アスリートが地元掛川を紹介! 「掛川城をバックに戦国武将の気分を味わう」遠州掛川鎧屋

アスリートが地元掛川を紹介!

Journal-ONE | 卓球Tリーグ 早田ひな(奥)、平野美宇、パリの団体銀メダルメンバーもライバル-小野寺敏明撮影
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昨シーズン、見事王者に返り咲いたが、今シーズンは琉球に移籍した篠塚 大登、ドイツに移籍した戸上 隼輔の大きな穴を、どのように埋めるのかが最大のポイント。

しかし、パリ五輪ベスト8で、昨シーズン16勝をあげたスーパーエース、リン ユンジュ(チャイニーズタイペイ)、プレーオフMVPの17歳の松島 輝空とタレントは揃っている。この2選手をいかにサポートできるか。王者としてのチーム力が試されるシーズンになりそうだ。

Journal-ONE | 卓球Tリーグ男子は木下舞スターズが優勝

昨シーズン男子は木下マイスターズが優勝-小野寺俊明撮影

女子の展望:五輪メダリストを擁する2強の対決

京都カグヤライズ(昨シーズン6位)

注目は9歳でのTリーグ史上最年少出場記録を持つ、地元京都出身、11歳の松島 美空。一昨年のデビューシーズンは、ゲームカウント2-3まで持ち込んだ奮闘も見せたが、昨シーズンは、3試合出場も1ゲームも奪えず。今シーズンは、まず1ゲーム、そして史上最年少勝利を目指す。

チームとしては、エースだった成本 綾海、世界トップのアドリアーナ ディアス(プエルトリコ)が抜けた穴をどのように埋めるか。小林 修平新監督の采配にも注目が集まる。

九州アスティーダ(昨シーズン5位)

昨シーズン、ともに6勝でチーム最多勝の出澤 杏佳、田口 瑛美子を中心に、爆発力のある野村 萌、カットマンの牛嶋 星羅に加え、ダブルスに定評のある、梅村 優香、塩見 真希が加入。実力のある社会人選手が揃い、チームの実力、安定感は増した。下位の争いから抜け出し、一気にプレーオフ進出を狙う。

トップおとめピンポンズ名古屋(昨シーズン4位)

昨シーズンのシングルス最多勝、地元名古屋出身のエース、安藤 みなみを中心に、ベストペア賞の南波 侑里香/木村 香純ペアが脇を固める。メンバーは変わらないため、プレーオフ進出には19歳の遥菜、16歳の悠菜の小塩姉妹の成長、活躍が必須となるだろう。安定感はあるので、いかに爆発力を加えられるか。若宮 三紗子監督の手腕にも期待。

Journal-ONE | 卓球 Tリーグ2023-24女子を制した日本生命レッドエルフ-小野寺俊明撮影

昨季、5度目の優勝を飾った日本生命レッドエルフ-小野寺敏明撮影

日本ペイントマレッツ(昨シーズンセミファイナル敗退)

昨シーズン、プレーオフセミファイナルで、あと1点に泣いた日本ペイントマレッツ。日本トップクラスに成長した大藤 沙月、横井 咲桜の20歳コンビは、さらにパワーアップしている。

また、世界トップのカットマンコンビ、佐藤 瞳、橋本 帆乃香は、相変わらずの安定感と強さを誇っているだけに、20歳コンビの爆発力と合わせ、チームに相乗効果を生むことができれば、十分に初優勝を狙えるだろう。

木下アビエル神奈川(昨シーズン準優勝)

レギュラーシーズン1位ながらも、プレーオフファイナルでライバル日本生命レッドエルフに敗れた昨シーズン。今シーズンもパリ五輪銀メダルメンバーの平野 美宇、張本 美和、さらに全日本ダブルス王者の「Wみゆう」こと、長﨑 美柚、木原 美悠と豪華メンバーは変わらず。

最年長が24歳の平野で、実力者ながら若いメンバーたちは、まだまだ強くなる余地があり、王座奪還あるのみ。

Journal-ONE | パリ五輪女子団体銀メダルの張本美和は木下アビエル神奈川でプレー-小野寺敏明撮影

パリ五輪女子団体銀メダルの張本美和-小野寺敏明撮影

日本生命レッドエルフ(昨シーズン優勝)

エース・早田 ひなの大活躍で、昨シーズンは見事チャンピオンに返り咲いた日本生命レッドエルフ。パリ五輪女子シングルスで銅メダルを獲得し、早田への注目がより一層集まるが、Tリーグ史上初ダブルスでプレーオフMVPに輝いた、笹尾 明日香/麻生 麗名ペアと、成長著しい20歳の赤江夏星が、いかに勝ち星を挙げられるかが、チームのカギとなるか。伝統の勝負強さを発揮し、連覇を目指す。

Journal-ONE | 卓球Tリーグ 早田ひな(奥)、平野美宇、パリの団体銀メダルメンバーもライバル-小野寺敏明撮影

早田ひな(奥)、平野美宇、パリの団体銀メダルメンバーもTリーグではライバル-小野寺敏明撮影

■記者プロフィール
照井 雄太
1986年神奈川県生まれ。滝川第二高校、筑波大学で卓球に打ち込む。卒業後は、一般企業就職後、卓球の仕事がしたいと思い、2018年10月開幕直前から卓球の「Tリーグ」に転職。Tリーグでは試合運営の他、メルマガのコラム担当し、また不定期でスポーツメディアの卓球コラムを執筆している。
アクセス
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Journal-ONE投稿記者-照井 雄太
取材・文:
照井 雄太( 日本 )
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