アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

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昨シーズンの4強が開幕から火花を散らす

2024年12月21日(土)、待ちに待った2024-2025が開幕したNTTジャパンラグビー リーグワン。

トップカテゴリのディビジョン1では、開幕節から注目のカードが目白押し。21日に東京都調布市の”味の素スタジアム”で行われた試合は、昨シーズン3位の“東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)”が、昨シーズンのリーグ戦を首位通過しながらプレーオフで惜しくも準優勝となった”埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)”を迎え、見応えある開幕試合で会場を盛り上げた。

22871人が詰めかけた日産スタジアム-Journal-ONE撮影

翌12月22日(日)は、いよいよ昨シーズン王者の“東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)”が、神奈川県横浜市の“日産スタジアム(横浜国際総合競技場)”に乗り込み、昨シーズン4位の“横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)”との開幕戦に臨む。開幕節の好ゲームを観戦しようと22,871人のファンが集まり、スタンドは両チームがチームカラーとする赤一色に染まり、ラグビーシーズン到来への期待の高さが見て取れる。

日産スタジアムへは座席に近い駅を選んで

開幕節の好カードをさらに盛り上げるのは、ラグビーW杯2019日本大会の決勝戦が行われた日産スタジアムだ。観客収容能力72,327人を誇る日本最大規模の屋外多目的競技場である日産スタジアムは、横浜Eと共にサッカーJリーグの横浜F・マリノスがホームスタジアムとして使用する。また、有名アーティストたちがこぞってライブを行うなど、横浜市民が誇る街のランドマークだ。

東海道新幹線が停車する新横浜駅から徒歩15分、JR横浜線・小机駅から徒歩約9分とアクセス抜群。ただし注意が必要なのは「座席の位置」だ。バックスタンド側であれば新横浜駅から、正面スタンドであれば小机駅からと、観戦前にチケットを確認することをオススメする。

プレーオフ決勝の舞台へ虎視眈々と横浜E

ここ2シーズン続けてリーグ戦4位と、安定した強さを見せているのが横浜E。しかし、2022-2023シーズンプレーオフSemifinalでは後半、埼玉WKのプレッシャーに大差を付けられて敗戦。捲土重来を期して臨んだ2023-2024シーズンプレーオフSemifinalは後半途中までリードを奪うも、またもや埼玉WKの電光石火の攻撃に逆転を許し、惜しくも決勝進出の夢を絶たれている。

今シーズンは、ここまでチームを支えてきた主力選手が残り、成熟したチーム力は健在。“ラグビーワールドカップ2023(ラグビーW杯2023)”で南アフリカを優勝に導いたスクラムハーフ(SH)のFaf de Klerk(ファフ・デ・クラーク)選手、ラグビーW杯2015と2019に出場した南アフリカ代表のセンター(CTB)Jesse Kriel(ジェシー・クリエル)選手、そしてラグビーW杯2019での日本代表躍進の立役者であるスタンドオフ(SO)の田村優選手といったビッグネームもこの開幕戦から元気な姿を見せている。

南アフリカ代表コンビのジェシー・クリエル(左)とファフ・デ・クラーク-Journal-ONE撮影

ラグビーW杯2023で日本代表として活躍した小倉順平選手も、この開幕戦がジャパンラグビー トップリーグを含めた通算100キャップ目のメモリアルマッチ。チーム初のプレーオフFinal進出に向けて、是が非でもこのホームゲームを勝ちきって勢いに乗りたいところだ。

圧倒的なリーダーシップでチームを指揮する田村優(横浜E)-Journal-ONE撮影

リーグワン初の連覇へ視界良好のBL東京

昨シーズン、リーグ戦2位ながらもプレーオフを制して14シーズンぶりの日本一に輝いたBL東京。こちらも昨シーズンからの大幅なメンバー変更は無く、安定した戦力と成熟したチーム力でリーグワン初の連覇を狙う。

連覇に欠かせないのはやはり、昨年加入した超スタープレーヤーのSO・Richie Mo’unga(リッチー・モウンガ)選手だ。ラグビーW杯2023ではオールブラックス(ニュージーランド代表)のSOとして決勝までの7試合全てで活躍。スーパーラグビーの常勝クラブであるクルセイダーズでも、絶対的な司令塔としてチームを7連覇に導いた「世界No1のSO」として世界中のラグビーファンにその名を轟かせている。

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