取材・文:
山崎 早紀[TOKYO2020 ソフトボール金メダリスト](日本)

皆さんこんにちは。TOKYO2020ソフトボール金メダリストの山崎早紀(トヨタ自動車)です。

TOKYO2020からちょうど一年という時期に開催される代表戦「日米対抗ソフトボール2022」を取材するため、TOKYO2020の会場となった福島県に戻ってきました!

Photo by Koji Watanabe/JOC via Getty

今回、私は選手ではなくレポーターとしての初仕事!
しかも、ソフトボールの取材だけではく、いつもソフトボールを応援して下さる福島県の観光の魅力を紹介する「アスリートが地域を応援!」と言う交流企画の取材も行いました。

試合の遠征では行くことの出来ない福島の観光地を訪問して、普段お話しできない観光事業者の皆さんとお話ししながら、オススメの観光スポットをご紹介したいと思います!

「日米対抗ソフトボール2022」のレポートも、こちらから見て下さいね。

東北新幹線で福島駅に降りて改札口を出ると目の前にかわいいピンク色の壁が!
「福島市観光案内所」では、この時期最盛期となる桃をPRしています。
駅に降りて直ぐに観光案内所があると、地元の方に今オススメの観光スポットなどを教えて頂けるので便利ですね。

その隣に同じピンク色デザインのボックスがあるカフェ「カフェ・アボカーレJR福島駅西口店」を見つけました。
何だろうと入ってみると・・・ん?ボックスの真ん中に蛇口がありますね。。。これは一体何だろう?と見ていると、店長の大和田はるみさんが「今、福島は桃の最盛期なんですよ。福島市特産の桃をいつでも味わって頂けるように通年で設置している企画なので、お隣の案内所の人を呼んできますね!」と言って係の方を呼びに行かれました。
来て頂いたのは、先程のピンクの壁の福島市案内所の横山佳代さん。
「これは、福島市産の桃を使って果樹園で製造されているジュースが蛇口から出てくるスタンドなんです!」と横山さん。その名もズバリ「蛇口から桃ジュース スタンド」。

「果樹園まで行く時間の無い観光客の方に飲んで頂きたいですね。」(横山さん)
使われている桃は、5月に市内で雹(ひょう)被害を受けた桃や、規格外で市場に出回らない桃の有効活用にもなるなんて、まさにSDGsな取り組みですね。

ちょっと早めのお昼を食べようと、大和田店長にオススメのメニューを聞いてみると、
「人気なのはパスタ。特に自慢のナポリタンは注文する方が多いです!それと、カフェなのにステーキも出していて、こちらも人気ですよ。」とのこと。
早速オススメの「自慢のナポリタン ドリンク サラダ付き880円(税込み)」と「カットステーキ130g 980円(税込み)」を注文してみました。
アボカーレさんで頂いた食レポは、こちらで詳しく紹介しています!見て下さいね。

最後は、横山さんと大和田さんとそれぞれのお店の前で記念撮影。
お二人とも、「TOKYO2020は応援に行けず残念だったけど、今直接会っておめでとうと言えて良かった。」と仰ってくれて感激しました。
福島駅からの最初の観光に、是非立ち寄ってみて下さいね。

次に紹介するのは、飯坂温泉です。
福島駅から鉄道でも車でも気軽に行ける素敵な温泉街です!
宮城県の鳴子温泉・秋保温泉と共に奥州三名湯に数えられているんです!温泉好きの私にとってはとっても魅力的ですが、温泉だけで無い楽しいスポットがいくつもあります。

温泉旅館やホテルがたくさんあるのですが、朝から気軽に入れる共同浴場が9つもあるんです。その一つ「鯖湖湯(さばこゆ)」は飯坂温泉発祥の湯とされていて、あの松尾芭蕉も浸かったと言われています。

「飯坂温泉の歴史は古く、ヤマトタケル伝説にも出てくるとても歴史ある温泉地なんですよ。松尾芭蕉も旅の途中でこの湯に入ったと言われています。」と、飯坂温泉観光協会の三浦恵子さんが教えてくれました。
え~!? 「ヤマトタケル伝説」なんて2,000年も昔の話ではないですか!と驚きながら風情ある鯖湖湯の周りを眺めていると、ハッピを着た丸っこい子が来た~!
「この子は、飯坂町のマスコットキャラクター・ゆげおです!」と三浦さんの紹介を待たずに懐いてきた!かわいい。

