DP(Designated Player)とFP(Flex Player)
Designated Player(=DP)とは打撃を専門に行う選手のこと、Flex Player(=FP)は守備専門のプレイヤーのことです。
通常、試合に出場している選手は打撃も守備も行います。
しかし、守備はせずに打撃のみを行う選手の事をDP(指名選手)と言います。
そしてDPの守備の部分を担うのがFP(DPの守備者)です。
ソフトボールの試合におけるプレイヤーの人数は野球と同じ9人制ですが、DP(指名選手)を採用する場合は、1チーム10人となります。
DPを採用する場合にはルールがあります。
・ DPは打撃専門で、試合開始前に打順表に記入されていなくてはならない
・ FPは守備専門のプレイヤーで、打順表の10番目に記入される
・ DPとFPはいつでもお互いの守備および打撃・走塁を兼ねることができる
※兼ねられた方は一旦交代したことになる
※DPが守備のみを行ったり、FPが打撃のみを行うことはできない
※DPとFPは同時に攻撃することはできない
・ DPはいつでもFP以外のプレイヤーの守備を兼ねることができる
その時DPに守備を兼ねられたプレイヤー(OPO)は打撃のみを行う
・ DP、FPはいつでも控え選手と交代できる
また、スターティングメンバーのDP、FPの選手は再出場も可能
OPO(Offensive Player Only)
DPがFP以外のプレイヤーの守備を兼ねた場合にはDPが守備に入るため、その位置を守っていた打順の選手は、DPに代わって打撃専門選手(=OPO/Offensive Player Only)となります。