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競技専用車いす(通称:ラグ車)

「車いすラグビー」は数ある車いすパラスポーツの中で、唯一「ぶつかり合い」が認められています。その特性上、車椅子同士が衝突するシーンも珍しくありません。

白熱のぶつかり合いが許されるためには、競技に使われる車いすにも相応の性能が求められます。「ラグ車」と呼ばれるラグビー用の車いすには、ぶつかり合いを前提とした様々な工夫が施されています。

装甲車のような見た目で、機敏な動きを可能にするためにタイヤが八の字型に取り付けられている競技用の車いすには、大きく分けてオフェンス用の攻撃型とディフェンス用の守備型の2種類があります。

[ 攻撃型 ]
ハイポインターと呼ばれる障がいの程度が軽い選手が使う攻撃型は丸みを帯びたコンパクトな形状で、細かいターンや動きができるように小回りのきくコンパクトな作りになっているのが特徴です。

[ 守備型 ]
ローポインターと呼ばれる障がいの程度が重い選手や女性選手が使う守備型は、相手の動きをブロックする為に突き出したバンパーが特徴です。

キーエリア

車いすラグビーは、ボール保持者が乗っている車いすの前後輪4輪のうち2輪が、相手側のトライライン上に達するか通過している状態で得点となります。

車いすラグビーのキーエリアは、トライライン手前のエリアで、試合前半には相手が攻めてくることが多く、激しい攻防が繰り広げられます。キーエリアでは、ディフェンス側とオフェンス側が次のようなルールに従います。

・ディフェンス側は同時に3人までキーエリアに入ることができ、4人目が入った場合はペナルティーが課せられます。

・オフェンス側はキーエリアに10秒まで入ることができ、10秒を超えた場合は反則としてボールの所有権が相手チームに移ります。

クラシファイア

クラス分けは、クラシファイア(クラス分け委員)と呼ばれる専門知識を持つスタッフによって行われます。

国際大会でも認められる国際クラス分けを受けるには、国際連盟による教育・指導を受けた「国際クラシファイア」によって行われるクラス分けを受ける必要があります。

フォー・イン・ザ・キー・ファウル

フォー・イン・ザ・キーとは、ディフェンスのチームの選手がキーエリアに4人入ってしまうことです。ディフェンス側は同時に3人までしかキーエリアに入ることができないため、反則となります。

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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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