早速、鯖湖湯の前で記念撮影。ゆげおも一緒にオススメスポットを教えてくれることになりました。

三浦さんとゆげおに促され、鯖湖湯から3分ほど歩きますと・・・
お~!今度は立派な門構えの家が見えてきました。
「ここは、旧堀切邸と言いまして、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家なんです。県内最大で最古の土蔵・十間蔵(じゅっけんぐら)など、広大な敷地に多くの建物が保存されているんですよ。」と、案内人の会・高橋文雄さんの案内で邸内を一つ一つ散策です。
この日、旧堀切邸では「風鈴まつり」が開催されていて、十間蔵にはガラス風鈴がたくさん!とても涼しげな音色を奏でていました。
このガラス風鈴、500円で絵付け体験も出来るんです!早速挑戦してみましたが・・・デザインに悩んでしまいました。
何を絵付けしたかは、こちらで紹介しています!

お夕食は旅行の大きな楽しみの一つですよね。
お宿の工夫を凝らした旬のメニューも魅力的なのですが、今回はご当地グルメを頂きました!やって来たのは「焼肉・円盤餃子 ひたち」さん。

焼肉と餃子がメインのお店?しかも餃子が円盤?
不思議なお店の名前に惹かれて店内に入ると、やっぱり見慣れた焼き肉屋さんの上付きフードとコンロがずらりと並んでいます。
飯坂温泉観光協会の齋藤利香子さんと三浦恵子さんのご案内で、オススメのメニューを注文しました。

まん丸の大きなお皿に乗ってやって来たのは・・・これが、円盤餃子かぁ~!
本当に真っ白な円形のお皿に餃子がぎっしり!定員さんの持ったお皿はまさに円盤ですね。

「円盤餃子は、戦後の満州から引き揚げてきた人たちが闇市を始めたことから広まったと言われています。飯坂温泉が栄えた頃は、周辺にたくさんの旅館があって、仲居さんから注文が来ると焼き上がったフライパンのまま円盤餃子を配達していたのです。」と齋藤さん。

カリカリの従来皮とサクサクの薄皮の2種類があって、どちらも食べさせて頂きました!
当然、お店の名前にある焼肉も、齋藤さんのオススメで数種類を頼んで、机の上はあっという間に華やかになりました。

「お店の中を覗くと焼肉屋のコンロがあるので、円盤餃子目当ての人はみんなびっくりされていますよ。中には“餃子だけでもいいですか?”なんて聞くお客様もいるくらいです。」と双子の店主・齋藤唯人さんと齋藤早人さん。

お腹もいっぱいになった後で、お店の前で記念撮影!
「焼肉 円盤餃子 ひたち」さんの詳しいレポートは、こちらに掲載しています。是非読んで下さいね。

いよいよ飯坂温泉に入るため、今日のお宿である「吉川屋」さんにお邪魔しました。
126部屋もある大きな旅館!泊まったお部屋は、凌雲閣にある和室です。
広くて綺麗なお部屋は、12.5畳もあって窓を開けると緑いっぱいの山林が目に飛び込んで来ます。豊田市から来た長旅の疲れも一気に吹き飛びました!

早速、露天風呂と大浴場が連なる「さるあみの湯」へ!
凄い広い!湯船が大きい!露天風呂もどこまで行くの?と思うくらいに奥までありました。
もう一つの「かもしかの湯」も朝と夜で男女入れ替えとなるので、夜と朝に違う露天風呂を楽しめるのも良いですね!

