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JDリーグ第10節足利ラウンドでMWPに選ばれたホンダ リヴェルタのジェイリンフォード投手。棚町佳奈捕手とインタビューを受けた。ジャーナルワン撮影
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豊田織機のベンチから「抜けろ!」と叫ぶ声が出る中、ホンダのセンター・堀内 香瑚選手が背走しながら捕球。惜しくも得点できなかった豊田織機は、延長での戦いを制するために集中して守備位置に散っていった。

JDリーグ第10節足利ラウンド イニングごとに円陣を組む豊田自動織機シャイニングベガ。ジャーナルワン撮影

イニングごとに円陣を組む豊田自動織機シャイニングベガーJournal-ONE撮影

チャンスはホンダにも同じように訪れた。先頭の秋豆 朱音選手が冷静にボールを見極め四球で出塁すると、サヨナラを期待するホンダの大応援団からより大きな歓声が沸き上がる。 

ここでホンダの加藤 一秀監督も動く。8番・棚町選手に代わり代打・林 茉央選手、9番・堀内 香瑚選手に代わり代打・菱谷 香実選手と代打攻勢で2死二塁と得点圏に走者を進め、この人に勝負を託した。 

その打者は、同点本塁打を放っている1番・塚本選手。しかし、豊田織機は申告敬遠で塁を埋め、後続を抑える作戦を採るが、続く大川選手が一、二塁間を抜ける安打を放ち満塁とチャンスを繋いだ。

サヨナラの期待がかかるこの場面で打席に立つのは3番・木村 愛選手。ホンダ応援団大歓声の中、打った打球はセカンドへのゴロ。丁寧に捕球したセカンド・須藤選手が二塁へトスしてフォースアウト。この回でも決着はつかず、試合は延長タイブレークに突入することになった。

ついに決着!タイブレークでの劇的な結末 

無死二塁から始まる8回のタイブレーク。先攻の豊田織機は1番・須藤選手からの好打順だったが、犠打がサード正面に転がり、二塁走者が三塁封殺。続く2番・大平選手もピッチャーゴロで2死一塁と変わらずにクリンアップに打順が回った。

「ここで長打が出れば」という場面、マケナ選手が放った打球は一瞬固唾を飲むセンターへの大飛球だったが、あとひと伸び足りずフェンス手前でキャッチ。タイブレークの先攻を無得点で終える厳しい状況でディフェンスに向かっていった。

JDリーグ第10節足利ラウンド マケナ選手の打球はホームランにはならなかったーJournal-ONE撮影

マケナ選手の打球はホームランにはならなかったーJournal-ONE撮影

無死二塁から始まるホンダの攻撃は、4番・山口選手が申告敬遠で出塁し無死一、二塁。ここで5番・吉田選手の犠打はサード前に転がる微妙な当たり。これを捕球したサードが三塁へ送球するも、二塁走者の足がほんの少し速く野選に。

無死満塁となり、ホンダスタンドはお祭りのような盛り上がり。そして、ゲームセットの瞬間は突然やってきた。6番・渡邉 瑞貴選手に対して2-1からマックスウェル投手が投じたボールは、渡邉選手の空振りを誘いワンバウンドした後、バックネットへ転がっていく。これを見た三塁ランナーが本塁に生還し、ホンダがサヨナラ勝ちでこの戦いを制した。

JDリーグ第10節足利ラウンドでMWPに選ばれたホンダ リヴェルタのジェイリンフォード投手。棚町佳奈捕手とインタビューを受けた。ジャーナルワン撮影

MWPにはジェイリン・フォード選手が選ばれ、一緒に棚町選手もインタビューーJournal-ONE撮影

試合後、「この一戦は本当に大事だったので、信じてやるだけだったんですが結果がしっかり付いてきてよかったです」とホンダの加藤監督。

地元の声援を力に変え、同位同士の直接対決を制したホンダリヴェルタが今季14勝目。プレーオフ進出へまた一歩前進した。 

アクセス
ジェットフラワーズスタジアム
  • 東海道新幹線 東京駅ー東北新幹線(約40分)ー 小山駅 ー JR両毛線(約50分) ~ 足利駅 ~ バス(約5分)~ 市民体育館前停留所(徒歩5分)
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取材・文:
Journal ONE( 編集部 )
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