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JournalーONE | 2番手として登板したパク・ミンギョン(PARK MINKYOUNG)-JournalーONE撮影
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2026年、愛知県で開催される”第20回アジア競技大会”でのメダル獲得を目指している女子ソフトボール・韓国代表チームが日本の女子ソフトボールリーグ(以下、JDリーグ)に所属をする愛媛県松山市を拠点とする伊予銀行ヴェールズとの強化合宿を行うため6月に来日しました。

JournalーONE | 女子ソフト韓国代表と伊予銀行ヴェールズの交流試合は両チーム笑顔のグッズ交換から始まった

両チーム笑顔のグッズ交換から始まった交流試合-Jouurnal-ONE撮影

韓国代表チームと伊予銀行ヴェールズの国際交流についてと、韓国選手の大阪観光に密着した記事も公開されていますので是非そちらもご覧ください。

早速ですが、みなさんは韓国のソフトボール選手は普段はどんなチームで、自国での大会はいつ行っているのかご存じですか?                                                              日本は世界最高峰のレベルであることや、チーム数が多い事で有名な選手やチームが知られていますが、一方、韓国は日本から一番近い国にも関わらず我々に届いているソフトボールの情報があまりにも少ないのが現状です。

国は違えど、高い目標を掲げて日々ソフトボールと真剣に向き合う選手たち。その環境には一体どのような違いがあるのでしょうか。                                                         私たちにとって、韓国の謎多きソフトボール事情について1つずつ解明していきたいと思います。

韓国ではどのくらいソフトボールのチームがある?

JournalーONE | 伊予銀行ヴェールズとの交流試合を前に円陣を組む女子ソフト韓国代表の選手たち

試合前に円陣を組む女子ソフト韓国代表の選手たち-Jouurnal-ONE撮影

日本の社会人ソフトボールチームは女子だけでも日本最高峰女子ソフトボールリーグ・JDリーグは16チーム、日本女子ソフトボールリーグ・JSリーグには12チームもあります。                               その他にも、全国にクラブチームがあったりと社会人になっても競技生活を長く続けられる環境が多くあります。

一方、韓国には社会人チームが3チームしかありません。そして、日本の企業チーム(実業団)とは違い、チーム拠点の各市が運営する体育チームに所属し競技をすることで給与を得ています。                               分かりやすく言うと、日本でいう”プロ”と同じシステムといえます。しかし韓国ではこのシステムが普通で”プロ”という概念はないようです。

JournalーONE | 伊予銀行ヴェールズとの交流試合を前に円陣を組む女子ソフト韓国代表の選手たち

笑顔が素敵な女子ソフト韓国代表の選手たち-JournalーONE撮影

しかし、韓国は高麗時代(918年~1392年)に中国から導入された「科挙試験」の影響が根強く残っており、今でも学歴重視の社会となっています。                                                  そんな中、スポーツを選択し代表選手になることはそう簡単ではない道です。                                    ですから、学生時代から競技を継続し、韓国代表にまで上り詰めることはとてもすごい事ですし、現地の人からすると国として選手生活を大雪にしてもらえる、まさに”エリート”という認識なんだそうです。

選手の多くは中学生時代から競技を始めたそうですが、競技人口が少ない為、部活動にも”ソフトボール部”が少なく全国の中学、高校、大学それぞれ4校ずつしかありません。部活動も日本とは違い、将来を考えて競技を継続する事を目的としています。                                                         なので、学年が上がり競技生活が長くなってくるとアスリートコースのように、将来性をもって競技に取り組んでいくようになります。   

韓国の女子社会人リーグにはどんなチームがある?

韓国代表チーム松山伊予銀行交流

試合の展開を見守る韓国ベンチーJournal-ONE撮影                                                      

韓国の社会人チームとして活動しているのは、以下の3チームになります。

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