チェックアウト時には、女将の畠ひで子さん、若女将の畠暁子さんがお見送りに来て頂きました。とっても広いロビーや、大きな吉川屋さんの建物をバックに記念撮影。
実は、会長の畠隆章さん、社長の畠正樹さんまでお見送りに来て頂いてしまい、本当に恐縮・・・
皆さん、TOKYO2020のソフトボールをとっても応援して頂いていたとのことで、何度も何度もおめでとうと仰って頂き、福島の人たちへの感謝の気持ちが更に大きくなりました。

吉川屋さんでの滞在レポートは、こちらで詳しく紹介しています。

フルーツ王国・福島では、年間様々な果物が収穫されますが、8月は桃の出荷が最盛期とのことで・・・ やっぱりフルーツ狩りは外せないイベントです!
飯坂温泉から車で数分のところにある、「まるせい果樹園」さんにお邪魔してきました。

実は私、現役時代に訪問させて頂いたことがあるんです。
ソフトボール日本代表が福島県の観光を紹介するムービーの制作でしたので、余りゆっくり見学できませんでした。なので、今回の取材はとっても楽しみ!

直売所の前は、午前中から車がいっぱい停まっていて、桃を箱で買う人たちで混み合っています!何箱も買われる様子にびっくりしていると、いらっしゃいました!全身ピンク色の作業着に身を包んだ社長の佐藤清一さんです!

ご挨拶するや否や、「金メダルおめでとう!また来てくれて有り難う!」って仰ってくれて本当に嬉しかったです!

「東京ドーム2個分の敷地に、桃やさくらんぼ、梨など多くの果物を栽培しています。特にこの時期は桃の最盛期で、毎年本当に多くのお客様が来て下さります。6月のさくらんぼも非常に賑わいましたし、9月から12月に掛けては梨、ぶどう、りんご、洋梨と多くの果物が最盛期を迎えるので、その時々の旬な果物狩りを楽しんで貰いたいですね。」
え~!桃だけで無く、1年中果物を楽しめるなんて最高です!

「今は“あかつき”と言う桃の品種が食べ頃なので、早速狩ってみましょう!」と明るく歯切れの良い佐藤さんのトークに感心しながら、桃を収穫してみました。
とっても大きな“あかつき”の収穫レポートは、こちらで詳しく紹介しています!

大きな桃を持ったまま、いよいよインスタ映え必至の「桃パフェ」を食べさせて頂くため、お隣の「農家カフェ 森のガーデン」に移動です!

「元々、この畑は打ちっ放しのゴルフ場だったんです。そのクラブハウスをカフェに改造して期間限定で営業しています。」と佐藤さん。
ゴルフ場のクラブハウスとは思えない、まさに森にあるカフェそのものです。

うわぁ~直売所も混んでいたけれど、カフェはもっと混んでいる!皆さん、SNSで話題の「桃パフェ」目当てに並んでいるのですね・・・
「桃パフェだけでも季節によって品種が変わると全く味も変わります。違う品種の桃パフェを食べるためにリピートされるお客様も多いんです。」と佐藤さん。

待つこと数分、ついに念願の桃パフェが目の前に!!
テーブルの上に置いたパフェから、とっても良い桃の香りがしますね!
肝心の桃パフェの食レポは、こちらで詳しく紹介しています。是非読んで下さいね。

佐藤さんとの素敵なトークを楽しみながら、お別れするために直売所に戻ると、お忙しいにも関わらず奥様の佐藤ゆきえさんもご挨拶に出てきてくれました。
やっぱり清一さんとペアルックの桃色の出で立ち!
ゆきえさんもTOKYO2020のソフトボールを本当に応援してくれたとのこと。「今回の日米対抗ソフトボール2022もお仕事で観戦には行けないけど、山崎さんもソフトボールもずっと応援しています!」と温かいお言葉を頂き、最後は直売店をバックにみんなで記念撮影をしました。

今回、日米対抗ソフトボール2022の取材と共に、いつもソフトボールを応援して下さる福島県の観光の魅力を紹介する「アスリートが地域を応援!」のレポートをしましたが、福島県の素敵な観光スポットを訪れる良い機会であったことは勿論、ソフトボールを応援して頂いているたくさんの観光に携わる方々にお話を伺うことが出来て、本当に良い体験となりました。

お休みの日に働く観光事業者の皆さまにとって、土日開催の多いソフトボール観戦はとても難しいかもしれませんが、温かいお言葉をたくさん掛けて頂き感謝に堪えない取材でした
私や選手達も、福島の素敵な観光地をこれからもいっぱい応援していきたいです。
ここで紹介し切れなかった、福島市飯坂温泉の詳しいレポートも、是非読んで下さいね。

 

 
 

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