取材・文:
Journal ONE(編集部)

日本の仏教寺院では様々な修行が日々行われていますが、早朝にご本尊に向かい、お経を読むことから一日が始まります。この仏様の前でお経を読むお勤めを、勤行(ごんぎょう)と言います。

恵光院では、毎朝6時30分(冬期は7時)に、本堂にて三体のご本尊(阿弥陀如来、弘法大師、不動明王)とご先祖様に向けて読経を行います。宿坊 恵光院に宿泊した人は誰でも参加することが出来ます。

まだ薄暗い早朝に本堂へ行くと、僧侶の方々が静かにロウソクに火を灯したり、お線香を焚いたりと準備をされています。私たち宿泊者は、好きな場所に座り勤行に備えます。
徐々に準備が整うと、仏様がライトアップされ朝の日差しが入り込む幻想的な空間になってきます。

僧侶の方々が中央を囲むように座られると、とても綺麗な法衣を身に纏ったご住職様が静かにお入りになり、朝の修行が始まります。
澄み切った声で、ご住職と修行僧の方々が一糸乱れずお経を読み始める雰囲気は、まるで荘厳な歌を聴いているような感覚になり、本堂は不思議な空気に包まれていきます。

途中、参加者はご本尊を拝める正面に備え付けられた、経典のある台の前まで動いて1人ずつご焼香をすることが出来ます。
また、読経が完全に終わった後は、普段入ることの出来ない仏様の目の前まで入り、一つ一つの仏様をじっくりと眺め、お祈りをすることも出来る貴重な体験が出来ます。

 

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