取材・文:
Journal ONE(編集部)

高野山の信仰の中心であり、弘法大師空海が未だ瞑想をし続けている聖地が奥之院です。
約2キロメートルある参道は、平均樹齢200~600年の大きな杉の木に囲まれ、20万基以上もの墓石や祈念碑、慰霊碑が並ぶ、スピリチュアルスポットとして知られています。

この奥之院はナイトツアーがとても人気で、英語が堪能な僧侶がライトを片手に約2キロある道のりの見るべき場所を丁寧に解説してくれる魅力的なツアーです。
19時に恵光院を出発する事前予約制のツアーのため、夕食は事前に摂っておくことがオススメです。

ガイドの田村暢啓さんが早速、入口の地図をライトで照らしながらこれから向かう奥之院について、分かりやすく説明をしてくれます。
仏教用語もとても分かりやすく英語で解説してくれるため、外国人の参加者はとても興味津々に耳を傾けていました。

灯籠の灯りを頼りに、高野山の歴史や石碑の仏教的意味合いなど、田村さんのガイドは参加者をどんどん引き付けて行きます。私たちも気になったことを気軽に質問できるため、仏教や高野山についての知識がとても深まりました。

翌日、今回の案内役を務めてくれた和歌山県観光連盟の渡叶恵(わたり かなえ)さんと一緒に、朝の清々しい空気の中、再び奥之院を訪れました。

夜には見ることの出来なかった大きな杉に囲まれた、緑豊かな苔が綺麗な石碑などを鳥の鳴き声と自分の足音しか聞こえない静寂な空間で目一杯楽しむことが出来ました。
弘法大師が未だに瞑想されている弘法大師御廟は、写真撮影が禁止されている聖域です。毎朝6時と10時半に食事が届けられる儀式(生身供:しょうじんぐ)が行われますので、その時間に行くこともお薦めです。

 

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