ラグビー日本代表 33名が決まり東京。丸の内での壮行会に臨むジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、姫野和樹主将ら-Journal-ONE撮影
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ラグビー日本代表 運命のメンバー発表

8月15日の朝10時前。台風7号の近畿地方直撃が迫る中、東京新宿区にある “ヒルトン東京” 4階・菊の間に集まったのは、テレビカメラ、各メディア記者など200名近くの報道関係者。

来る9月8日に開幕する “ラグビーワールドカップ フランス大会” に臨む、ラグビー日本代表33人のメンバーが発表されるとあり、その注目度の高さが覗えます。ラグビー日本代表 33名が決まり新宿 ヒルトン東京での会見会場に設置されたオフィシャルボール-Journal-ONE撮影

まだ記憶に新しい、2019年のラグビーワールドカップ日本大会で初のベスト8入りを果たした日本代表。“ONE TEAM(ワンチーム)” という日本代表のスローガンがその年の “新語・流行語大賞” に輝くなど、日本中にラグビーブームを巻き起こしてから4年。

その当時活躍した、リーチ マイケル選手(東芝ブレイブルーパス東京)、堀江 翔太選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、姫野 和樹選手(トヨタヴェルブリッツ)らが選ばれる見通しですが、果たしてどうなるのか!

緊張感に包まれた運命のメンバー発表

アナウンスに紹介され壇上に姿を現わしたのは、日本ラグビーフットボール協会の土田 雅人会長、藤井雄一郎15人制日本代表ナショナルチームディレクター、そしてJamie JOSEPH(ジェイミー・ジョセフ)ヘッドコーチ。やや強ばった表情を見せる3人を見て、会場にいる報道陣も更に緊張感が高まっています。ラグビー日本代表 33名が決まり新宿 ヒルトン東京での会見会場に並んだジェイミー・ジョセフヘッドコーチ、土田日本ラグビー協会会長、藤井日本代表ディレクター-Journal-ONE撮影

発表を前に、土田会長は「ハイパフォーマンスユニオンとして認められるようになった現在、ワールドカップでの日本代表のプレーは、国内だけでなく世界からも注目が集まるようになった。ワールドカップメンバーは、日本代表としての自覚、桜のジャージーへの誇りを持って世界の頂に挑戦してくれると思う。8年間一緒にやってきたジェイミーを信じ、国内での強化試合が(1勝5敗と)厳しい結果に終わったとなったが、一生懸命やってきた選手たちを信じている。前回大会を上回る結果を期待して、協会としても全力でサポートしていきたい。」と、これから発表される日本代表に揺るぎない信頼と勝利への自信の溢れるコメントで会見をスタートさせました。ラグビー日本代表 33名が決まり新宿 ヒルトン東京での会見会場で挨拶する土田日本ラグビー協会会長-Journal-ONE撮影

続いて、藤井ディレクターがマイクを取ります。いよいよ運命の33名の発表です!

「前回のワールドカップ2019が終わってから長い道のりだった。コロナ禍で翻弄されながらも選手たちは切磋琢磨して、ここまでたどり着いた。その中で、選ばれた選手が選ばれなかった選手の分まで、日の丸を背負って戦ってくれると思う。それに見合う選手が選ばれている。」と前置きした後、やや早口で淡々とメンバーを順番に読み上げる藤井ヘッドコーチ。メモが追いつかない記者たちにメンバーを記載した紙が配られます。ラグビー日本代表 33名が決まり新宿 ヒルトン東京での会見会場でメンバーを発表する藤井雄一郎15人制日本代表ナショナルチームディレクター-Journal-ONE撮影

発表された日本代表メンバー

先ずはフォワード。プロップには、稲垣 啓太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、クレイグ・ミラー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、シオネ・ハラシリ(横浜キヤノンイーグルス)、具 智元(コベルコ神戸スティーラーズ)、垣永 真之介(東京サントリーサンゴリアス)、ヴァル アサエリ愛(埼玉パナソニックワイルドナイツ)の6名が選出。ラグビーワールドカップ日本代表メンバーに選出された "笑わない男" 稲垣啓太選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)-Journal-ONE撮影

フッカーには、堀江 翔太(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、坂手 淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、堀越 康介(東京サントリーサンゴリアス)が名を連ねます。

ロックは、ジェームス・ムーア(浦安D-Rocks)と、フランカーでもあるジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)。

フランカーは、ベン・ガンダー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、姫野 和樹(トヨタヴェルブリッツ)、福井 翔大(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、リーチマイケル(東芝ブレイブルーパス東京)の4名。フォワード陣は、合計で15名となりました。ラグビーワールドカップ日本代表メンバーに初選出された 福井翔大選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)-Journal-ONE撮影

続いてバックス。スクラムハーフは。齋藤 直人(東京サントリーサンゴリアス)、流 大(東京サントリーサンゴリアス)、福田 健太(トヨタヴェルブリッツ)が順当に選ばれ、スタンドオフには、フルバックでもプレーできる小倉 順平(横浜キヤノンイーグルス)と、李 承信(コベルコ神戸スティーラーズ)、松田 力也(埼玉パナソニックワイルドナイツ)の3名が並びます。ラグビーワールドカップ日本代表メンバーに初選出された 李承信選手(コベルコ神戸スティーラーズ)-Journal-ONE撮影

センターには、リーグワン新人王の長田 智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)に中野 将伍(東京サントリーサンゴリアス)、中村 亮土(東京サントリーサンゴリアス)、ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)の4名。ラグビーワールドカップ日本代表メンバーに初選出された長田智希選手(埼玉パナソニックワイルドナイツ)-Journal-ONE撮影

ウイングには、ジョゼ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)、シオサイア・フィフィタ(花園近鉄ライナーズ)、セミシ・マシレワ(花園近鉄ライナーズ)、レメキ ロマノ ラヴァ(NECグリーンロケッツ東葛)と、フルバックの松島 幸太朗(東京サントリーサンゴリアス)が選ばれ、こちらも合計で15名…と、3名少ない30名のメンバーの発表となりました!ラグビーワールドカップ日本代表メンバーに初選出されたジョゼ・ナイカブラ選手(東芝ブレイブルーパス東京)-Journal-ONE撮影

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