がライト前に鋭い安打を放ち、無死一塁と先制の足掛かりを作ると、続く2番の辻野 こころ選手が犠打で得点圏に走者を進める。いきなりの先制のチャンスに、NECプラットフォームズの応援団から大きな歓声があがった。

JDリーグ | ビックカメラ高崎vsNECプラットフォームズ 先頭打者安打を放つ竹内みのり(NEC)ーJournalーONE撮影

先頭打者安打を放つ竹内みのり(NEC)ーJournalーONE撮影

前節で見事な勝ち越し本塁打を放っている、3番の “推しのソ清原 奈侑選手、4番の諏訪 いろは選手と中軸を迎えた勝股投手だったが、NECプラットフォームズの得点源をしっかりと抑えてペースを掴んでいく。

JDリーグ | ビックカメラ高崎vsNECプラットフォームズ 先頭打者安打を放つ藤田倭(ビックカメラ高崎)ーJournalーONE撮影

ビックカメラ高崎の藤田倭も先頭打者安打でチャンスメイクーJournalーONE撮影

一方のビックカメラ高崎も、先頭の藤田 倭選手が中前安打で出塁して先制点のチャンスを作る。こちらも1死から盗塁で得点圏に走者を進めたものの、大塲投手は3番・”推しのソ工藤 環奈選手、4番・内藤 実穂選手にヒットを許さず無失点で切り抜けた。

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